「慰める」は英語で?状況別フレーズと使い分け

未分類

つらい思いをしている人に、そっと声をかけたいときがありますよね。

そんなとき、日本語では「慰める」と言いますが、英語では comfort / console / cheer up / encourage / soothe / solace など、いくつも候補があります。

どれも「慰める」と訳せますが、実はニュアンスや使う場面がかなり違います。

この記事では、状況に合わせて自然に使える「慰める」の英語表現を、例文つきでていねいに整理します。

  • 「慰める」に一番近い英語と、代表的な動詞の違いがわかる
  • 失敗・失恋・死別・不安・怒りなど、状況別のフレーズが身につく
  • 「自分を慰める」「良心をなだめる」などの自己への表現が使えるようになる
  • 日常会話・ビジネス・フォーマル文で失礼にならない言い方を選べる

「慰める」を表す英語の全体像

まずは、日本語の「慰める」がどんな意味を持つのかを整理し、それに対応する英語の動詞を一覧で見ていきます。

どの動詞も辞書には「慰める」と出ますが、感情の深さや場面、フォーマル度が少しずつ違います。

  • 日本語の「慰める」がカバーしている意味の範囲
  • 代表的な英語動詞 comfort / console / cheer up などの一覧
  • それぞれのざっくりしたニュアンスと得意な場面
  • 最も無難に使える comfort の基本的な位置づけ

日本語の「慰める」の意味

日本語の「慰める」は、一言で言うとつらい気持ちを少しでも楽にしてあげることです。

もう少し分けると、次のような意味があります。

  • 悲しみや失望をやわらげる(失恋・死別など)
  • 落ち込んでいる人を元気づける(テストに失敗、仕事でミスなど)
  • 不安・怒り・パニックをなだめて落ち着かせる
  • 気をそらしたり、楽しませたりして気分を軽くする
  • 自分の気持ちや良心をなだめる(自分を慰める)

つまり「慰める」は、単に「同情する」だけではなく、「元気づける」「なだめる」「気分転換させる」までを広くカバーしている言葉です。

英語では、この広い意味を一つの単語ではカバーしきれないので、場面ごとに動詞を使い分けます。

代表的な英語動詞一覧

「慰める」に関連する代表的な英語動詞を、まずはざっくり一覧で見ておきましょう。

英語 ざっくりした意味 得意な場面
comfort 心を落ち着かせて安心させる 広く一般的な「慰める」全般
console 深い悲しみに寄り添って慰める 失恋・死別など重い悲しみ
cheer (someone) up 元気づける・明るい気持ちにさせる 軽い落ち込み・失敗後の励まし
encourage 勇気づける・背中を押す 挑戦前・モチベ低下・不安
soothe なだめる・落ち着かせる 不安・怒り・パニック・赤ちゃん
solace 心を慰める(文語的) 文章・フォーマルな文脈
amuse 楽しませて気を紛らわせる 気晴らし・娯楽
entertain 楽しませて気を紛らわせる 映画・パーティーなどでの気晴らし
divert 注意・意識をそらす 気をそらして気分転換させる
placate 怒り・不満をなだめる 怒っている相手をおさめる

この中で、どの場面でも比較的安全に使えるのが comfort です。

最も無難なcomfortの位置づけ

結論から言うと、「慰める」を英語で一言で言うなら、一番無難で汎用的なのは comfort です。

理由は、次の3つです。

  • 日常会話でもビジネスでも自然に使える
  • 軽い落ち込みから深い悲しみまで、幅広くカバーできる
  • フォーマルすぎず、軽すぎもしないちょうどよいトーン

例文でイメージをつかみましょう。

  1. 英語:I tried to comfort him the best I could.
    日本語:できる限り彼を慰めようとしました。
  2. 英語:She comforted her friend during the funeral.
    日本語:彼女は葬儀のあいだずっと友人を慰めていました。
  3. 英語:My friend called me for comfort after she broke up.
    日本語:別れたあと、友人は慰めてもらおうと私に電話してきました。

