英検準一級のレベルと難易度を完全解説

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英検準一級は、「大学中級レベル」「MARCHレベル」とよく言われますが、実際にどれくらい難しいのかはイメージしにくいですよね。
さらに、TOEICやTOEFLではどのくらいのスコアに相当するのか、自分は目指してよいレベルなのか、本当に準一級を取る価値があるのかも気になるところだと思います。

この記事では、公式情報や大学入試での扱い、他試験との比較データをもとに、英検準一級のレベル感とメリットをできるだけ具体的に整理します。
今のあなたのレベルからどれくらいステップアップが必要か、そして準一級を目標にすべきかどうかを判断できる状態まで、一つひとつていねいに解説していきます。

  • 英検準一級のレベル感を、2級・大学入試・TOEIC/TOEFL・CEFRと比較して理解できる
  • 自分が今、準一級を目指すべきかどうかの判断材料が手に入る
  • 準一級で求められる語彙力や4技能の具体的な水準が分かる
  • 準一級のメリットと、他試験との向き不向きを踏まえた試験選びの方針が立てられる

英検準一級のレベルと位置づけ

まずは、英検準一級が公式にはどんなレベルとされているのかを整理し、英検2級・1級との違いや、大学入試レベルとの関係を見ていきます。
ここを押さえると、「準一級=なんとなく難しい資格」ではなく、「どのくらいの実力を示す資格なのか」がはっきりします。

  • 英検公式が示す準一級のレベル目安
  • 英検2級・1級と比べたときの位置づけ
  • MARCHレベルなど大学入試との関係
  • 「大学中級レベル」が意味する具体的な力

準一級の公式レベル目安

英検公式サイトでは、準一級は「大学中級程度」のレベルとされています。
目標イメージとしては、「社会生活のさまざまな場面で使われる英語を十分に理解し、自分でも論理的に使いこなせること」です。

英検全体のレベル目安をまとめると、だいたい次のようになります。

レベル目安 主な到達イメージ
2級 高校卒業程度 社会的な話題の文章・会話を概ね理解し、自分の考えを筋道立てて伝えられる
準1級 大学中級程度 時事・社会問題など複雑な話題を理解し、自分の主張と理由・具体例を論理的に示せる
1級 大学上級程度 専門的・高度な話題についても、細部まで理解し、説得力ある議論ができる

準1級では、単に「読める・聞ける」だけでなく、主張+理由+具体例を英語で組み立てて説明・議論する力が求められます。
たとえば「オンライン授業は学校教育にとって良いか?」といったテーマについて、自分の意見を述べ、2〜3個の理由と具体例で支えるイメージです。

詳細な習得目標は、英検公式ページでも確認できます。
興味があれば、全級の位置づけもあわせて見ておくとよいでしょう。
英検公式:各級のレベル目安と出題形式

英検二級・一級との違い

英検2級から準1級へ進むとき、難しく感じる一番の理由は「語彙数と話題のレベルが一気に上がる」ことです。
英検2級の目安語彙数は4,000〜5,000語ですが、準1級は約7,500〜9,000語と言われています。
つまり、2級からさらに2,500〜4,000語ほど新しく覚える必要があります。

また、扱うテーマも変わります。
2級では「学校生活」「アルバイト」「海外旅行」など身近な話題が中心ですが、準1級では次のようなテーマがよく出ます。

  • 環境問題(地球温暖化、リサイクル、エネルギー政策など)
  • 教育(入試改革、ICT教育、オンライン授業など)
  • ビジネス・経済(在宅勤務、グローバル化、観光産業など)
  • テクノロジー(AI、ロボット、SNSの影響など)

一方で、準1級と1級の差は「専門性・高度さ」の度合いが違います。
準1級が「一般的な社会問題をしっかり論じられるレベル」だとすると、1級は「専門家の議論や海外ニュース番組も深く理解し、自分もかなり高度な議論ができるレベル」というイメージです。

そのため、多くの人にとって、就職・進学・留学などでまず実用的に役立つ上位級が準1級だと言えます。

大学入試や一般的な難易度

英検準1級の読解レベルは、「MARCHレベルの英語と同じくらい」と言われることが多いです。
MARCHとは、明治・青山学院・立教・中央・法政といった私立大学群を指します。

