「ずっと一緒」と英語で伝えたいとき、always / forever / eternity など、どの単語を選ぶかでニュアンスが大きく変わります。
恋人への一言、友達とのプリクラのコメント、結婚指輪の刻印、タトゥーのフレーズなど、場面によって「ちょうどいい重さ」も違います。
この記事では、「ずっと一緒」を表す基本の形から、単語ごとの違い、相手別のおすすめフレーズ、おしゃれな一言フレーズまで整理して解説します。
そのままコピペして使える例文もたくさん紹介するので、自分の気持ちに一番近い表現を見つけてください。
- 「ずっと一緒」を表す基本フレーズと文の形が分かる
- always / forever / eternity などのニュアンスの違いが理解できる
- 恋人・友達・家族・ペット向けの自然なフレーズを選べる
- 刻印・タトゥー・SNSに合うおしゃれな一言表現をストックできる
ずっと一緒の基本英語フレーズ
まずは「ずっと一緒」を英語で言うときの基本パターンを押さえます。
多くの表現は、「ずっと」パート × 「一緒」パートを組み合わせて作られます。
ざっくり言うと、「ずっと」は always / forever、「一緒」は together / be with you / stay together などです。
ここでは、短い一言と文章の代表フレーズ、そして「いつも」と「永遠」の違いを整理します。
短く伝える基本表現
短い一言で「ずっと一緒」を伝えるなら、次のフレーズが基本になります。
指輪・ネックレスの刻印や、タトゥー、SNSの一言にもそのまま使えます。
「Always together」は、普段からよく一緒にいる関係のイメージです。
一方で「Together forever / Forever together」は、「これから先も離れない」という約束や願いのニュアンスが強くなります。
会話の中で一言だけ言うよりも、写真のキャプションやプリクラの落書き、プロフィール文などでよく使われる形です。
文章で伝える代表表現
本気の気持ちを伝えたいなら、文章でしっかり言う方が自然です。
基本の形は「I want to / Let’s / We will + be with / stay together + forever / always」です。
-
英語:I want to be with you forever.
日本語:あなたとずっと一緒にいたいです。 -
英語:Let’s stay together forever.
日本語:ずっと一緒にいよう。 -
英語:We’ll always be together.
日本語:これからもずっと一緒にいるよ。 -
英語:Please always be with me.
日本語:これからもずっとそばにいてください。 -
英語:I’m with you forever.
日本語:私はずっとあなたの味方です。
恋人には「I want to be with you forever.」が最もストレートで自然です。
友達や家族には、「We’ll always be together.」のように「we」を主語にすると、重くなりすぎません。
いつもと永遠の違い
日本語の「ずっと」は、状況によって「いつも」と「永遠」の両方に訳せます。
英語ではこの二つをきちんと分けて考えた方が、自然な表現になります。
| 日本語 | 英語の軸 | 主なフレーズ | イメージ |
|---|---|---|---|
| いつも一緒 | always | always together / always with you | 日常的に一緒にいる状態 |
| 永遠に一緒 | forever / eternity | together forever / be with you forever | これから先もずっと変わらない約束 |
「いつも」は今の生活スタイルを説明する感じで、「永遠」は将来への約束や誓いを表します。
たとえば、仲のいい友達なら「We’re always together.」で十分ですが、プロポーズなら「Let’s stay together forever.」の方が気持ちが届きやすいです。
英語学習全体での「always / forever」の使い分けは、英語教育の解説サイトでもよく説明されています。
たとえば 文部科学省の英語ポータル では、基礎的な副詞の使い方を確認できます。

単語ごとのニュアンス理解
ここからは、「ずっと」と「一緒」を作る単語を一つずつ見ていきます。
同じ「ずっと一緒」でも、単語選びでロマンチックさや重さが変わるので、意味だけでなくイメージまで押さえておくと安心です。
alwaysとforeverの違い
どちらも日本語にすると「ずっと」ですが、英語では少し役割が違います。
ざっくり分けると、always=習慣・いつも、forever=これから先もずっと・永遠にです。
-
英語:We’re always together.
日本語:私たちはいつも一緒だね。(普段からよく一緒にいる) -
英語:Let’s be together forever.
日本語:これからもずっと一緒にいよう。 -
英語:I’ll always be with you.
日本語:いつも君のそばにいるよ。(支えとして) -
英語:I’ll be with you forever.