迷ったら comfort を選べば、ほとんどの場合不自然にはなりません。

ただし、あとで見るように「とても重い悲しみ」「軽いノリで元気づけたい」といった場面では、console や cheer up の方が気持ちにフィットすることもあります。

英単語どうしの細かなニュアンスは、英語辞書サイトの例文をまとめて読むとつかみやすくなります。例えば、Weblio英和辞典の「慰める」ページは意味の広がりを確認するのに役立ちます。


「慰める」を英語にしたいときは、まず comfort を基準に考えると迷いにくくなります。そこから、悲しみがとても深いなら console、明るく励ましたいなら cheer up のように分けていきましょう。

主要動詞の意味と使い分け

ここからは、よく使う動詞どうしをペアで比べながら、具体的な違いと使い分け方を見ていきます。

comfort / console / cheer up / encourage / soothe / solace がしっかり理解できると、ほとんどの「慰める」場面に対応できます。

  • comfort と console の共通点と違い
  • cheer up と encourage の違い(元気づける vs 勇気づける)
  • soothe / solace が得意とする「なだめる・癒やす」場面
  • 気晴らし系の動詞の位置づけと注意点

comfortとconsoleの違い

どちらも「慰める」と訳される中心的な動詞ですが、ニュアンスに差があります。

ざっくり言うと、

comfort:幅広い「慰める」。安心させるイメージ。
console:深い悲しみに寄り添う、少しフォーマル。

違いを整理すると次のようになります。

  • 悲しみの深さが軽め〜中くらい → comfort が自然
  • 失恋・死別など、とてもつらい出来事 → console が合いやすい
  • 日常会話での使いやすさ → comfort の方が圧倒的に多い
  • 文章・弔意のメッセージ → console がよく出てくる

例文で見てみましょう。

  1. 英語:I comforted my son after he failed the exam.
    日本語:息子がテストに落ちたあと、私は彼を慰めました。
  2. 英語:We tried to console her when her father passed away.
    日本語:お父さんが亡くなったとき、私たちは彼女を慰めようとしました。
  3. 英語:Nothing could console him in his great sorrow.
    日本語:深い悲しみの中で、彼を慰められるものは何もありませんでした。

迷ったときの目安は、「相手の悲しみがニュースになるレベルかどうか」です。

日常の失敗や落ち込みなら comfort。家族の死や大きな事故・災害などなら console と考えると、選びやすくなります。

※console は「ゲーム機」「操作盤」という意味もあるので、名詞ではなく動詞として使っているか意識しましょう。

cheer upとencourageの違い

どちらも日本語では「励ます」と訳されますが、方向性が少し違います。

ざっくり言うと、

cheer (someone) up:気分を明るくする・元気づける
encourage:勇気を与える・行動を後押しする

整理すると次のようになります。

  • 気分を上向きにしたいとき → cheer (someone) up
  • 挑戦や行動を後押ししたいとき → encourage (someone)
  • カジュアルな日常会話 → cheer up がよく使われる
  • ビジネスや勉強の場 → encourage の方が合いやすい

例文で違いを確認しましょう。

  1. 英語:My friends took me out to dinner to cheer me up.
    日本語:友だちは私を元気づけるために夕食に連れ出してくれました。
  2. 英語:My boss encouraged me to apply for the position.
    日本語:上司は私に、そのポジションに応募するよう励ましてくれました。
  3. 英語:I tried to cheer her up after the presentation didn’t go well.
    日本語:発表がうまくいかなかったあと、私は彼女を元気づけようとしました。

cheer up は「落ち込んでいる気分を明るくする」イメージなので、相手の悲しみが極端に深い場合(身内の死など)に軽く使うと、冷たく聞こえることがあります。

その場合は、comfort や console にしておく方が安全です。

sootheとsolaceの使い方

次は「なだめる」「心を癒やす」ニュアンスの動詞です。

ざっくり言うと、

soothe:興奮・不安・怒り・痛みをしずめる
solace:心を慰める(やや硬い・文語的)

