英検4級勉強法と最短合格ロードマップ

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英検4級は「中学中級レベル」と言われますが、語彙は最大1,300語、長文読解やリスニングもあり、決して「楽勝」ではありません。ですが、出題範囲がはっきりしている検定なので、ポイントをおさえた勉強をすれば、1〜3か月で十分合格を狙えます。

この記事では、英検4級のレベルと合格ラインを整理しつつ、「いつまでに・何を・どの順番でやればいいか」がわかる勉強ロードマップを具体的に解説します。小学生の受験や、独学・塾・オンライン学習の選び方もカバーしているので、保護者の方にも役立つ内容です。

  • 英検4級のレベル・合格ライン・試験形式がわかる
  • 1〜3か月で合格するための勉強ステップと4週間ロードマップがわかる
  • リーディング・リスニング別の具体的な勉強法と解き方のコツがわかる
  • 小学生向けの勉強法、保護者のサポート方法、学習スタイルの選び方がわかる

英検4級のレベルと合格ライン

まずは「4級がどんな試験なのか」「どれくらいできれば受けてよいのか」を整理します。ここがあいまいなままだと、勉強量が足りなかったり、逆に無駄が多くなってしまいます。

  • 英検4級のレベルと5級との違い
  • 試験形式・時間・出題パートの概要
  • 必要語彙数と文法範囲の目安
  • CSEスコアと「何割取れば合格か」の目安

英検4級のレベルと範囲

英検4級は、目安として中学1〜2年生の中級レベルです。5級が「英語のスタートレベル」だとすると、4級は「基本を一通り終えた段階」の確認になります。

求められる力は次のようなイメージです。

  • 身近な話題(学校・家族・趣味など)についての英文を読んで大意をつかめる
  • ゆっくりした短い会話や説明を聞いて内容を理解できる
  • 基本的な語順の英文を組み立てられる(主語+動詞+目的語 など)

文法は5級で扱う「be動詞・一般動詞・現在形」に加え、次のような内容が本格的に出てきます。

・過去形・未来形(I went, I will go など)
・比較級・最上級(bigger, the biggest など)
・不定詞・動名詞(to go, playing など)
・助動詞(can, will, must, should, may など)

「学校の教科書で1〜2年分をざっと学んだレベル」が一つの目安です。まだ習っていない文法が多い場合は、4級用テキストで先取りするか、受験時期を少し先にずらすと安心です。

試験形式と各パート配点

英検4級は一次試験(リーディング+リスニング)と、任意のスピーキングテストに分かれています。合否は一次試験だけで決まり、スピーキングの結果は合否に影響しません。

一次試験の概要は次の通りです。

技能 時間 問題数 内容
リーディング 35分 35問 短文の空所補充 / 会話文 / 語句整序 / 長文読解
リスニング 約30分 30問 会話の応答 / 会話内容一致 / 文の内容一致(全て2回放送)

配点はCSEスコアでそれぞれ500点満点ですが、イメージしやすいよう「素点」の目安も押さえておきましょう。

・リーディング:35問中 14問前後正解(約4割)
・リスニング:30問中 27問前後正解(約9割)

つまり、リスニングをしっかり得点源にして、リーディングは「落としすぎない」バランス型が合格しやすい形です。

試験形式の詳細や過去問は、日本英語検定協会の公式サイトで無料公開されています。実際の問題を一度見ておくとイメージがつかみやすいです。
英検4級 試験内容・過去問|日本英語検定協会公式サイト(eiken.or.jp)

必要語彙数と合格点目安

英検4級で必要な語彙数は、資料によって幅がありますが、おおよそ600〜1,300語と言われます。5級が約600語なので、5級レベルの力がしっかりあるなら、そこから「+600〜700語」増やすイメージです。

ただし、すべてを完璧に覚えなくても、頻出語を中心に押さえれば合格は十分可能です。4級用単語帳や「級別単語アプリ」などは、過去問からよく出る単語をしぼってくれているので、効率よく覚えられます。

合格ラインはCSEスコアで1000点中622点です。素点ベースの目安としては、

・全体で65問中 41問前後正解(約63%)
・リスニング重視で正答率8〜9割、リーディングは4〜5割

を一つの目標にしましょう。どちらか一方だけ極端に低いと合格しにくいため、「リスニングだけ」「リーディングだけ」に偏らないことが大切です。


4級は「リスニングをしっかり取れば合格に近づく級」です。語彙と基本文法を固めつつ、早めにリスニング練習を始めておきましょう。

最短合格の勉強ステップ

ここでは「いつまでに・何を・どのくらい」やればよいかを、勉強時間とスケジュールの面から整理します。5級レベルからスタートする場合と、小学生・英語が苦手な中学生の場合で、必要な期間も変わります。

