IELTSとTOEICの換算目安とスコア戦略

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この記事では、「TOEIC◯点はIELTSだとどれくらい?」「留学にIELTS 6.5が必要だけど、今のTOEICから見てどのレベル?」といった疑問にまとめて答えます。

最初にIELTSとTOEICの換算早見表を示し、そのあとでCEFR・英検・TOEFLとの対応、換算を使うときの注意点、目的別の試験選びと勉強戦略までを順番に解説します。

数値はすべてオーストラリア留学センターなど、信頼できる教育機関のデータをもとにした「目安」です。

  • TOEIC⇔IELTSのおおよその換算レンジが分かる
  • IELTS・TOEICとCEFR/英検/TOEFLの対応レベルを把握できる
  • 留学・移住・就職など目的別に「どの試験を優先すべきか」が判断できる
  • 今のスコアから現実的な目標スコアと勉強方針を立てられる

IELTSとTOEICの換算早見表

最初に「自分のTOEICスコアはIELTSでどのくらい?」という疑問に答えるため、代表的な換算レンジをまとめます。

くり返しになりますが、ここで紹介するのは公式の等価表ではなく、大量の受験データをもとにした“目安”の対応です。

  • TOEICとIELTSのおおよその換算レンジが分かる
  • IELTSスコア別に「TOEICでどのくらいか」のイメージがつく
  • 留学でよく出てくるIELTS 6.0/6.5/7.0のレベル感を把握できる
  • 自分の現在スコアから、次に目指すべきバンドスコアを決められる

TOEICとIELTS換算表

代表的なスコア帯だけを抜き出した、TOEIC⇔IELTSの換算目安です。

IELTS TOEIC(L&R)目安 英検目安 レベル感
7.5 970〜990 (1級以上のイメージ) かなり高度な運用力。大学院の授業も余裕レベル。
7.0 870〜970 1級 高度な専門内容もこなせる上級レベル(C1)。
6.5 820〜870 1級〜準1級 学部・大学院での学習に十分な上中級。
6.0 740〜820 準1級 多くの学部留学で求められるレベル(B2)。
5.5 600〜740 準1級手前 大学の基礎課程・語学学校上級クラスレベル。
5.0 550〜600 2級 日常会話はだいたい可能な中級(B1)。
4.5 500〜550 2級手前 簡単な日常会話はできるが、学術は厳しい。
4.0 450〜490 準2級 基本的な表現は分かる初中級。

目安として、TOEIC満点(990点)はIELTS 7.5前後に相当すると考えられています。

IELTSは満点が9.0なので、8.0以上は「TOEIC満点よりもさらに上の世界」とイメージすると分かりやすいです。

※大学出願やビザ申請では、「換算値」ではなく、必ず指定された試験の実スコアが必要です。

IELTSスコア別のTOEIC目安

次に、「IELTSでこの点数を目指したいけれど、自分のTOEICから見ると現実的か?」という視点で整理します。

ざっくりとした対応は次の通りです。

  • IELTS 5.0 → TOEIC 550〜600点レベル
  • IELTS 5.5 → TOEIC 600〜740点レベル
  • IELTS 6.0 → TOEIC 740〜820点レベル
  • IELTS 6.5 → TOEIC 820〜870点レベル
  • IELTS 7.0 → TOEIC 870〜970点レベル

ここから、代表的なケースをイメージしてみます。

たとえばTOEIC 600点前後の人は、文法と基礎単語はある程度できていますが、難しめの長文やリスニングでは取りこぼしが多い状態です。

このレベルなら、IELTS 5.5をまずの目標にし、5.5が安定して取れる力がついてから6.0に挑戦するのが現実的です。

一方、TOEIC 800点台の人は、リーディング・リスニングだけならかなりできるレベルです。

ただしIELTSではライティングとスピーキングで失点しやすいため、「TOEIC 800点=IELTS 7.0が取れる」とは考えず、まずは6.0〜6.5を確実に取りにいく計画が現実的です。

留学基準と換算イメージ

留学や大学院進学でよく出てくるIELTSスコアを、TOEICのレベル感と合わせて整理します。

一般的な目安は次の通りです(大学により差があります)。

  • 海外大学学部:IELTS 6.0前後(TOEIC 740〜820点レベル)
  • 大学院:IELTS 6.5以上(TOEIC 820〜870点レベル)
  • 難関大学院・MBA:IELTS 7.0以上(TOEIC 870〜970点レベル)