soothe は、対象がとても広いのが特徴です。

泣いている赤ちゃん、不安で震えている人、怒っている相手、さらには痛みやかゆみまで、「しずめる」「やわらげる」ときに使えます。

  1. 英語:She tried to soothe the crying baby by singing a lullaby.
    日本語:彼女は子守歌を歌って、泣いている赤ちゃんをなだめようとしました。
  2. 英語:His words soothed my anxiety.
    日本語:彼の言葉は、私の不安を和らげてくれました。
  3. 英語:He tried to soothe her anger.
    日本語:彼は彼女の怒りをなだめようとしました。

一方、solace は日常会話ではあまり使われず、文章やフォーマルな文でよく出てきます。

動詞として「慰める」、名詞として「慰め・癒やし」の意味があります。

  1. 英語:She found solace in music after the accident.
    日本語:その事故のあと、彼女は音楽の中に慰めを見いだしました。
  2. 英語:He tried to solace himself with the thought that he had done his best.
    日本語:彼は「できることはやった」と考えて自分を慰めようとしました。

会話では comfort / console / soothe を中心に使い、「文章で少し硬めに書きたいときだけ solace もある」と覚えておくと自然です。

気晴らし系動詞の位置づけ

日本語でも「飲みに連れていって気を紛らわせてあげる」というように、直接悲しみに触れず、別のことで気持ちを軽くする慰め方があります。

英語では、次のような動詞がこのタイプです。

  • amuse:楽しませて気を紛らわせる
  • entertain:もてなして楽しませる
  • divert:注意・意識をそらすことで気晴らしさせる

例文で雰囲気をつかみましょう。

  1. 英語:I took him to a movie to amuse him after the breakup.
    日本語:別れたあと、彼の気を紛らわせるために映画に連れて行きました。
  2. 英語:We tried to divert her mind with a short trip.
    日本語:私たちは、短い旅行で彼女の気を紛らわせようとしました。
  3. 英語:They entertained the guests to take their mind off the bad news.
    日本語:悪いニュースから気をそらすために、彼らはゲストをもてなしました。

※死別など、とても重い悲しみの直後に amuse や entertain を前面に出すと「不謹慎」「軽すぎる」と感じられることがあります。その場合は、まず comfort / console の言葉をかけ、落ち着いてから気晴らしに誘うのが自然です。


「慰める」は、寄り添う(comfort / console)、元気づける(cheer up / encourage)、なだめる(soothe)、気晴らしさせる(amuse / divert)の4タイプに分けると整理しやすくなります。

状況別・相手別の慰め表現

ここからは、相手の状況ごとに「どの動詞を選べばよいか」「どんなフレーズを使えばよいか」を具体的に見ていきます。

同じ comfort でも、言い方や組み合わせるフレーズによって印象が変わります。

  • 軽い落ち込み・失敗に合うカジュアル表現
  • 失恋・死別など深い悲しみで使えるフレーズ
  • 不安・怒り・パニック・赤ちゃんをなだめるときの言い方
  • 自分や自分の良心を慰めるときの表現パターン

軽い落ち込みや失敗の場合

テストでミスした、上司に注意された、プレゼンがうまくいかなかった…。

このような「日常レベルの落ち込み」には、重すぎない動詞とフレーズが合います。

動詞の候補は、

  • comfort(安心させる)
  • cheer (someone) up(元気づける)
  • encourage(勇気づける・また頑張る気にさせる)