  • レベル別の勉強時間の目安
  • 4週間で仕上げる学習ロードマップ
  • 1〜3か月での勉強ペースの考え方
  • 過去問や公式問題を使うベストタイミング

期間別勉強時間の目安

必要な勉強時間は、スタート時点のレベルで大きく変わります。目安としては次のように考えてください。

  • 中2で平均的な英語力・5級レベルあり:15〜25時間(約1か月)
  • 中1・英語が苦手な中2:30〜50時間(1〜2か月)
  • 小学生で初めて本格的に英語を学ぶ:60〜90時間(2〜3か月)

勉強時間は「1日あたり30〜60分」で計算するとイメージしやすいです。

・1か月で合格を狙う場合:1日30〜60分をほぼ毎日
・2〜3か月でじっくり進める場合:1日30分前後をコツコツ

大切なのは、直前だけ詰め込むのではなく、毎日少しずつでも英語に触れ続けることです。特にリスニングと語彙は、短時間の積み重ねでしか伸びません。

4週間の学習ロードマップ

1か月で合格を目指す人向けに、「4週間の標準プラン」を示します。2〜3か月かける場合も、この4週間プランをそれぞれ「2週間分」に引き延ばして考えると応用しやすいです。

1週目:語彙と基本文法の土台づくり
・4級用単語帳を1日20〜30語ペースで進める
・be動詞・一般動詞・三単現・過去形・助動詞・比較など、基本文法を短い例文で確認
・リスニングは1日10分でOK。過去問音声やアプリを「聞き流し+まねして発音」

2週目:問題演習で弱点をチェック
・4級用問題集の短文問題(空所補充・会話・語句整序)を一通り解く
・間違えた問題にチェックを付け、なぜ間違えたかをノートにメモ
・リスニングは大問1・2の形式に集中し、毎日10〜15分解く

3週目:過去問で実戦練習
・公式サイトや市販の「過去6回問題集」から、1回分ずつ時間を測って解く
・リーディング35分/リスニング約30分を、本番と同じ流れで行う
・復習では、わからなかった単語・表現・文法を必ずチェックし、単語帳や参考書に戻る

4週目:総復習と模試形式
・これまでの単語帳を最初から見直し、「意味があいまいな単語」に印をつけて集中復習
・苦手タイプの問題だけを集中的に解き直す(語句整序や長文など)
・残りの過去問を「本番時間で」解き、試験当日の流れを何度かシミュレーション

この4週間プランでも、「単語学習」と「リスニング」は毎日少しずつ続けることがポイントです。

過去問と公式問題の使い方

過去問はとても重要ですが、使う順番を間違えると「全然解けない…」と自信を失う原因になります。おすすめの使い方は次の流れです。

① 1〜2週目:過去問は「ざっと見るだけ」
・どんな形式なのか、問題用紙とリスニングCDを一度見ておく
・「このくらいなら頑張ればいけそう」「ここは難しそう」など感覚をつかむ

② 3週目:1回分ずつ本番形式で解く
・時間を測り、リーディング→リスニングの順に通して解く
・解き終わったら答え合わせをし、正誤だけでなく「なぜ正しいか」「なぜ間違えたか」を確認

③ 4週目:弱点パートを重点的に復習
・リーディングの長文だけ、リスニングの第2部だけ、というように分野別に解き直す
・同じタイプのミスを二度しないよう、似た問題を問題集でも追加で解く

過去問だけをひたすら解き続ける勉強法はおすすめできません。「単語・文法の理解」と「問題演習」の両方があって、初めて点数が安定して伸びていきます。


「1週目:土台」「2週目:弱点発見」「3週目:過去問」「4週目:総復習」という流れを意識すると、短期間でもムダなく力を伸ばせます。

分野別の具体的な勉強法

ここからは、リーディング(語彙・文法・長文)とリスニングに分けて、具体的な勉強方法と解き方のコツを説明します。自分の苦手分野を意識しながら読んでみてください。

  • 語彙・文法を効率よく覚えるコツ
  • 短文・長文問題の解き方と時間配分
  • リスニングで点を稼ぐための聞き方
  • 音読・シャドーイングの具体的なやり方