たとえば、オーストラリアの多くの大学では学部入学条件を「IELTS 6.0〜6.5」とし、カナダ・イギリスの大学院では「6.5〜7.0」を求めるケースが多いです。

つまり、TOEIC 700点台前半であれば、まずはIELTS 6.0を最低ラインとして狙う、というイメージになります。

ただし、学部・専攻によっては「各技能6.0以上」「ライティングだけ6.5以上」などの条件がつくこともよくあります。

必ず志望校の公式サイトで条件を確認したうえで、換算表はあくまでレベル感をつかむために使いましょう。


IELTSとTOEICの換算は「TOEIC◯点なら、IELTSはこのあたり」という大まかな目安です。出願条件の確認には使わず、今の実力と次の目標を決める材料として活用してください。

各試験とCEFR・英検・TOEFL

ここからは、TOEICやIELTSを「世界の物差し」であるCEFRと結びつけて整理します。

CEFRを軸にすると、英検やTOEFLとの関係も一目で分かり、「自分の英語力は国際的に見てどのレベルか?」をつかみやすくなります。

  • CEFRとは何かと、その6段階のイメージが分かる
  • IELTS・TOEIC・英検・TOEFLの対応表を把握できる
  • 英検の級からIELTS/TOEICのレベル感を逆算できる
  • 留学・移住でよく求められるCEFRレベルを確認できる

CEFRを軸にした対応表

CEFR(セファール)は、ヨーロッパで作られた語学レベルの国際基準です。

A1〜C2まで6段階あり、Aが初級、Bが中級、Cが上級と考えれば十分です。

おおよその対応は次の通りです。

  • C2:通訳レベルの超上級
  • C1:高度な大学・仕事もこなせる上級
  • B2:大学の講義についていける中上級
  • B1:日常生活でほぼ困らない中級
  • A2:簡単な日常会話ができる初中級
  • A1:ごく基本的な表現が分かる初級

これをIELTS・TOEIC・英検・TOEFLと対応させると、次のようなイメージになります。

(各種スクールや英検協会などの公表値・目安を総合したおおまかな対応です)

C1レベル

IELTS 7.0〜8.0 / TOEFL iBT 95点前後 / 英検1級 / TOEIC L490+ R455+ S180+ W180+

B2レベル

IELTS 5.5〜6.5 / TOEFL iBT 72点前後 / 英検準1級〜1級 / TOEIC L400+ R385+ S160+ W150+

B1レベル

IELTS 4.0〜5.0 / TOEFL iBT 42点前後 / 英検2級〜準1級 / TOEIC L275+ R275+ S120+ W120+

この表から分かるのは、留学・移住では少なくともB2レベル(IELTS 5.5〜6.0)以上がよく求められるという点です。

IELTSと英検の対応目安

英検からIELTS・TOEICのレベル感を知りたい人も多いので、代表的な対応を整理します。

一般的な目安は次の通りです。

  • 英検1級 → IELTS 6.5〜7.0前後 / TOEIC 870〜970点
  • 英検準1級 → IELTS 5.5〜6.0前後 / TOEIC 600〜820点
  • 英検2級 → IELTS 4.5〜5.0前後 / TOEIC 500〜600点
  • 英検準2級 → IELTS 4.0前後 / TOEIC 450〜490点

たとえば英検準1級に合格したばかりの人が、いきなりIELTS 7.0を狙うのはかなりハードです。

現実的には、まずIELTS 6.0前後を目標にし、そこからライティング・スピーキングを鍛えながら6.5以上を目指す流れになります。

逆に、すでに英検1級を安定して合格できる力があれば、IELTS 6.5〜7.0は十分射程圏内です。

ただし試験形式がまったく違うので、どちらにせよIELTS専用の対策は必要です。

TOEICとTOEFLの位置づけ

TOEICとTOEFLも混同されがちなので、違いとレベル感を簡単に整理します。

TOEICは主に日本や韓国などで使われるビジネス寄りの試験で、多くの人が受けるのは「Listening & Reading」の2技能テストです。

一方、TOEFL iBTはアメリカ発のアカデミック試験で、読む・聞く・書く・話すの4技能をコンピューターで測ります。

レベル感としては、次のような対応がよく紹介されます。

  • TOEFL iBT 80点前後 → IELTS 6.0前後 → TOEIC 740〜820点レベル
  • TOEFL iBT 95〜100点 → IELTS 7.0前後 → TOEIC 870〜970点レベル

つまり、TOEICで高得点を持っていても、TOEFLやIELTSではライティング・スピーキング・統合問題に対応できず、同じレベルのスコアがすぐには取れないことが多いということです。