例文を見てみましょう。

  1. 英語:I tried to comfort her after she made a small mistake at work.
    日本語:彼女が仕事でちょっとしたミスをしたあと、私は彼女を慰めようとしました。
  2. 英語:We bought him some ice cream to cheer him up.
    日本語:彼を元気づけるために、私たちはアイスを買ってあげました。
  3. 英語:My teacher encouraged me not to give up.
    日本語:先生は、あきらめないよう私を励ましてくれました。

このレベルの落ち込みでは、あまり大げさな言葉より、軽く明るい雰囲気の cheer up や encourage が使いやすいです。

失恋や死別など深い悲しみ

失恋や、身近な人・ペットの死など、深い悲しみのときは、言葉選びがとても大切です。

ここでは、console / comfort を中心に使います。

特に英語圏では、死別の場面では、直接 “cheer up” と言うのは軽く聞こえることが多いので注意しましょう。

深い悲しみには、次のようなフレーズがよく使われます。

  1. 英語:I’m so sorry for your loss.
    日本語:ご愁傷様です。(お悔やみ申し上げます)
  2. 英語:Nothing I say can truly comfort you, but I’m here for you.
    日本語:どんな言葉も本当の慰めにはならないかもしれませんが、私はあなたのそばにいます。
  3. 英語:We tried to console her after her mother passed away.
    日本語:お母様が亡くなったあと、私たちは彼女を慰めようとしました。
  4. 英語:Music was his only solace during that difficult time.
    日本語:あのつらい時期、音楽だけが彼の心の慰めでした。

このような場面では、「何かをさせようとする」よりも、「そばにいる」「気持ちに寄り添う」メッセージが大切です。

comfort / console とセットで、後半に “I’m here for you.”(私はあなたの味方だよ)と続けると、やさしい印象になります。

不安や怒りパニックをなだめる

不安、怒り、パニック、泣き出した赤ちゃんなど、「感情が高ぶっている相手」を落ち着かせたいときは、soothe がとても便利です。

soothe は、「興奮した状態をしずめる」イメージなので、次のような場面で活躍します。

  • 泣いている赤ちゃんをあやす
  • 不安で落ち着かない人をなだめる
  • 怒っている人の気持ちをおさめる
  • 緊張・パニック状態の人を落ち着かせる

例文を見てみましょう。

  1. 英語:She tried to soothe the baby by rocking him gently.
    日本語:彼女は赤ちゃんをやさしく揺らしてなだめようとしました。
  2. 英語:His calm voice soothed her anxiety.
    日本語:彼の落ち着いた声が、彼女の不安を和らげました。
  3. 英語:I did my best to soothe his anger.
    日本語:私は彼の怒りをなだめようと最善を尽くしました。

怒っている相手には、placate という動詞もありますが、日常会話では少し硬く感じられます。

基本的には soothe を使い、ビジネス文などで「不満をおさめる」ニュアンスを出したいときだけ placate を使うとよいでしょう。

自分を慰めるときの表現

「自分を慰める」「自分に言い聞かせる」「良心をなだめる」といった、自分の内面に向けた慰めもよく使います。

英語では、oneself や one’s conscience などを目的語にして表します。

よく使うパターンは次の通りです。

  • comfort myself with …(…で自分を慰める)
  • console myself with the thought that …(…だと思うことで自分を慰める)
  • solace myself with …(…で自分を慰める:やや文語)
  • soothe my conscience(良心をなだめる)

例文を見てイメージを固めましょう。

  1. 英語:I comforted myself with a cup of hot chocolate.
    日本語:私はホットチョコレートで自分を慰めました。
  2. 英語:She consoled herself with the thought that she had done her best.
    日本語:彼女は「できることはすべてやった」と考えて自分を慰めました。
  3. 英語:He tried to soothe his conscience by donating money.
    日本語:彼は寄付をすることで良心をなだめようとしました。

「〜と思って自分を慰める」は、
comfort / console / solace oneself with the thought that … の形でよく使われるので、丸ごとパターンで覚えてしまうと便利です。