語彙と文法の効率的な覚え方

英検4級のリーディングは、4つの大問すべてで「語彙力」と「基本文法」が必要です。ここが弱いと、どの問題も難しく感じてしまいます。

語彙は次のような手順で覚えましょう。

  • 4級用の単語帳やアプリを1冊(1つ)にしぼる
  • 1日に覚える数を決める(20語なら20語)
  • 「見る→声に出す→聞く→書く」をセットで行う

たとえば、「after」という単語を覚えるときは、

・スペルを見る(after)
・声に出して読む(アフター)
・音声を聞く
・ノートに3回書く

というように、目・耳・口・手を全部使うと、記憶が定着しやすくなります。

文法は、「用語を暗記する」のではなく、「例文でパターンを覚える」のがおすすめです。たとえば、助動詞なら、

  1. 英語:I can play soccer.
    日本語:わたしはサッカーができます。
  2. 英語:You must go now.
    日本語:あなたは今行かなければなりません。

というように、短い例文を声に出しながら覚えると、「can=できる」「must=〜しなければならない」という意味と語順がセットで身につきます。

リーディング対策と解き方

リーディング35問は次の4種類に分かれます。

・大問1:短文の語句空所補充(15問)
・大問2:会話文の空所補充(5問)
・大問3:日本文付き語句整序(5問)
・大問4:長文の内容一致選択(10問)

おすすめの時間配分は、

・大問1:8分
・大問2:3分
・大問3:3分
・大問4:18分
・見直し:3分

くらいが目安です。

解き方のポイントは次の通りです。

大問1:短文の語句空所補充
・文の一番前から最後まで通して読み、「意味の流れ」をつかむ
・空所だけに目を向けず、前後の単語や文法から品詞(名詞・動詞・前置詞など)を判断
・知らない単語が選択肢にあっても、「これは名詞だから入りにくい」など消去法を使う

大問2:会話文の空所補充
・会話のキャッチボールを意識して読む(質問→答え、あいさつ→返事 など)
・「Yes,〜」「No,〜」や、Thanks. / You’re welcome. のような基本表現を押さえておく

大問3:日本文付き語句整序
・まず日本語を読み、「どんな語順の文になるか」を日本語の中でイメージ
・主語(だれが)と動詞(どうする)を先に見つけてから、残りを並べる
・前置詞+名詞(in the park など)はセットで動かす

大問4:長文読解
・最初に問題文(設問)と選択肢だけを先に読んで「何を聞かれているか」を把握
・チラシ・メール・掲示など、形式ごとの「よく出るパターン」を過去問でつかんでおく
・わからない単語があっても、そこにこだわりすぎず、全体の流れを読む

長文は、「1文ずつ日本語に訳しながら読む」と時間が足りなくなります。音声付きの長文教材や過去問のスクリプトを使って音読・シャドーイングをすると、「英語の語順のまま理解する」練習になり、読むスピードも上がります。

リスニング対策と聞き方

英検4級のリスニングは、全30問・約30分、すべて2回放送です。

・第1部:会話の応答文選択(10問、イラスト付き)
・第2部:会話の内容一致選択(10問)
・第3部:文の内容一致選択(10問)

リスニングで得点するためのキーは、

  • 毎日短時間でも英語を聞き続けること
  • 「先読み」と「会話の流れ」を意識すること

です。

毎日のトレーニング
・過去問音声や英検4級用教材のCDを使い、1日10〜15分聞く
・最初は「聞き流し+スクリプトを見ながら聞く」から始め、慣れてきたら音声のあとを追いかけて声に出す(シャドーイング)
・聞き取れなかった部分だけ、何度かくり返して聞いてみる

本番での聞き方のコツ
・問題が始まる前の時間で、次の問題の選択肢を「先読み」する
・選択肢のキーワード(food, time, place など)から、「どんな話題か」「何を聞かれそうか」を予想しておく
・第1部・第2部では、2人目の2回目の発言、あるいは発言のあとに流れる質問に特に集中する

リスニング音声のパターンは毎回よく似ています。公式サイトの過去問スクリプトを見ながら、「どこで答えが言われているのか」「なぜその選択肢が正解なのか」を確認しつつ練習すると、本番でも落ち着いて聞き取れるようになります。


リーディングは「語彙+文法の土台」、リスニングは「毎日の短時間トレーニング」が勝負どころです。どちらも「少しずつ、でも毎日」が一番効きます。

小学生受験と学習方法の選び方

英検4級は、小学生の受験も増えています。ただし、小学生には中学生と違う配慮が必要です。この章では、小学生向けの勉強法やスケジュール、保護者のサポート、独学・塾・オンラインの選び方を解説します。

