このページでは、「40代」は英語でどう言うのかという表現から、40代から英語を学び直す方法までを、順番にわかりやすくまとめます。
年齢のことが気になって、「今さら始めても遅いのでは?」と悩む方は多いです。ですが実際には、40代から英語を始めて資格を取り、仕事や暮らしを変えた人がたくさんいます。
まずは「40代」「40代前半」「40代に見える」などの基本表現を押さえ、そのあとで「40代からでも英語が間に合う理由」「具体的な勉強ステップ」「サービス選びと続けるコツ」の順に見ていきましょう。
- 「40代」「40代前半・後半」などの英語表現が正しく使える
- 40代から英語を始めても遅くない理由とリアルな成功例がわかる
- 40代のやり直し英語の進め方と、具体的な学習ステップがわかる
- 独学・オンライン英会話などの選び方と、続けるコツがつかめる
40代の英語表現まとめ
最初の章では、「40代」を中心とした年齢まわりの英語表現を整理します。
会話やメールで自分や相手の年齢を話すとき、「40s」「in my 40s」などの形がよく出てきます。ここをきちんと押さえると、プロフィール紹介や自己紹介がぐっと自然になります。
40代を表す基本表現
まずは「40代って英語でどう言うの?」という一番の基本からです。
年代を表すときは、数字に s をつけて表します。
代表的なパターンは次の2つです。
one’s の部分は、主語に合わせて変わります。
-
英語:I’m in my 40s.
日本語:私は40代です。 -
英語:She is in her 40s.
日本語:彼女は40代です。 -
英語:We are in our 40s.
日本語:私たちは40代です。 -
英語:People in their 40s often rethink their careers.
日本語:40代の人はよくキャリアを見直します。
人の年代を言うときは、in one’s 40s の形を使うととても自然です。
前半中盤後半の言い方
次に、「40代前半」「40代半ば」「40代後半」の言い分けです。
英語では、年代をさらに細かく言いたいときに、early / mid / late を使います。
例文でイメージをつかみましょう。
-
英語:I’m in my early 40s.
日本語:私は40代前半です。 -
英語:He’s in his mid 40s, but he looks very young.
日本語:彼は40代半ばですが、とても若く見えます。 -
英語:She’s in her late 40s, but she doesn’t look it.
日本語:彼女は40代後半ですが、そうは見えません。
early / mid / late は、30s, 50s など他の年代にも同じように使えます。覚えておくと年齢の話がしやすくなります。
40代向けなど関連表現
最後に、「40代向け」「40代に見える」「40代〜50代に見える」といった関連表現です。
「〜向け」は、for people in their 40s の形で表せます。
-
英語:This book is for people in their 40s who want to change careers.
日本語:この本は転職したい40代向けです。 -
英語:We offer skincare for women in their 40s.
日本語:当社は40代女性向けスキンケアを提供しています。 -
英語:He looks like he’s in his 40s.
日本語:彼は40代に見えます。 -
英語:He looks like he’s in his 40s or 50s.
日本語:彼は40代か50代くらいに見えます。 -
英語:He looks like he’s in his 40s to 50s.
日本語:彼は40代から50代くらいに見えます。
「〜代に見える」は、look like + 主語 + be動詞 + in one’s 〜s の形にすると自然です。
数字で幅を言いたいときは、次のような言い方もできます。
-
英語:He looks older than 40 but younger than 60.