留学ではTOEICがほとんど使えない一方、TOEFLとIELTSは世界的な標準テストとして扱われています。


CEFRを軸にすると、英検・TOEIC・IELTS・TOEFLの位置づけが一気に整理できます。留学や移住では「少なくともB2(IELTS 5.5〜6.0)」を1つの目安にすると計画が立てやすくなります。

換算が目安にすぎない理由

ここまで換算表を紹介してきましたが、「なぜあくまで目安なのか」を理解しておくことがとても大切です。

試験ごとの目的・評価軸・測る技能が違うため、同じ英語力でもスコアは簡単に上下します。

  • IELTSとTOEICの目的・評価基準の違いが分かる
  • 4技能試験と2技能試験のギャップを理解できる
  • サイトごとに換算値が違う理由を把握できる
  • 換算値を「合否ライン」に使ってはいけない理由が分かる

試験目的と評価軸の違い

まず、「何のための試験か」が大きく違います。

IELTSは、英語圏の大学や移住先で「生活し、学び、働けるか」を測る試験です。

そのため、学術論文や講義の内容、公式な手紙やレポート、プレゼンテーションなどが題材になります。

一方、TOEIC L&Rは、「ビジネス現場や日常でどれくらい英語を聞き取り・読み取れるか」を測る試験です。

メール、会議案内、旅行の案内、空港のアナウンスなど、実務寄りの題材が中心です。

この違いから、IELTSでは抽象的で難しい話題の処理力や、自分で論理的に文章を書く力が強く求められる一方、TOEICではスピードと情報処理力が重視されます。

同じ人でも、どちらを受けるかでスコアの印象はかなり変わります。

4技能試験と2技能試験

IELTS(Academic/General)は、必ず「読む・聞く・書く・話す」の4技能すべてを一度に測ります。

TOEICで4技能をすべて測るには、L&Rに加えてS&W試験も別に受ける必要があります。

そのため、次のようなギャップがよく起きます。

  • TOEIC L&R 800点だが、英会話はほとんど経験がない → IELTSスピーキングで伸び悩む
  • 英文メールは得意だが、長いエッセイを書く経験がない → IELTSライティングで5.5から上がらない

特にIELTSライティングは、「構成」「論理展開」「タスク達成度」などが厳しくチェックされます。

単語や文法のミスが少なくても、段落構成やアイデアのつながりが弱いと6.0以上がなかなか出ません。

つまり、TOEICの換算スコア通りのバンドが必ず取れるわけではなく、4技能型試験向けのトレーニングをどれだけ積んだかが結果に直結します。

サイトごとの換算差と注意

ネットで調べると、IELTSとTOEICの換算表はいくつも見つかります。

しかし、よく見ると「IELTS 6.0 ↔ TOEIC 730〜820」や「IELTS 6.0 ↔ TOEIC 740〜820」など、サイトごとに微妙に数字が違います。

理由はシンプルで、

  • 試験団体が公式に1対1の換算表を出していない
  • 各サイトが自社の受講生データなどをもとに独自に推計している

そのため、あるサイトでは「TOEIC 700点でIELTS 6.0相当」と書いてあっても、別のサイトでは「TOEIC 700点はIELTS 5.5相当」としていることも普通にあります。

この事情から、換算表の数字をそのまま「出願条件を満たした」とみなすのは非常に危険です。

合否や出願判断は、必ず公式スコアと公式条件で行い、換算は「自分の現在地を知るための参考」程度にとどめましょう。


換算表はとても便利ですが、「合否やビザは換算では決まらない」という点を忘れないでください。目的の試験で必要なスコアを取りきることが、最終的にはすべてです。

目的別の試験選びと戦略

ここからは、「自分の目的に対して、どの試験を優先すべきか」「今あるスコアからどう戦略を立てるか」を整理します。

同じ英語力でも、受ける試験を間違えると、せっかくの努力がうまく評価されないことがあります。

  • 留学・移住で求められる試験種別と理由が分かる
  • 国内就職・昇進で有利な試験が分かる
  • 現在のTOEIC/英検スコアから現実的なIELTS目標を設定できる
  • 「どの試験をいつ受けるか」の基本ステップを理解できる

留学・移住で必要な試験

海外進学や移住では、「どの試験を受けるか」がほぼ決まっています。

代表的なパターンは次の通りです。

  • イギリス・オーストラリア・ニュージーランド・カナダなど:IELTSが最も一般的
  • アメリカ:TOEFL iBTが中心だが、近年はIELTSも広く受け入れ
  • ニュージーランド・オーストラリアの永住権:IELTS(General Training)が基本