実際に、大学受験経験者や英語講師の意見では、次のような声が多く見られます。

  • 長文の内容自体はMARCH入試と同じくらいか、少しやさしいこともある
  • ただし、語彙問題(空所補充)の単語レベルはMARCH以上でかなり難しい
  • リスニング・英作文・面接が加わるので、「4技能込みの総合難易度」は準1級の方が高く感じる

つまり、「MARCHレベルの長文をある程度読める人なら、準1級の長文だけなら対応可能。ただし、リスニング・英作文・面接も含めると対策が必要」というイメージです。

大学入試との関係で言うと、準1級は多くの大学で「英語外部検定」として活用されています。
一般入試の加点や英語試験免除、総合型選抜・推薦入試の出願条件などで使われるケースが増えています。
この点は、後半の「準一級のメリット」の章で具体例を紹介します。


英検準一級は「大学中級レベル」で、読解はMARCHクラス、でも4技能すべてを求められる分だけ総合難易度は一段上です。2級とのギャップは大きいので、まずは2級の力をしっかり固めてから挑むのがおすすめです。

他試験との比較と到達イメージ

ここからは、英検準一級がTOEIC・TOEFL・CEFRと比べてどのあたりに位置するのかを見ていきます。
スコア換算はあくまで目安ですが、自分の今のスコアから必要な伸び幅をイメージするのに役立ちます。

  • 準一級とTOEIC・TOEFLの大まかな対応関係
  • CEFR(ヨーロッパ共通参照枠)で見たときの準一級の位置
  • 大学入試レベルとの「ざっくり対応表」
  • 英検2級から準1級へのギャップの実像

TOEICやTOEFLとの対応

英検とTOEIC・TOEFLはテストの目的が違うため、完全に同じものとして比べることはできません。
それでも、過去のデータや各種予備校の換算表から、おおよその目安は次のように整理できます。

  • 英検2級 ≒ TOEIC 550点以上
  • 英検準1級 ≒ TOEIC 740〜820点前後
  • 英検準1級 ≒ TOEFL iBT 80〜90点前後

TOEIC公開テストの平均点は、大学生でおよそ470点台、社会人も含めた全体平均で600点前後と言われています。
それと比べると、準1級レベル(TOEIC785点以上相当)は、国内では「上級寄りの中上級」に入ると考えてよいでしょう。

一方、TOEFL iBT 80〜90点は、多くの海外大学(特にアメリカの学部留学)で求められる最低ライン〜標準レベルに近いスコアです。
つまり、準1級は「海外大学で授業についていけるかどうかの境目あたり」の英語力の目安にもなります。

CEFRや大学入試との関係

CEFR(セファール)は、ヨーロッパで広く使われる「英語力の共通ものさし」です。
A1〜C2まで6段階あり、日本の英語教育や大学入試でもよく使われるようになってきました。

英検準一級とCEFRの対応は、英検CSEスコアによって少し変わりますが、だいたい次のように考えられます。

  • 英検2級:主にB1〜B2レベル
  • 英検準1級:主にB2レベル(一部スコア次第でB1/C1にまたがることも)

CEFR B2は、「ある程度複雑な文章の要点を理解し、自分の専門分野でなくても、かなり広いテーマについて議論できるレベル」とされています。
大学の講義やディスカッションにも、なんとか対応できるラインというイメージです。

大学入試との対応で言うと、ざっくり次のようにイメージしておくとわかりやすいです(あくまで目安です)。

  • 共通テスト英語で高得点+中堅私大レベル入試 → 英検2級前後
  • MARCHレベルの英語長文を安定して読める+4技能対策 → 英検準1級前後
  • 早慶レベルの英語で高得点+かなり高度な4技能 → 英検1級に近い

より細かな対応や最新の優遇制度は、英検協会の「入試情報」ページが参考になります。
多くの大学の活用例がまとまっているので、一度目を通しておくと便利です。
英検公式:大学入試での活用・優遇事例一覧

二級からのギャップの実像

多くの受験生が驚くのは、2級から準1級への「ギャップの大きさ」です。
特に次の4点が、一気に難しくなったと感じるポイントです。

  • 語彙量の増加(+2,500〜4,000語)と、見慣れない抽象的な単語
  • 社会問題・時事など、背景知識がないと理解しにくいテーマ
  • リスニングの長さアップと「言い換え表現」によるひっかけ
  • ライティング・面接で、意見と理由を深く掘り下げて話す力