慰めの英語は、「相手の状況の重さ」と「感情の種類」(悲しみ・不安・怒りなど)を意識して選ぶと、ぐっと自然になります。軽い失敗なら cheer up、深い悲しみなら console、不安や怒りには soothe が合いやすいです。

場面別フレーズと行動表現

ここでは、実際の会話でそのまま使える「慰めの一言」と、「慰めるときの仕草」を表す英語をまとめて紹介します。

日常会話、ビジネス、フォーマルなメッセージなど、場面に合わせて言い方を選べるようにしていきましょう。

  • 日常会話で使える定番フレーズ
  • ビジネス・フォーマルで無難な表現
  • 「励ます一言」と「寄り添う一言」の言い分け
  • 慰めの仕草・行動を表す英語表現

日常会話での定番フレーズ

友だちや家族を慰めるときに、そのまま使えるシンプルなフレーズをまとめます。

まずは「寄り添う一言」です。

  1. 英語:It’s okay. Everyone makes mistakes.
    日本語:大丈夫。誰だってミスはするよ。
  2. 英語:I understand how you feel.
    日本語:あなたの気持ちはわかるよ。
  3. 英語:You’re not alone.
    日本語:あなたは一人じゃないよ。
  4. 英語:It’s okay to feel sad.
    日本語:悲しく感じて当たり前だよ。

次に、「少し励ます一言」です。

  1. 英語:Cheer up. Tomorrow is another day.
    日本語:元気出して。明日があるさ。
  2. 英語:You did your best. That’s what matters.
    日本語:できることはやったんだ。それが大事だよ。
  3. 英語:Let’s go out and take your mind off it.
    日本語:出かけて、ちょっと気を紛らわせよう。

comfort などの動詞は文脈の中で使い、相手にかける一言自体はこのような短い文でシンプルに伝えると、自然な英会話になります。

ビジネスとフォーマル表現

ビジネスメールや、少しかしこまった場面では、カジュアルすぎる表現は避けた方が安心です。

ここでは、同僚や取引先に使える、落ち着いたトーンのフレーズを紹介します。

仕事上のミスやトラブルに対して慰めるとき:

  1. 英語:Don’t be too hard on yourself.
    日本語:あまり自分を責めすぎないでください。
  2. 英語:We all make mistakes. What’s important is how we learn from them.
    日本語:誰にでもミスはあります。大切なのは、そこからどう学ぶかです。
  3. 英語:I hope this message brings you some comfort.
    日本語:このメッセージが、少しでも慰めになれば幸いです。

お悔やみ・重い出来事に対しては、よりフォーマルな表現が使われます。

  1. 英語:Please accept my deepest condolences.
    日本語:心よりお悔やみ申し上げます。
  2. 英語:Our thoughts are with you and your family during this difficult time.
    日本語:このつらい時期、私たちの思いは、あなたとご家族とともにあります。
  3. 英語:I hope you can find some comfort in the memories you shared.
    日本語:共に過ごされた思い出が、少しでも慰めとなりますようお祈り申し上げます。

こうしたフォーマルな表現は、日本語の弔電のようにある程度「型」が決まっています。

詳しく知りたい場合は、英語教育サイトなどで例文をまとめて確認すると安心です。たとえば、オンライン英会話サービスのブログには、慰め表現を特集した解説ページなどもあります。

励ます一言と寄り添う一言

慰めの言葉には、大きく分けて2つの方向があります。

寄り添う一言:気持ちを否定せず、「つらいよね」と共感する
励ます一言:前を向けるように、そっと背中を押す

両方をバランスよく使えると、相手の状況に合わせて自然なコミュニケーションができます。

寄り添う一言の例:

  1. 英語:I’m really sorry you’re going through this.
    日本語:こんなつらい状況で、本当に大変だと思います。
  2. 英語:It must be hard for you.
    日本語:本当につらいですよね。
  3. 英語:I’m here if you need anything.
    日本語:何かあったら、いつでも言ってくださいね。