  • 小学生が4級に合格するための学習ポイント
  • ムリのないスケジュールと科目バランス
  • 保護者ができる具体的なサポート
  • 独学・塾・オンラインのメリット・デメリット

小学生向け勉強法とスケジュール

小学生が4級に合格するには、2〜3か月以上の余裕を持ったスケジュールがおすすめです。1日30分前後の勉強を無理なく続ける形が現実的です。

勉強のポイントは次の3つです。

  • まずは「単語・熟語」を重点的に覚える
  • 短い文法問題をたくさん解いてパターンに慣れる
  • リスニングは「聞き続ける時間」に体を慣らす

1週間のイメージは、

・平日:1日30分(単語15分+文法・問題演習15分)
・休日:1日30〜45分(リスニング20分+弱点復習)

くらいです。長時間よりも、「短くてもいいから毎日触る」方が効果があります。

小学生向けテキストは、ふりがな付き・イラスト多めのものを選ぶと、子ども自身が読み進めやすくなります。英検4級のレベルや試験構成については、たとえば次のような教育サイトも参考になります。
英検4級のレベル・試験内容・勉強法まとめ|イングリッシュワールド(english-w.jp)

保護者のサポートのポイント

小学生の場合、「自分で計画して最後までやり切る」のはむずかしいことが多いです。そこで、保護者のサポートがとても大切になります。

具体的には、次の3つを意識してみてください。

① 学習計画を一緒に立てる
・受験日から逆算して、「いつまでに何をやるか」をカレンダーに書き出す
・習い事や学校行事も考えて、余裕のあるペースにする
・「今日はここまでできたね」と毎日小さな達成感を共有する

② 単語チェックをクイズ形式で行う
・「今日覚えた単語テストしようか?」と、お風呂や寝る前などにクイズ出題
・日本語→英語、英語→日本語、スペル穴埋めなど、ゲーム感覚で楽しく
・間違えても責めず、「次はできるかな?」と前向きな声かけをする

③ 無理な受験・詰め込みをさせすぎない
・明らかに疲れている時は、思い切って休ませる
・模試や過去問の点数だけに一喜一憂せず、努力のプロセスをほめる
・英語嫌いになりそうなサイン(泣く・強い拒否感)が出たら、受験時期の変更も検討する

英検4級の合格も大切ですが、それ以上に「英語を嫌いにしないこと」「自信を持たせること」が長い目で見ると重要です。

独学か塾かオンラインか

学習のスタイルは、お子さんの性格や家庭の状況によって合うものが変わります。代表的な3つのパターンを整理してみましょう。

  • 独学:費用が安く、マイペースに進められるが、計画づくりやモチベーション維持が難しい
  • 塾・英会話教室:プロの指導で弱点を補いやすいが、通塾の時間と費用がかかる
  • オンラインレッスン:自宅から受けられ、会話と試験対策を同時にできるが、機材やネット環境が必要

次のようなタイプ分けも参考になります。

・自分から勉強を進められるタイプ:独学+ときどき外部チェック
・一人だと進まないタイプ:塾やオンラインで「決まった時間のレッスン」
・保護者が英語に不安がある場合:英検対策に実績のある教室やオンラインサービスに相談

どの方法を選ぶにしても、「過去問で現状のレベルを確認し、必要な期間と対策を決める」ことが第一歩です。


小学生の4級受験は「合格」がゴールではなく、「英語が好き」「できるかも」という気持ちを育てるチャンスです。勉強量と楽しさのバランスを大事にしてください。

英検4級のメリットと注意点

最後に、英検4級を取るメリットと、受験で失敗しないための注意点をまとめます。また、よくある質問にもQ&A形式で答えていきます。

  • 英検4級取得の学習面・進学面でのメリット
  • 受験級の選び方とよくある失敗
  • 4級勉強法に関するよくある疑問への回答
  • 次の目標(3級以降)へのつなげ方

取得メリットと次の目標

英検4級を取るメリットは、主に次の3つです。

① 英語の基礎が身についた証明になる
・中学1〜2年レベルの単語・文法・リスニングがある程度できている証拠になります
・中学入学前の小学生なら、「中学英語の先取りができている」ことの証明になります

② 将来の入試に向けたステップになる
・多くの高校や大学では、英検などの外部検定利用で3級以上から加点されるケースが多いですが、4級を早めに取っておくことで、検定形式に慣れ、上位級への準備がしやすくなります