TOEICと英検は、日本国内では非常に有名ですが、海外の大学や移民局では原則として認められません。

一部の語学学校で英検やTOEICを入学基準の目安に使うことはありますが、大学入学やビザ申請レベルになると、ほぼ必ずIELTSかTOEFLが求められます。

そのため、留学や移住を考えているなら、

まず志望校・志望国が「認めている試験」と「必要スコア」を公式サイトで確認することが最優先です。

そのうえで、IELTSとTOEFLのどちらでもよい場合は、「相性がよい方」「将来活動する地域で主流の方」を選ぶとよいでしょう。

国内就職と昇進で重視される試験

日本国内での就職・転職・昇進では、TOEICと英検が主役です。

一般的な目安は次のようになります。

  • 新卒就活:TOEIC 600点が一つの目安、外資系だと700〜800点以上
  • 昇進・社内評価:TOEIC 700〜800点以上で有利になる企業が多い
  • 大学入試・高校入試:英検準1級・2級やTOEICスコアが加点対象

IELTSやTOEFLを人事部が理解していないケースもまだ多く、「IELTS 6.5」と書いても、どの程度すごいのか伝わらないことがあります。

そのため、国内キャリアをメインに考えるなら、まずTOEIC L&Rで分かりやすいスコア(600・700・800など)を取り、それに加えて英検やIELTSで4技能の裏付けを示すという戦略がおすすめです。

既存スコアからの目標設定

最後に、「今の自分のスコアから、どのIELTSスコアを目標にすべきか」を具体的に考えてみます。

代表的なケースと現実的な目標は、次のように考えるとよいでしょう。

  • TOEIC 600点前後/英検2級 → IELTS 5.5を第一目標、最終的に6.0
  • TOEIC 700〜750点/英検準1級合格直後 → IELTS 6.0を第一目標、最終的に6.5
  • TOEIC 800〜850点/英検準1級に余裕あり → IELTS 6.5を第一目標、7.0は次のステップ
  • TOEIC 900点以上/英検1級 → IELTS 7.0を第一目標、7.5以上を視野に

大事なのは、

「換算表だけを見るとIELTS 7.0相当だから、いきなり7.0を狙う」のではなく、「まず1つ下のバンド(6.0や6.5)を確実に取り、それから段階的に上げていく」という考え方です。

IELTSは0.5刻みの試験なので、5.5→6.0→6.5→7.0と、0.5ずつ上げていくイメージで学習計画を立てると、精神的な負担も少なくなります。


まずは「目的 → 受けるべき試験 → 必要スコア」を公式情報で確定させましょう。そのうえで、今のTOEICや英検から0.5刻みで現実的なIELTS目標を置くのが、もっとも失敗しにくい戦略です。

効果的な対策とよくある疑問

最後に、TOEICからIELTS・TOEFLへ乗り換えるときに多くの人がつまずくポイントと、よくある質問をまとめます。

試験形式のギャップ、有効期限、受験計画の立て方などを理解しておくと、ムダな受験を減らせます。

  • TOEICとIELTSの形式ギャップと対策の方向性が分かる
  • IELTS・TOEFLのスコア有効期限と受験タイミングを理解できる
  • 「TOEIC高得点なのにIELTSが伸びない」原因を把握できる
  • 記事全体の重要ポイントをまとめて確認できる

試験形式ギャップへの対策

TOEICからIELTS(やTOEFL)に移るとき、多くの人が感じるのは「問題のタイプがまったく違う」というギャップです。

代表的な違いと対策の方向性をまとめます。

  • リーディング:IELTSは長文1本あたりの密度が高く、TRUE/FALSE/NOT GIVENなど独特の問題形式が出る → 公式問題集や過去問で形式に慣れ、「本文に書いていない情報はNOT GIVEN」と見抜く練習が必須
  • リスニング:一度しか流れない音声を聞きながら設問を先読みする必要がある → ノートテイキングと先読みの練習をセットで行う
  • ライティング:Task1(図表・手紙)とTask2(エッセイ)の型を身につける → テンプレートに頼りすぎず、「導入→理由→具体例→結論」の流れを自分なりに言えるようにする
  • スピーキング:試験官との1対1の会話形式 → 予想される質問に対する「30〜60秒のミニスピーチ」をあらかじめ作り、オンライン英会話などで口ならしをしておく