特にリスニングは、日本育ちの受験者が最も苦戦しやすいと言われます。
2級では、音声中でそのまま出てきた表現が答えになることが多いですが、準1級では「別の言い方」に変えて出てくるケースが増えます。

たとえば、音声で「save money」と言わずに「cut costs」と言ったり、「children」を「youngsters」と言い換えるようなイメージです。
そのため、単語力だけでなく、意味の言い換えを素早くつかむ力が重要になります。

「2級に受かったから、すぐに準1級を受けてみよう」と準備不足で受験する人も多く、その結果として合格率が15〜16%前後と低めに出ている、という指摘もあります。
実際のレベルとしては、しっかり準備すれば十分に届く範囲ですが、「2級の延長線」と考えると痛い目を見やすい級と言えます。


TOEICでいうとおよそ800点前後、CEFRではB2レベルが英検準一級の目安です。2級からは「ちょっと上」ではなく「別ステージ」だと思って、語彙とリスニングを中心にしっかり準備してから挑戦しましょう。

準一級に必要な力と学習負荷

この章では、「準一級に合格するにはどれくらいの力が必要なのか」「どのくらい勉強時間がかかるのか」を具体的に見ていきます。
自分の今のレベルと照らし合わせながら、「いつのタイミングで目指すか」を考える参考にしてください。

  • 準一級に必要な語彙数と話題の広さ
  • 4技能それぞれで求められる具体的なレベル
  • 合格率とCSEスコアから見る実際の難しさ
  • おおまかな必要学習時間の目安

必要語彙数と話題領域

準一級で必要と言われる語彙数は、一般的に約7,500〜9,000語です。
これは、学校英語(小〜高)で学ぶ最大約5,000語を大きく超えています。

つまり、高校までの教科書をしっかりやるだけでは、語彙がかなり足りないということです。
準1級を目指すなら、専用の単語帳などで意識的に語彙を増やす必要があります。

話題の広さも、2級よりかなり広がります。
2級が「身近な社会的話題」中心なのに対し、準1級では次のような分野が当たり前のように登場します。

  • 環境(renewable energy, global warming, conservation など)
  • 医療・健康(public health, vaccination, mental health など)
  • 教育(standardized tests, online learning, school reform など)
  • ビジネス・経済(globalization, entrepreneurship, automation など)
  • テクノロジー(artificial intelligence, social media, privacy issues など)

こうした語彙は、単語帳だけでなく、長文やニュース記事で実際の使われ方を見ながら覚えていくのが効果的です。
また、普段からニュースや社会問題に関心を持っておくと、英語以前に「内容の理解」がしやすくなります。

四技能ごとの要求水準

準一級は、一次試験(リーディング・ライティング・リスニング)と二次試験(スピーキング)で4技能を測ります。
それぞれ、どのくらいのことができればよいのかをイメージしておきましょう。

リーディングでは、語彙問題と3本程度の長文が出題されます。
長文は、環境・教育・ビジネス・科学などのテーマで、1題あたり800語前後になることもあります。
文章の流れを追いながら、「段落ごとの要点」「著者の主張と理由」「具体例」などをつかむ力が必要です。

リスニングは、短い会話から講義形式まで、1回だけ流れる音声を聞いて内容一致の選択肢を選びます。
特に後半の講義形式は1分程度と長く、要点だけを聞き取る集中力と、言い換え表現に対応する力が重要です。

ライティングは、社会問題をテーマにした英作文と要約が中心です。
たとえば「Do the benefits of working from home outweigh the disadvantages?」のような問いに対し、自分の意見と2〜3個の理由・具体例を書いていくイメージです。
構成(導入→理由→例→結論)を意識しながら、120〜150語程度のまとまった文章を書く力が求められます。

スピーキング(二次試験)では、4コマ漫画のナレーションと、そのテーマに関する自分の意見を、面接官と対話しながら話します。
ここでも、「主張+理由+具体例」の形で、2分前後しっかり話し続けることがポイントです。