日本語:一生、君のそばにいるよ。(一生の約束に近い)
「always」は日常的で軽め、「forever」はロマンチックで重め、と覚えておくと選びやすいです。
付き合い始めたばかりなら always を中心に使い、結婚・プロポーズなど本気度が高い場面では forever を使うとバランスが良くなります。
togetherとbe withの違い
どちらも「一緒にいる」という意味ですが、少し感覚が違います。
together は「一緒に行動している」イメージ、be with は「そばにいる/味方でいる」イメージが強いです。
-
英語:We’re always together.
日本語:私たちはいつも一緒に行動しているよね。 -
英語:I want to be with you forever.
日本語:君のそばに、ずっといたい。 -
英語:Let’s stay together no matter what.
日本語:何があっても一緒にいよう。 -
英語:I’ll always be with you, even if we’re apart.
日本語:たとえ離れていても、ずっと君の味方だよ。
実際の会話では、「I want to be with you forever.」のように be with を使う方が自然でロマンチックです。
「stay together」は「別れずに関係を続ける」というニュアンスが強いので、カップルや家族の絆を強調したいときに向きます。
eternityなど強い表現
forever よりさらに重く、宗教的・文学的な響きがあるのが eternity 系の単語です。
プロポーズ・結婚式・タトゥーなど、「大げさなくらいの永遠」を表現したいときに使われます。
-
英語:You’re mine for eternity.
日本語:君は永遠に僕のものだよ。 -
英語:United for eternity.
日本語:永遠に結ばれている。 -
英語:Eternally united.
日本語:永遠に結ばれたふたり。 -
英語:Together for all eternity.
日本語:永遠のその先までも、一緒に。
これらは映画や歌詞、タトゥーではよく見ますが、日常会話で使うとかなり大げさに聞こえることがあります。
相手との関係がまだ浅いときは、いきなり eternity 系を使うのは避け、「forever」までにしておくと安心です。
宗教的な文脈での「eternity」の使われ方などは、英語学習サイトのコラムが参考になります。
たとえば 語学教育系サイトの解説 では、文学表現としての eternity にも触れられています。

相手別フレーズ実例集
同じ「ずっと一緒」でも、恋人・友達・家族・ペットでは、ふさわしい表現が変わります。
ここでは、相手別にそのまま使えるフレーズと、少し言い換えたバリエーションをまとめます。
恋人向けロマンチック表現
恋人に「ずっと一緒にいたい」と伝えるときは、be with / stay together を使った文章フレーズが自然です。
一方で、SNS の一言や写真のキャプションには短いフレーズが向いています。
-
英語:I want to be with you forever.
日本語:あなたと一生一緒にいたい。 -
英語:Let’s stay together forever.
日本語:ずっと一緒にいよう。 -
英語:I’ll always be by your side.
日本語:いつも君のそばにいるよ。 -
英語:I’m yours 24/7.
日本語:私はいつでも、ずっとあなたのものだよ。 -
英語:Yours forever.
日本語:永遠にあなたのものより。(手紙の締めくくりなど)
告白・日常のメッセージ・プロポーズなど、場面によって強さを少し変えるのがポイントです。
※付き合う前や、出会ってすぐの相手に「for eternity」「forever and ever」などを使うと、重すぎて引かれてしまうことがあります。
友達向けライトな表現
友達に「ずっと一緒」を伝えるときは、「永遠の愛」より「ずっと友達」「いつも一緒でいようね」のような軽さが大切です。
forever を使ってもかまいませんが、全体の言い方を明るくしておくと、重くなりません。
-
英語:Let’s be friends forever.
日本語:ずっと友達でいようね。 -
英語:We’ve always been together, and I hope we always will be.
日本語:これまでもずっと一緒だったし、これからもそうだといいな。 -
英語:Best friends forever.
日本語:ずっと親友だよ。(BFF のフルバージョン) -
英語:We’re inseparable.
日本語:私たち、離れられないくらい仲いいよね。
「Friends forever.」「Best friends forever.」は、卒業アルバムのメッセージや寄せ書きでもよく使われる定番表現です。
プリクラや SNS のキャプションにもそのまま使えます。
家族やペット向け表現
家族やペットには、「守る」「支える」「そばにいる」というイメージを出すと、温かくて自然な表現になります。
特にペットの場合は、「with my dog / cat」のように相手を入れると分かりやすいです。
-
英語:We’ll always be together as a family.
日本語:家族みんな、これからもずっと一緒だよ。 -
英語:I’ll always be here for you.
