Netflixで観るイギリスドラマおすすめ完全ガイド

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Netflixで「イギリスドラマ」を検索すると作品数が多く、どれから観ればいいか迷いやすいです。
しかもイギリス制作だけでなく、英米合作や「イギリス舞台のアメリカ作品」も混ざっているので、イメージしていた英国らしさと違うと感じることもあります。

この記事では、Netflixで配信中のイギリス発ドラマだけを対象に、ジャンル・重さ・話数などから、あなたに合う作品を選びやすく整理します。
「ザ・クラウン」「ブラック・ミラー」「このサイテーな世界の終わり」などの看板作から、最近話題の「アドレセンス」「特別捜査部Q」まで、入口ガイドとして使える内容です。

  • 本記事で扱う「イギリスドラマ」の定義と対象範囲がわかる
  • Netflixで観られるおすすめ英ドラマをジャンル別に把握できる
  • 重さ・シーズン数別に、自分に合う作品をすぐ選べる
  • イギリスドラマならではの魅力とアメリカドラマとの違いがつかめる

Netflix英ドラマの結論と前提

まずはこの記事での「イギリスドラマの定義」と、「とりあえずこれを観ておけば間違いない」という看板作品・初心者向け作品をまとめます。
ここを押さえておくだけでも、かなり作品選びが楽になります。

  • 本記事における「イギリスドラマ」の条件
  • Netflixで絶対にチェックしたい看板級の英ドラマ
  • 初心者でも入りやすい、軽め〜中くらいの入口作品
  • まず何から観るべきかのおすすめ視聴順

本記事の対象と定義

「イギリスドラマ」とひとことで言っても、いくつかタイプがあります。
この記事では、次のいずれかに当てはまるものだけを対象とします。

  • 制作国がイギリス、またはイギリス主導の英合作
  • 主要キャスト・スタッフがイギリス勢で、英国ドラマとして語られている作品
  • 舞台がイギリスで、イギリス社会・文化を色濃く描くNetflixオリジナル

一方で、次のような作品は本記事では「番外」扱いとし、基本ラインナップからは外します。

・キャストは英国人が多いが、完全にアメリカ制作のHBO作品(例:ゲーム・オブ・スローンズ)
・イギリスも出てくるが、物語の中心が別の国にある作品

ただし、「ザ・ディプロマット」のようにアメリカとの合作でもロンドン政治が主戦場のドラマは、イギリス社会を知るうえで有用なため本記事で扱います。

※Netflixの配信状況は変動します。本記事は2025年前後の情報をもとにしています。最新の配信有無・シーズン数は、必ずNetflix公式アプリやWebサイトで確認してください。

今観るべき看板作品

Netflixで「イギリスドラマらしさ」と「面白さ」を両方味わえる、看板級のタイトルは次のとおりです。
どれも受賞歴・話題性ともにトップクラスなので、迷ったらここから選べば外れが少ないです。

  • ザ・クラウン(The Crown) – 英国王室×現代史の決定版
  • ブラック・ミラー(Black Mirror) – 近未来SF×社会風刺の看板シリーズ
  • ピーキー・ブラインダーズ(Peaky Blinders) – 一次大戦後バーミンガムのギャング群像劇
  • セックス・エデュケーション(Sex Education) – 性と青春と多様性を描く青春群像劇
  • このサイテーな世界の終わり(The End of the F***ing World) – ダークで切ないティーンロードムービー
  • アドレセンス(Adolescence) – 若者のナイフ犯罪をめぐる社会派ドラマ(全4話)

「ザ・クラウン」はエミー賞・ゴールデングローブ賞を多数受賞した大作です。
イギリス現代史の入門としても優秀で、王室ドラマが好きなら必見です。

「ブラック・ミラー」は1話完結で、テクノロジーと人間の怖さをえぐる社会風刺ドラマです。
すべて観なくてもOKなので、後半で紹介する「見やすいおすすめエピソード」からつまみ食いするのがおすすめです。

「アドレセンス」は、配信開始2週間で6630万回再生を記録した社会現象級の新鋭ドラマです。
イギリスのナイフ犯罪やSNSの影響など、現代イギリス社会の問題を真正面から描き、英国議会でも取り上げられました(統計や社会背景は イギリス統計局(ONS) のデータともリンクします)。

初心者向け入口作品

イギリスドラマが初めて、もしくは「暗すぎるのは苦手」という人は、まず次の入口作品から始めるとスムーズです。

  • セックス・エデュケーション(ライト〜ミドル)
  • One Day/ワン・デイ(ライト〜ミドル)
  • ブリジャートン家(Bridgerton)(ライト〜ミドル/ロマンス)
  • ギーク・ガール(Geek Girl)(ライト/学生・オタク視点)
  • ブラック・ミラー(比較的ライトな回から)
  • このサイテーな世界の終わり(全2シーズン・短くて完結)

おすすめの「最初の一歩」としては、次の順番が試しやすいです。

1本目:セックス・エデュケーション(青春・性教育・LGBTQ+をポップに学べる)
2本目:One Day/ワン・デイ(20年にわたる恋愛を1年1日ずつ描くロマンス)
3本目:ブラック・ミラーから「HANG THE DJ」「宇宙船カリスター号」など見やすい回を選ぶ
4本目:気になれば、ザ・クラウンやピーキー・ブラインダーズなど重厚な作品へ進む