まとめると、準一級は「4技能すべてで、ある程度長さのある内容を論理的に扱えるか」が問われる試験だと言えます。

合格率と必要な学習時間

英検準1級の合格率は、公式発表があった2015年度までのデータで約15〜16%とされています。
およそ6〜7人に1人が合格するイメージです。

合格基準は「CSEスコア2304」で、リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングそれぞれのスコア合計がこの数値を超えれば合格です。
そのため、どれか1技能だけ極端に弱いと、他で稼いでも届かないことがあります。

必要な学習時間は、スタート地点によって大きく変わりますが、よく言われる目安は以下のようなイメージです。

  • 英検2級に余裕で合格できる力 → 準1級まで「300〜500時間」ほど
  • 2級をギリギリ合格レベル → まず2級を固めるのに100〜200時間+準1級対策300〜500時間

もちろん、これはあくまで目安です。
毎日コンスタントに学習できる人、普段から英語ニュースや洋書に触れている人は、もっと短く済むこともあります。

大切なのは、「リーディングだけ」「単語だけ」といった偏った対策ではなく、4技能をバランスよく底上げする学習計画を立てることです。
特に、語彙+リスニング+ライティング(英作文)は、早めに手をつけておくと後で楽になります。


準一級は、語彙7,500〜9,000語・合格率15%前後という、しっかり準備が必要なレベルです。2級に合格したら、まずは語彙・リスニング・英作文の3つに時間をかけ、300〜500時間ほどを目安に長期戦で計画を立てましょう。

準一級のメリットと試験選び

最後に、「英検準1級を取るとどんな場面で役立つのか」「あなたの目的にとって本当に準1級がベストなのか」を整理します。
大学入試・奨学金・就職・教員採用・留学など、具体的な活用シーンを見ながら、TOEICやTOEFLとの使い分けも考えていきましょう。

  • 大学入試や単位認定での具体的な優遇例
  • 就職・教員採用・留学での評価
  • TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPとの向き不向き比較
  • 自分の目的別に、準一級を選ぶべきかどうかの考え方

大学入試や単位での優遇

英検準1級は、大学入試での「英語外部検定」として非常に評価が高く、多くの大学で次のような優遇を受けられます。

  • 一般入試での英語の得点加算(たとえば+20点など)
  • 大学独自試験の英語得点への換算(満点扱いなど)
  • 英語試験そのものの免除
  • 総合型選抜・推薦入試の出願要件(CEFR B2相当として)

具体例として、過去には次のような扱いがありました(年度によって変わる可能性があります)。

  • 秋田大学 国際資源学部:準1級で英語満点換算
  • 東京外国語大学 言語文化学部:CEFR B2レベルとして出願要件に利用
  • 埼玉大学 工学部など:英語得点に一定点数を加算

また、入学後の「英語科目の単位認定」として扱われることもあります。
例として、お茶の水女子大学や秋田大学などで、英検準1級を持っていると英語の単位が2〜4単位認定されるケースがあります(学部・年度により異なります)。

さらに、一部の大学では、準1級以上の取得者に対して奨学金や授業料免除を行っているところもあります。
たとえば、大阪工業大学で奨励金5万円、宮崎国際大学で授業料全額免除などの例が知られています。

こうした優遇は年ごとに変更されるため、必ず各大学の募集要項や、英検公式の「入試活用情報」で最新の条件を確認してください。

就職・教員採用・留学での価値

英検準1級は、日本国内での知名度が高く、履歴書にも書きやすい資格です。
特に、英語を使う職種や国際系の部署では、「実用的な英語力の証明」として評価されやすくなります。

就職・転職の場面では、次のようなメリットが期待できます。

  • 英語を使う事務職・営業職・海外部門などで、書類選考の印象アップ
  • 社内公募や昇進条件での英語力証明
  • TOEICスコアとあわせて、4技能のバランスの良さをアピール

教員採用試験でも、英語科教員を目指す場合、準1級や1級を優遇する自治体が少なくありません。
「加点」「一次試験の一部免除」などの形で扱われることがあるので、志望する自治体の募集要項をチェックしてみてください。

留学については、世界的にはTOEFLやIELTSが主流ですが、英検を英語力証明として認める学校も増えています。
現在、北米の約400の大学・カレッジ、オーストラリアの州立高校などで英検が利用されています。
ただし、希望する大学が英検を認めているかどうかは事前の確認が必須です。

海外大学・高校での英検の扱いは、「英検留学情報センター」などで一覧を確認できます。
「まずは準1級を取り、その後TOEFLやIELTSに挑戦する」というステップを踏む受験生も多くいます。