日本語:いつでも、ずっとあなたの味方でいるよ。 -
英語:Forever with my dog.
日本語:愛犬と、ずっと一緒。 -
英語:Always by your side, my little angel.
日本語:小さな天使、いつも君のそばにいるよ。(子ども・ペット向け) -
英語:We’ll stay together, no matter what happens.
日本語:何があっても、家族みんなで乗り越えようね。
家族やペット相手には、「for eternity」のような大げさな表現より、「always」「forever」+「be here for you」「by your side」のような、やさしい言い回しがおすすめです。

おしゃれ表現と使い分け
ここでは、刻印やタトゥー、SNS で「映える」おしゃれなフレーズをまとめます。
あわせて、always / forever 系の微妙な違いと、「重くなりすぎないための注意点」も確認します。
刻印やタトゥー向け一言
デザインに使うフレーズは、「短い・覚えやすい・見た目がきれい」がポイントです。
ここでは、2〜3語で「ずっと一緒」のニュアンスを出せる表現を中心に紹介します。
-
英語:Together forever
日本語:永遠に一緒に。 -
英語:Forever together
日本語:ずっと一緒に。 -
英語:Always together
日本語:いつも一緒。 -
英語:Never apart
日本語:決して離れない。 -
英語:Always side by side
日本語:いつも隣り合って。 -
英語:Unbreakable bond
日本語:壊れない絆。 -
英語:Timeless connection
日本語:時を越えたつながり。 -
英語:Forever in sync
日本語:ずっと気持ちがぴったり。
刻印やタトゥーでは、文章にすると長くてバランスが悪くなるので、2〜3語のフレーズがよく選ばれます。
意味が強すぎると感じたら、「Unbreakable bond」など、時間より「絆」にフォーカスした表現を選ぶと少し落ち着いた印象になります。
alwaysとforever系比較
同じ「ずっと一緒」でも、語順や単語でニュアンスが少し変わります。
特によく迷うのが、always together / together forever / forever together の三つです。
| フレーズ | 直訳 | 主なニュアンス | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|
| Always together | いつも一緒 | 日常的に一緒にいる、今の関係を説明 | 友達・恋人・家族の日常、写真のキャプション |
| Together forever | 永遠に一緒に | これから先も離れない、約束や誓い | 恋人・夫婦、刻印、プロポーズ、結婚式 |
| Forever together | ずっと一緒 | Together forever とほぼ同じだが、ややキャッチコピー寄り | デザイン・タトゥー・ロゴ・グッズ |
また、「forever and ever(ずっとずっと)」と足すと、子どものころの約束のような、かわいい大げささが出ます。
大人の真面目なプロポーズで使うと少しカジュアルすぎることもあるので、場面を選びましょう。
重くなりすぎない注意点
最後に、「ずっと一緒」を言い過ぎて重くならないためのチェックポイントです。
英語圏でも、永遠を強く誓う表現はロマンチックである一方、関係が浅いと「ストーカーっぽい」と受け取られることがあります。
日本語でも「死ぬまで一緒にいて」などと言うと重く感じるように、英語でも「till the day I die」「for all eternity」はかなりドラマチックです。
相手の性格や文化背景を考えて、「ちょうどいい強さ」の表現を選ぶのが大切です。

まとめ
最後に、「ずっと一緒」を英語で表現するときのポイントを整理します。
迷ったときは、ここだけ見直してフレーズを選んでみてください。
- 「ずっと一緒」は「ずっと(always / forever)× 一緒(together / be with / stay together)」の組み合わせで考える。
- always は「いつも」、forever は「永遠に」のイメージで、日常か一生の約束かで使い分ける。
- together は物理的な「一緒」、be with は「そばにいる・味方でいる」ニュアンスが強い。
- 恋人には I want to be with you forever. / Let’s stay together forever. が自然でロマンチック。
- 友達には Friends forever. / We’re always together. のような軽くて明るい表現が合う。
- 家族・ペットには I’ll always be here for you. / Forever with my dog. など「守る・支える」系が温かい。
- 刻印・タトゥー・SNS には Together forever / Never apart / Unbreakable bond など短い一言が映える。
- eternity / forever and ever / for all eternity はかなり強い表現で、相手や場面を選ぶ。
- 関係が浅い相手やビジネス相手には、「永遠」より「感謝・尊敬」の表現を優先する。
- 自分と相手の距離感を意識して、「言い過ぎない」ラインを意識すれば、英語でも自然に気持ちを伝えられる。