③ 成功体験によるモチベーションアップ
・特に小学生や中1の段階で合格できると、「英語は自分でもできる」という自信がつきます
・この成功体験は、3級・準2級・2級とステップアップしていく上で、大きな原動力になります

4級合格はゴールではなく、次の3級・準2級へのスタートラインです。4級に合格したら、できるだけ間を空けずに「3級ではどんなことを学ぶのか」を軽く調べておくと、学習のリズムを保ちやすくなります。

受験級の選び方と失敗回避

英検でよくある失敗は、「レベルが合わない級を受けてしまい、不合格でやる気をなくす」ことです。4級受験を考えるときは、次のポイントをチェックしましょう。

・5級の過去問で、リーディング・リスニングともに7割以上取れているか
・中1〜2教科書の基本文法(現在形・過去形・助動詞・比較など)を一通り見たことがあるか
・4級の過去問を見て、「まったく歯が立たない」という印象ではないか

もし5級レベルがまだあいまいな場合、いきなり4級から受けるより、5級で成功体験を作ってから4級に進む方が、その後の伸びがよいことが多いです。

また、「友達が受けるから」「周りが4級だから」という理由だけで焦って受験を決めるのも避けましょう。本人の準備状況と気持ちを大切にし、必要なら受験回を1つ先にずらすことも冷静な選択です。

英検4級勉強法のQ&A

最後に、英検4級の勉強法についてよくある疑問に簡単に答えます。

Q1. 語彙はどれくらい覚えればいいですか?
A. 目安は600〜1,300語ですが、すべて完璧でなくても大丈夫です。4級専用の単語帳やアプリを1冊やり切るつもりで取り組み、「よく出る単語」を中心に押さえましょう。音声付き教材を選び、「見る+聞く+声に出す+書く」をセットで行うと、リスニングにも役立ちます。

Q2. リーディングとリスニング、どちらを優先すべき?
A. 合格ラインの仕組みを考えると、リスニングを優先して伸ばした方が合格しやすいです。ただし、リーディングが極端に低いとCSEスコアが足りなくなるので、「リーディングは4〜5割、リスニングは8〜9割」を目標に、両方を並行して勉強するのがおすすめです。

Q3. 勉強のスタートはいつからが理想?
A. 5級レベルがある中学生なら、試験の1〜2か月前にスタートすれば十分間に合います。小学生や英語が苦手な場合は、2〜3か月前から始めておくと安心です。どの場合も、最初に過去問を1回分解いて「今どのくらいできるか」を確認し、そこから必要な期間を逆算しましょう。

Q4. 過去問は何回分やればいい?
A. 公式サイトからダウンロードできる直近3回分は、すべて本番同様に解いておきたいところです。時間に余裕があれば、市販の「過去6回全問題集」もプラスで使い、少なくとも4〜5回分は解けると理想的です。ただし、量だけこなしても意味がないので、1回ごとの復習をしっかり行ってください。


4級は「しっかり準備すれば高い確率で合格できる級」です。レベルに合ったタイミングで受験し、単語・文法・リスニングをバランスよく伸ばしましょう。

総括

最後に、英検4級の勉強法と合格ロードマップの要点をまとめます。

  • 英検4級は中学中級レベルで、語彙は600〜1,300語、5級の約2倍が目安
  • 合格ラインはCSE622点前後で、素点では約6割強、特にリスニングで高得点を狙いたい
  • 5級レベルの力があれば15〜25時間(約1か月)、小学生や苦手層は2〜3か月の準備が安心
  • 4週間ロードマップは「1週目:語彙・文法」「2週目:演習と弱点把握」「3週目:過去問」「4週目:総復習」が基本
  • 語彙は単語帳やアプリを1つにしぼり、「見る+聞く+声に出す+書く」で毎日コツコツ覚える
  • リーディングは短文・語句整序・長文それぞれの解き方と時間配分を意識し、音読で速読力も鍛える
  • リスニングは毎日10〜15分、過去問音声などを使って先読み・シャドーイングをくり返し、得点源にする
  • 小学生は2〜3か月の余裕を持ち、保護者が学習計画や単語チェック、モチベーション管理をサポートする
  • 受験級は5級レベルの定着度と過去問の感触から選び、無理な先取りで不合格になって英語嫌いになるリスクを避ける
  • 4級合格はゴールではなく、3級・準2級へ進むための大事なステップ。合格後すぐに次の目標も意識すると学習が続きやすい

この記事を参考に、自分(またはお子さん)のレベルと生活リズムに合ったプランを立てて、英検4級合格を次のステップへの第一歩にしていきましょう。

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