他試験との向き不向き比較

最後に、「自分の目的に対して、英検準1級と他の試験のどれを選ぶべきか」を整理します。
よく候補に上がるのは、英検2級・英検1級・TOEIC・TOEFL・IELTS・TEAPなどです。

目的別にざっくり言うと、次のような向き不向きがあります。

  • 国内大学進学(一般・総合型・推薦)
    → 英検準1級は非常にコスパが高いです。多くの大学で加点・免除・出願要件に使えます。TEAPも大学入試向けに特化しており、併用も有効です。
  • 国内就職・転職(一般企業)
    → TOEICが最もよく使われますが、準1級があれば4技能の力も示せます。TOEIC 800+英検準1級という組み合わせは、実務でも評価されやすいです。
  • 海外大学・大学院進学
    → 出願スコアとしてはTOEFL iBTやIELTSがほぼ必須です。準1級は「実力づくり」として、また日本での奨学金・入試対策として活用するイメージです。
  • 教員志望・教育系進路
    → 英検準1級・1級は教育界での知名度が高く、教員採用や大学での評価にも直結しやすいです。

つまり、「国内での進学・就職を中心に考えるなら、準1級はとてもコスパのよい資格」だと言えます。
一方、「海外大学出願のスコアがいますぐ必要」という人は、TOEFLやIELTSを優先しつつ、余力があれば準1級も取得しておく、という順番が現実的です。

あなたが今、

  • 高校〜大学前半で、英語を強みにしたい
  • 将来、教員や国際系の仕事も視野に入れている
  • まずは国内での評価をしっかり取りたい

という状況なら、英検準1級を「当面のメイン目標」にする価値はとても高いです。
逆に、「社会人で、とにかく社内で必要なTOEICスコアを急いで上げたい」なら、まずはTOEICを優先し、その後に英検で4技能を整える、という順番でもよいでしょう。


準一級は、大学入試優遇・単位認定・奨学金・教員採用・就職・留学と、多くの場面で「ちょうど役立つ」レベルです。国内進学や就職がメインなら、他試験よりも優先度はかなり高いと言えます。

総括

最後に、この記事全体のポイントを整理します。
自分が英検準1級を目指すかどうか、そしてどのように準備していくかを決めるときの参考にしてください。

  • 英検準1級は公式に「大学中級レベル」とされ、社会問題などをテーマに主張・理由・具体例を英語で論理的に扱う力が求められる。
  • 読解レベルはMARCHクラスの入試英語に近く、4技能をすべて測る点で総合難易度はそれ以上に感じられやすい。
  • 必要語彙は約7,500〜9,000語で、学校英語だけでは足りない。2級からさらに2,500〜4,000語の上乗せが必要になる。
  • TOEIC換算で740〜820点、TOEFL iBTで80〜90点、CEFRでは主にB2レベルに相当する「中上級」レベルの資格と言える。
  • 2級から準1級へのギャップは特に語彙とリスニング、そして社会問題テーマのライティング・スピーキングで大きくなる。
  • 合格率は約15〜16%で、CSEスコア2304が合格ライン。4技能をバランスよく伸ばすことが重要。
  • 大学入試では、加点・免除・出願条件・単位認定など多くの優遇があり、奨学金・授業料免除の対象になる大学も存在する。
  • 就職・教員採用・留学でも「実用的な英語力の証明」として評価され、TOEICやTOEFLと組み合わせるとアピール力が高い。
  • 国内進学・国内就職が主な目的なら、準1級は非常にコスパの良い資格であり、「まずここを目標にする」戦略は合理的。
  • 準1級合格を目指すときは、現状把握→語彙強化→リーディング/リスニング/ライティング/スピーキング対策→本番形式の演習という流れで、300〜500時間程度を見込んだ中長期計画を立てよう。

自分の今のレベルと目標をもう一度整理してみて、「まずは2級を満点近くまで固めてから準1級」「来年の入試までに準1級を取る」など、具体的なゴールと期限を決めてみてください。
準一級レベルの学習は、そのまま大学入試やTOEIC・TOEFLの力にもつながるので、決してムダにはなりません。
一歩ずつ積み重ねれば、必ず届くレベルです。今できる小さな一歩から、今日さっそく始めてみましょう。

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