特にライティングとスピーキングは、独学だけでは限界が出やすい部分です。

可能であれば、IELTS対策を専門にしているスクールやオンライン添削サービスを利用し、自分の弱点を客観的に指摘してもらうことをおすすめします。

スコア有効期限と受験計画

IELTSとTOEFLのスコアには有効期限があります。

一般的に、

  • IELTS:スコア有効期限は2年間
  • TOEFL iBT:多くの機関で有効期限2年間
  • TOEIC・英検:厳密な有効期限はないが、入試や企業によって「◯年以内取得」と条件をつけることが多い

留学や移住を考えている場合、

「出願締切日から逆算して、1年〜半年以内に取得したスコアがベスト」と考えておくと安全です。

たとえば、2027年9月入学を目指すなら、願書の多くは2026年12月〜2027年1月ごろが締切です。

この場合、2025年秋〜2026年夏ごろに本番スコアをそろえておくと、出願時も十分に有効期限内で安心です。

ぎりぎりのタイミングで1回勝負にするのではなく、

本命の1年前に一度受験して現在地を把握 → 足りない部分を1年かけて補強 → 本命出願の半年前〜数か月前に取り直すという2段階プランをおすすめします。

よくある質問とまとめ

最後に、「IELTSとTOEICの換算」に関してよくある質問に、まとめて答えます。

Q1. TOEIC 800点あれば、IELTSは何点くらい取れますか?

A. 換算表上はIELTS 6.5〜7.0相当ですが、実際には6.0〜6.5あたりに落ち着く人が多いです。

ライティング・スピーキング対策をどれだけするかで、そこから1.0バンドくらい差が付きます。

Q2. TOEICや英検だけで海外大学に出願できますか?

A. 一部の語学学校などを除けば、ほとんどの大学・大学院・移民局ではIELTSかTOEFLが必須です。

TOEIC・英検は日本国内向けの評価としては非常に有効ですが、留学・移住では補助的な立場になります。

Q3. IELTSとTOEFL、どちらを受けた方がいいですか?

A. アメリカ志望が強ければTOEFL、それ以外の英語圏や複数国を視野に入れるならIELTSが無難です。

両方受け付けている大学も多いので、過去問を試してみて「自分に解きやすい方」を選ぶのもよい方法です。

Q4. TOEICやIELTSの勉強をすると、日常英会話もできるようになりますか?

A. 読む・聞く力は確実に上がりますが、「話す」力は別にトレーニングが必要です。

特にIELTSスピーキングは、「自分の意見を論理的に説明する」練習をしないと高得点が出にくいので、アウトプットの量を意識的に増やしましょう。

Q5. 換算表で見ると自分のレベルが低くて不安です…

A. 英語力は「伸ばした量」にかなり素直に反応します。

現時点ではっきりレベルを知ることができたのは大きな一歩なので、「次の0.5バンド(または100点)」だけに集中して、一歩ずつ積み上げていきましょう。


換算は「今どこにいて、次にどこを目指すか」を決めるための道具です。目的に合った試験を選び、0.5バンドずつ、あるいは100点ずつ階段を上っていくイメージで、着実に進んでいきましょう。

総括

  • TOEICとIELTSの換算は、IELTS 6.0 ↔ TOEIC 740〜820点、IELTS 7.0 ↔ TOEIC 870〜970点など「あくまで目安のレンジ」で見る
  • CEFRを軸にすると、IELTS 5.5〜6.0=B2レベルで、多くの海外大学が求める最低ラインだと分かる
  • 英検準1級はIELTS 5.5〜6.0、英検1級はIELTS 6.5〜7.0程度に対応するイメージで考える
  • 試験ごとに目的と評価軸が違うため、換算表どおりのスコアが出るとは限らないことを前提にする
  • 留学・移住ではIELTS/TOEFLが必須で、TOEIC・英検は日本国内の就職・入試で主に評価される
  • 試験選びは「目的 → 認められている試験 → 必要スコア」という順番で、必ず公式情報を確認して決める
  • TOEIC高得点でも、IELTSではライティング・スピーキング対策をしないとスコアが伸びにくい
  • IELTS・TOEFLのスコア有効期限は2年なので、出願締切から逆算して1〜1年半前から受験計画を立てる
  • 学習計画は、換算表の「理論上の同等レベル」より0.5バンド低めを第一目標にし、段階的に引き上げると安定しやすい
  • 最終的には、換算値ではなく「目的の試験で必要スコアを取りきる」ことがゴールであると意識する
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