励ます一言の例:

  1. 英語:You can do it. I believe in you.
    日本語:あなたならできます。信じています。
  2. 英語:Don’t give up. This is not the end.
    日本語:あきらめないで。これで終わりじゃないよ。
  3. 英語:Your efforts will pay off someday.
    日本語:あなたの努力は、いつか必ず報われます。

相手がまだショックで混乱しているときは、励ます前に「寄り添う一言」から入ると、気持ちを受け止めてもらえたと感じてもらいやすくなります。

慰めの仕草を表す英語

慰めるときは、言葉だけでなく、表情や仕草も大きな役割を持ちます。

英語では、こうした行動もかなり具体的に表現できます。

  • a comforting smile(慰めるような微笑み)
  • give someone a comforting hug(慰めるようにハグする)
  • put a comforting hand on someone’s shoulder(慰めるように肩に手を置く)
  • pat someone’s shoulder consolingly(慰めるように肩を軽くたたく)
  • put your arm around someone(相手の肩に腕を回す)

例文の中で見てみましょう。

  1. 英語:She gave me a comforting smile and said nothing.
    日本語:彼女は私に慰めるようにほほ笑み、何も言いませんでした。
  2. 英語:He put his arm around her to comfort her.
    日本語:彼は彼女を慰めるために、そっと肩に腕を回しました。
  3. 英語:He patted my shoulder consolingly.
    日本語:彼は慰めるように私の肩を軽くたたきました。

「言葉でなんて言ったらいいか分からない」ときこそ、こうした仕草の描写が役に立ちます。

小説や映画のセリフを読むときも、これらの表現を意識すると、登場人物の気持ちがより伝わってきます。


フレーズだけでなく、「慰めの表情や仕草」を英語で言えるようになると、英作文や会話の表現力が一気に広がります。comforting smile や put a comforting hand on someone’s shoulder などは、そのまま覚えてしまうのがおすすめです。

不自然さを避ける注意点Q&A

最後に、「こう言ったら失礼にならないかな?」「この単語は重すぎない?」といった、よくある不安に答えながら、注意点を整理します。

特に、cheer up や solace のように、使いどころを間違えると違和感が出やすい表現は、事前にチェックしておきましょう。

  • 使うと失礼・軽すぎる印象になるケース
  • フォーマル度の選び方と避けたいミスマッチ
  • cheer up / solace / console などのよくある疑問
  • 迷ったときの安全な言い換えパターン

使うと失礼になるケース

慰め表現で失礼になりやすいのは、次の2つのパターンです。

  • 悲しみの深さに対して、言葉が軽すぎる
  • 相手の気持ちを否定するように聞こえてしまう

よくある注意ポイントを Q&A 形式で確認します。

Q1. 死別のときに “Cheer up!” は変?
A. はい、多くの場合、不自然かつ失礼に聞こえます。

死別の直後は、まず “I’m so sorry for your loss.” や “My thoughts are with you.” のように寄り添う言葉をかけるのが一般的です。

Q2. 「そんなに落ち込まないで」は?
A. “Don’t be sad.” よりも、“It’s okay to feel sad, but I’m here for you.” のように、一度相手の感情を認めてから励ます言い方の方がやさしく聞こえます。

Q3. 気晴らし系動詞 amuse / entertain をいつ避ける?
A. 事故や災害、身近な人の死直後など、「悲しみがまだ深くて生々しい」タイミングでは、最初から amuse / entertain を前面に出すのは避けましょう。

まずは comfort / console とお悔やみの言葉で寄り添い、時間がたってから気晴らしに誘うのが自然です。

フォーマル度の選び方

同じ「慰める」でも、友だち相手とビジネスメールでは、言葉の重さを変える必要があります。

代表的な動詞のフォーマル度を、ざっくり並べてみます。

  • カジュアル寄り:cheer up, cheer, make someone feel better
  • 中間(どこでも使える):comfort, encourage, soothe
  • フォーマル寄り:console, express one’s condolences, offer (someone) comfort
  • 文語的・硬い:solace, extend one’s deepest sympathies