日本語:彼は40歳より上だけれど、60歳より下に見えます。(40〜50代くらいに見える)
シンプルですが、どの年代にも応用できる便利な表現です。

40代からでも英語は遅くない
次の章では、「40代から英語を始めても本当に大丈夫なのか?」という不安に答えていきます。
結論から言うと、40代からでも英語は十分に伸びます。50代・70代でも結果を出している人がいます。大事なのは年齢よりも、続け方と目的、学び方です。
年齢より大事な三つの要素
英語が伸びるかどうかを決めるのは、年齢ではありません。多くの事例を見ると、次の三つがカギになっています。
たとえば、オンライン英会話を4年続けている50代の方は、「まだペラペラではない」と言いつつも、日常会話は着実にこなせるようになっています。45歳で英検2級に合格し、その後TOEIC受験を経て、英語を毎日使う職場に転職した人もいます。
海外の研究や日本の教育現場でも、「大人でも新しい言語は身につく」といった報告が増えています。日本でも、NHKの語学講座で40代以上の学習者が多く活躍しています。
つまり、「何のために、どのくらいの期間、どのやり方で続けるか」さえ決めれば、40代からでも英語は十分に伸びるということです。
40代以降の成功事例
具体的な事例をいくつか見てみましょう。実際の人の話を知ると、自分の未来もイメージしやすくなります。
学生時代の英語はほとんど忘れていたものの、45歳で英会話を開始。オンライン英会話を週1回から始め、その後週3〜4回に増やし、予習と復習を徹底しました。4年ほどで英検準1級に合格し、英語を使う仕事に就いています。
もともと日常会話レベルだった方が、仕事や家事の合間に学習を続けました。英検準1級に一度落ちても諦めず、再挑戦で合格。今では日常会話だけでなく、政治など少し難しい話題も英語で話せるレベルになっています。
英検2級〜準1級レベルからスタートし、最初は意見を言うのが苦手でリスニングも弱めでした。それでも毎回たくさん質問し、「年齢が…」「忙しくて…」という言い訳をせずに継続。1年ほどで、ネイティブ講師と英字新聞を読む上級クラスに進級しています。
さらに、70代で英検1級を取った人、73歳で毎日英語日記を書き、歴史の話まで英語で議論している人もいます。「遅すぎる年齢」は存在しないことがわかります。
40代特有の不安への回答
とはいえ、40代には40代ならではの不安があります。よく聞く声と、その答えを整理しておきましょう。
仕事・家事・育児で1時間まとまった時間は取りにくいかもしれません。でも、通勤や家事の合間の5〜10分ならどうでしょうか。単語アプリ、シャドーイング、短い動画視聴など、「小さく続ける」だけでも積み重ねれば大きな差になります。
たしかに10代のころより覚えるスピードは落ちます。でも、大人は「意味」や「自分の経験」と結びつけて覚えるのが得意です。同じ表現を、会話・ドラマ・音読・日記など、いろいろな形で繰り返し使えば定着していきます。
40代から英語を始めた人の多くが、「仕事の選択肢が増えた」「海外旅行が何倍も楽しくなった」「自分に自信がついた」と話しています。資格やキャリアだけでなく、趣味や家族との時間の質も大きく変わります。
大切なのは、「完璧な英語を目指す」のではなく、自分の生活が少し良くなるレベルを一歩ずつ積み上げることです。

40代のやり直し英語の進め方
ここからは、「では実際に何から始めるか」を具体的なステップで見ていきます。
40代のやり直し英語は、いきなり英会話だけをやるよりも、目的を決めて現在地を確認し、文法・単語・発音の基礎を固めながら、インプットとアウトプットを同時に回していくのが近道です。
目的設定と現在地の把握
まずは「何のために英語を使いたいか」と「今どのくらいできるか」をはっきりさせます。
「ペラペラになりたい」「日常会話がしたい」だけだと、人によってイメージがバラバラです。次のように、場面や話題まで具体的にしましょう。
目的が決まったら、簡単に現在地をチェックします。
たとえば、英検やTOEICの過去問を解いてみて、どのレベルが「少し難しいけれど、頑張れば解ける」かを見ます。また、NHKの基礎英語やラジオ英会話を聞いて、「どのくらい聞き取れるか」を確認してもよいでしょう。
客観的なテストについては、文部科学省や大学などが公開している情報も参考になります。たとえば、英検協会(EIKEN)のサイトには、各級のレベル目安がまとまっています。
この「目的」と「現在地」がわかると、「足りないのは文法か、単語か、リスニングか」などが見えやすくなります。
文法単語発音の基礎固め
次のステップは、基礎力を固めることです。ここを飛ばすと、どれだけ英会話をしても伸び悩みやすくなります。
特に大切なのは次の3つです。
文法は、中学3年分を1冊で復習できる本や、NHKの文法講座などを使うと効率的です。高校レベルの難しい文法よりも、まずは「現在形・過去形・未来・進行形・完了形」「疑問文と否定文」「比較」「関係代名詞」など、土台になるところをしっかり押さえましょう。
単語は、「英検3級〜準2級レベル」「TOEIC頻出単語」のような基礎単語帳を1冊決めて、少しずつ進めます。単語だけを黙読するのではなく、例文を声に出しながら覚えると記憶に残りやすくなります。
発音は、「r」「l」「th」「v」「f」など、日本語にない音を中心に練習します。YouTubeの発音レッスン動画や、発音アプリ、NHKの発音特集などを活用するとよいでしょう。発音が良くなると、相手に伝わりやすくなるだけでなく、リスニングも一気に楽になります。
