みなさん英語の多読ってしてますか?
多読とは、英語の文章をたくさん読む学習法の事です!
私は、英語学習に多読を取り入れた結果、大きく英語力を伸ばすことができました。
TOEICスコアでいうと、700点くらいでなかなか伸び悩んでしまっていて、「もうこれ以上スコアを伸ばすことができない、、」
と思っていた時、取り入れた感じですね。
その結果、なんとTOEICのスコアが一気に伸びて900点をオーバーしました。(TOEICのスコアが向上した要因はすべてが洋書ではありません。)
その後、私は英語の多読学習にすっかりのめりこんでしまい、150万語ほど読みました!
すると、私の英語力はおそろしいことになりました…。
そこで、英語の多読を150万語行って感じた効果について詳しく解説していきたいと思います!
英語の多読とは
そもそも英語の多読って何かの定義づけを行いましょう。
英語の多読とは、英語新聞でも英語アプリでも洋書でも何でもよいですが、とにかく英文を大量に読むことです。
多読なので、とにかく量量量です!
英語の多読には洋書がおすすめ
英語をたくさん読めっていうけど、そんなに読むものないよ~って人に多読をするのにおすすめのものがあります。
それは洋書です!
英語で書かれた英語の本です。
※洋書を使った英語学習法については、【洋書勉強法】洋書の多読で英語力を伸ばす方法! で解説しています。
おすすめの洋書はこちら。
洋書は、日本の普通の本屋ではあまりみないですよね?
私は、いつも新宿の紀伊国屋本店で購入していました。
ちなみに購入していた洋書は、ハリーポッタ―です。
ハリーポッターの洋書を私はほぼすべて読み切ったのです。
正直くそむずかったです。
でもそれらをすべて読み切った後、自分の英語力がとんでもないことになりました。
ではどんな効果を感じることができたのか!
それについて徹底解説していきます!
英語の多読150万語で感じた効果
➀速読力がついた
まず圧倒的に速読力が付きましたね~
英語の多読をやる前は、もたもた英語を読んでたような気がします。
ですが、多読を始めて50万語くらいたったあとに、「あれっ?なんかスラスラ英語が読める」という感覚を得ることができました。
なぜ、リーディングでスラスラ読めるようになったのか分析すると、おそらく「英語の処理速度が向上したこと」が要因だと思います。
英語を読んだときにパッと理解することができるようになったのです。
②単語が分からなくても英語が読める
英語の多読を100万語ほど行うと、英単語が分からなくても文章の大まかな内容を理解することができるという謎の境地に到達します。
英単語が分からなくても読めると言っても、そりゃもちろん、読む英文の中の単語が半分以上も分からないとかそんなレベルなら読めることはありません。
しかし、読む英文の中の2割くらいの単語が分からない。
その程度なら、問題なく英語を読むことができるようになります。
ではなぜか。
それは英語の推測力が向上したからです。
そのため、仮に多少単語が分からなくても、前後の文脈を頼りに大まかな内容を理解することができるのです。
➂リスニング力も向上
英語を読んでいただけなのに、なぜかリスニング力も「ガク―っと!」向上しました。
私も、初めは「え?なんで?」と不思議に思い原因を究明しようとしました。
その結果、分かったことはこれです。
英語を多読した結果、処理速度が大幅に向上し英語を耳で聞いたときでも高速で英語を理解することができるようになったということです。
英語を読んでいただけで、リスニング力が向上した。
こんなに嬉しいことはなかったですね!
リスニングを伸ばそうと思って、洋書を読んだわけではなかったので、なんか得した気分になりました。
④英語をイメージでとらえられるようになった
これは、ハリーポッターを全て読み切ったからこそ得られた効果かもしれません。
私は、ハリーポッターを映画で見たことがあったので、洋書を読んでいるときも、「ここって映画のあのシーンだな~」なんてことを想像しながら読んでいました。
それが結果的に良かったのです!
私が無意識に行っていたことは、英語の文字を読むとき、英語を日本語に訳すのではなく、英語をイメージで読むことだったのです。
これは実は高度なことみたいです。。
英語をイメージでとらえることができるようになると、英文を読んだ時や聞いた時もなんとなく内容をイメージしやすかったりととてもメリットが多いです。
⑤英単語を実践的に使えるようになった
私はこれまで、英単語帳などを利用してコツコツと英単語を暗記していました。
しかし、言ってしまえば、英単語帳を利用して覚えていただけだったので、実際にその単語を英文の中で見た時に、「あれ?これ単語帳で覚えたはずだった分からん、、」なんてことがよくありました。
なぜ、こんなことが起こってしまったのかというと、英単語は文章の前後の内容や表現によって意味が若干変わります。
そうなると、英単語帳で覚えた知識では対応することが難しいのです。
「まじか~それじゃあ、英単語帳だけで覚えるのじゃ意味ないのか、、」
と思ってた時に、私を救ってくれたのが英語の多読でした。
英語の多読を行うと、自然に自分の頭の中に眠っている英単語の知識をフル活用して、生きた英単語の知識へ変換してくれます。
そのおかげで私は、本当の意味で英単語を覚えることができたのです。
英語の多読はTOEICにも効果的
ちなみにですが、英語の多読を行うとTOEICのスコアもアップします。
というのも、これまで解説していますが、英語の多読を行うと「英語の処理速度」が向上します。
すると、それに伴いリスニング力もリーディング力も伸ばすことができるので、結果的にTOEICのスコアアップをすることができるということです。
英語の多読で効果を得られるのは上級者
英語の多読は、初心者にはまじで効果がないです。
なぜなら、英語をある程度の速さで読めないレベルなのに、英語をたくさん読む学習法を行うのは無謀だからです。
初心者は、多読より英語を丁寧に読む精読をしっかりと行い、基本的な英語読み方を確立しましょう。
多読はそのあとで十分です。
英語の多読で英会話に効果は感じなかった
英語の多読を行うと英会話も向上するという意見をよく聞きます。
しかし、私は、英会話にはあまり効果を感じませんでした。
でも、過去の偉人である夏目漱石も英語をたくさん読むことによって、英語が話せるようになったというし、現代の文豪、村上春樹も英語の多読で英会話を伸ばしたみたいです。
なので、もしかしたら、まだ私の多読量が少ないからかもしれません。
おわりに
英語の多読を行えば、英語の処理速度が向上するので英語力全体が向上します。
なので、一言でいうとお得な学習法なのです。
しかし、ある程度英語のレベルがある人がやって初めて効果を感じることができる学習法なので、初心者のうちは、あまり多読学習を行わず、精読をすることを心掛けてください!