迷ったときのコツは、comfort を「中間の基準」として考えることです。

友だち同士で軽く言うなら、comfort より少し軽い cheer up。
弔意のメールやビジネスの場なら、comfort より少し重い console / offer my condolences といった具合に調整していくと、失敗しにくくなります。

よくある疑問とQ&A

最後に、学習者からよく出る疑問をいくつか取り上げ、簡単な Q&A でまとめます。

Q1. comfort と encourage の違いは?
A. comfort は「今のつらい気持ちを楽にしてあげる」、encourage は「これからの行動や挑戦を後押しする」イメージです。

例:
My friends comforted me when I failed.
(失敗したとき、友人たちが慰めてくれた)
My friends encouraged me to try again.
(友人たちは、もう一度挑戦するよう励ましてくれた)

Q2. console は会話でよく使う?
A. 使いますが、comfort ほど頻繁ではありません。

特に、失恋・死別など「重い悲しみ」の話題や、ニュース・記事・スピーチなどでよく見かけます。

Q3. solace はネイティブも使う?
A. 使いますが、主に文章・歌詞・本のタイトルなど、少し文学的な場面で多くなります。

日常の会話では、solace の代わりに comfort を使えばほぼ間違いありません。

Q4. 「慰めになればいいけど」は?
A. “I hope it brings you some comfort.” や “I hope my words can be of some comfort.” が自然です。

この “some comfort” は、「少しでも慰めになれば」という控えめなニュアンスを出す便利な表現です。


悩んだときは、「相手の悲しみの深さ」「場面のフォーマル度」「寄り添いたいのか、励ましたいのか」の3つを意識して、comfort / console / cheer up / encourage / soothe のどれを選ぶか決めてみてください。

まとめ

最後に、「慰める」の英語表現について、この記事の要点をまとめます。

  • 日本語の「慰める」は、悲しみをやわらげる・元気づける・なだめる・気晴らしさせる・自分を慰める、まで広くカバーしている。
  • 英語では一語で言い切れないため、comfort / console / cheer up / encourage / soothe / solace / amuse / entertain / divert などを状況で使い分ける。
  • もっとも無難で汎用的な「慰める」は comfort で、日常会話からビジネス・弔意の場面まで広く使える。
  • console は comfort よりも悲しみが深い場面(失恋・死別など)+ややフォーマルな文脈で使われやすい。
  • cheer up は「元気づける・明るくさせる」、encourage は「勇気づけて行動を後押しする」で、重い悲しみの直後に cheer up を使うのは避けた方がよい。
  • soothe は不安・怒り・パニック・赤ちゃん・痛みなどを「なだめる/しずめる」動詞で、良心には soothe one’s conscience を使う。
  • 自分を慰めるときは comfort / console / solace oneself with … や soothe one’s conscience などのパターンが定番。
  • 気晴らし系の amuse / entertain / divert は、「楽しませたり、気をそらしたりして慰める」場面で使うが、死別直後などでは前面に出さない方が安全。
  • 慰めのフレーズは、「寄り添う一言」(I’m so sorry. / You’re not alone.)と「励ます一言」(You can do it. / Don’t give up.)に分けて覚えると使いやすい。
  • cheer up の軽さ、solace の硬さ、console のフォーマル感を意識しつつ、「悲しみの深さ」「フォーマル度」「寄り添うか励ますか」の3点で表現を選ぶと不自然さを避けられる。

いろいろな動詞がありますが、「基本は comfort」「深い悲しみは console」「元気づけたいときは cheer up / encourage」「なだめたいときは soothe」とシンプルに整理しておくと、実際の会話でもすぐに使い分けられるようになります。
タイトルとURLをコピーしました