※文法・単語・発音のどれか一つでも大きく弱いと、そこで伸びが止まりやすくなります。苦手なところほど、あえて時間を割くのがおすすめです。
インプットとアウトプット
基礎固めと同時に、「インプット(読む・聞く)」と「アウトプット(話す・書く)」を毎日少しずつ回していきます。
インプットでは、次のようなものが役立ちます。
アウトプットでは、いきなり完璧な会話を目指す必要はありません。できるところからで大丈夫です。
- 方法1:日本語で短い日記を書く → 自分で英訳する → 声に出して読む
- 方法2:一日の出来事を、簡単な英語で独り言にする(通勤中や家事の間に)
- 方法3:オンライン英会話や英語カフェで、週に数回話す時間を作る
ポイントは、インプットだけ、アウトプットだけに偏らないことです。聞いた表現を自分の口で使い、使ってみて足りないところをまたインプットで補う。この循環が、40代からの英語力アップにはとても重要です。

学習法選びと続けるコツ
最後の章では、「どの学習法・サービスを選ぶか」と「どうやって続けるか」をまとめます。
40代は、時間もお金も限られています。だからこそ、自分に合った組み合わせを見つけることが大切です。
独学と各サービスの比較
まずは、代表的な学び方の特徴を整理します。ここでは、40代の事情(仕事・家族・予算)をふまえて考えます。
| 学び方 | メリット | デメリット | 40代へのおすすめ度 |
|---|---|---|---|
| 独学(参考書・アプリなど) | 低コスト/自分のペースでできる | 話す機会が少ない/自己管理が必要 | ◎(基礎固めのメインにしやすい) |
| オンライン英会話 | 安価でたくさん話せる/時間・場所の自由度が高い | 自分で予習復習しないと効果が薄い | ◎(アウトプットの柱に最適) |
| 英会話教室(通学) | 仲間ができる/モチベーション維持しやすい | 時間の制約が大きい/料金が高め | ◯(通える人には良いが、時間の確保が課題) |
| 短期留学 | 英語漬けになれる/非日常で一気に伸びやすい | 費用と時間のハードルが高い | △(家族・仕事のある40代にはハードル高め) |
| 英語コーチング | プロが計画と学習管理をしてくれる/弱点がはっきりする | 費用が高い/一定期間のコミットが必要 | ◯(短期間で一気に伸ばしたい人には有力) |
多くの40代にとって現実的なのは、「独学で基礎+オンライン英会話で会話練習」という組み合わせです。そこに、必要に応じて英会話教室やコーチングを短期間だけ足すイメージです。
オンライン英会話の活用法
40代の英語学習では、オンライン英会話をどう使うかが大きなポイントになります。ここでは、「効果を最大化するための使い方」を整理します。
毎日できれば理想ですが、40代の生活を考えると、まずは週2〜4回を目標にすると続けやすいです。50代で4年続けている人も、最初は週2〜3回から始めています。
レッスン前に、「今日話したいテーマ」「使いたいフレーズ」を日本語でもよいのでメモしておきます。できれば簡単な英語に直しておくと、レッスン中にスムーズに出しやすくなります。
レッスンで新しく学んだ表現や、うまく言えなかった文をメモしておき、終わってすぐに見直します。同じ文を3回声に出して読むだけでも、記憶の残り方がまったく違います。
基礎が弱いと感じる場合は、いきなりフリートークだけをするのではなく、教科書付きのコースや文法説明のある教材コースを選ぶと安心です。
※オンライン英会話は「魔法の道具」ではありません。予習・復習とセットにして、「何を練習する時間なのか」を自分で意識することが大切です。
伸び悩み原因と対処法
しばらく続けていると、多くの人が「伸びている気がしない」と感じる時期に入ります。そこでやめてしまうのはもったいないので、原因をチェックして対応していきましょう。
ニュースやドラマで知らない単語が多すぎると、いつまでたっても聞き取れません。基礎単語帳を1冊決めて、毎日少しずつ進めているかを確認しましょう。
現在完了や仮定法、関係代名詞などがあいまいなままだと、長い文の意味が取りにくくなります。中学〜高校基礎レベルの文法書を一度通してやり直し、「苦手な単元」をあぶり出してみるのがおすすめです。
単語や文法を知っていても、発音がずれていると相手に通じず、自分も聞き取りにくくなります。r / l / th / v などを中心に、発音の基本だけでも集中的に練習してみましょう。
英語習得には、目安として2,000〜3,000時間ほど必要だと言われることがあります。毎日30分なら約10年、毎日1時間なら約5〜8年です。「思ったより時間をかけていなかった」と気づくケースも少なくありません。
自分では原因がわからないときは、英語コーチングや信頼できる講師に、弱点診断だけでもお願いするのも一つの手です。限られた時間の中で、どこに力を入れるべきかがはっきりします。

総括
最後に、この記事の要点をまとめます。復習や、今後の行動のチェックリストとして役立ててください。
今日からできることは、小さくてかまいません。「40代の英語表現を一つ覚える」「NHKの英語番組を5分だけ聞く」「オンライン英会話の無料体験を予約する」。その一歩が、数年後の大きな変化につながっていきます。