最初からあまりにヘビーな社会派作品(アドレセンスやハッピー・バレー級)は、後半の「重さレベル別」で体力を確認してからにすると安心です。


まずは「セックス・エデュケーション」「One Day」のような、笑いと切なさのバランスが良い作品から入ると挫折しにくいです。そこからブラック・ミラーやザ・クラウンなど、気になる方向に少しずつ広げていきましょう。

イギリスドラマの特徴と理解

アメリカドラマと同じつもりでイギリスドラマを観ると、「地味」「暗い」「救いがない」と感じる人もいます。
ここでは、英ドラマ特有の空気感と魅力、そして社会派作品の位置づけを整理します。

  • 英ドラマとアメリカドラマの考え方・作り方の違い
  • イギリスらしいブラックユーモアや風景の魅力
  • 社会問題や現代テーマを扱う作品の特徴
  • イギリスドラマが日本人にも合いやすい理由

英ドラマと米ドラマの違い

イギリスドラマとアメリカドラマの大きな違いは、「勧善懲悪」よりも「人間のグレーさ」を重視するかどうかです。
イギリスドラマは、主人公も完璧ではなく、弱さや矛盾を抱えた人物として描かれることが多いです。

たとえば「ブラック・ミラー」では、テクノロジーを悪として一方的に断罪するのではなく、「便利さ」に飛びつく私たち自身の弱さも同時に描きます。
「このサイテーな世界の終わり」の高校生2人も、犯罪すれすれの行動を取りながら、どこか守ってあげたくなるような傷ついた存在として描かれます。

また、シーズン構成も大きく違います。
アメリカドラマは視聴率が良ければ長く続きやすいのに対し、イギリスドラマは短いシーズンでスパッと完結させる傾向があります。
セックス・エデュケーション(全4シーズン)、このサイテーな世界の終わり(全2シーズン)など、最初からコンパクトな構成です。

イギリスらしさの魅力

イギリスドラマの「らしさ」は、風景・音楽・ユーモアに強く表れます。

風景でいうと、「ブロードチャーチ」や「自由研究には向かない殺人」では、海辺の観光地や小さな町の静かな景色が、多くのシーンで重要な背景になります。
華やかな都会よりも、少し寂しさを感じる場所が物語のトーンを決めます。

音楽では、「ギーク・ガール」で父娘が90〜00年代のUKロック(ザ・ヴァーヴ、ステレオフォニックスなど)を通じて心を通わせる場面が象徴的です。
「ブリジャートン家」では、クラシック風のアレンジで現代ポップスを演奏し、「古典×モダン」のミックス感を出しています。

ユーモア面では、イギリス特有のブラックジョークと皮肉が光ります。
「アフターライフ」は、妻を亡くした男性が「人生どうでもいい」と投げやりになりながらも、周囲との関わりの中で少しずつ変わっていく物語です。
泣けるシーンの直後に毒のある笑いを入れてくるバランスが、実にイギリス的です。

社会派と現代テーマ

イギリスドラマの大きな魅力が、社会問題への切り込み方です。
特にNetflix発の作品は、若者のリアルや政治問題をストレートに描きます。

代表例は「アドレセンス」です。
13歳の少年が同級生殺害の容疑で逮捕されるところから始まり、家族・刑事・心理療法士など複数の視点から、なぜ事件が起きたのかを追います。
犯人探しではなく、トキシック・マスキュリニティ(有害な男らしさ)、SNSでのいじめ、インセル文化、ナイフ犯罪の増加といった現代イギリスの現実を掘り下げます。

イギリスでは10代による殺人事件の約8割以上が刃物を使った犯罪とされ、政府や学校も対策に動いています(背景データは 各国の犯罪統計をまとめる法務省などの資料 でも参照できます)。
「アドレセンス」を首相が自分の子どもと一緒に視聴し、全国の学校での活用に言及したことも大きな話題になりました。

また、「セックス・エデュケーション」や「ハートストッパー」はLGBTQ+や性教育を正面から扱う作品です。
イギリスでは学校の性教育もアップデートされていますが、その空気感をドラマとして体験できるのがこれらの作品です。


イギリスドラマは「暗い」だけでなく、「今の社会で何が起きているか」を考えさせてくれます。特にアドレセンスやブラック・ミラーは、観終わったあと誰かと語り合いたくなるタイプの作品です。

ジャンル別おすすめラインナップ

ここからは、Netflixで観られるイギリスドラマを「恋愛・青春」「クライム・王室・歴史」「コメディ&ブラックユーモア」に分けて紹介します。
同じジャンル内でも、重さや長さが違うので、後の章の「重さレベル別」と合わせて選んでみてください。

  • 恋愛・青春・ティーン向けイギリスドラマの代表作
  • クライム・社会派・王室・歴史ドラマの本格派ライン
  • コメディ・ブラックユーモア系で笑いつつ考えさせられる作品
  • それぞれのジャンルで「まず1本目」に選びたいタイトル

恋愛青春とティーン作品

恋愛や青春を軸にしつつ、イギリスらしいひねりや社会的テーマも入っている作品を紹介します。
ティーン向けといっても、大人が観ても十分楽しめるタイトルばかりです。

  • One Day/ワン・デイ(恋愛・20年越しの物語/全1シーズン)
  • セックス・エデュケーション(青春×性×多様性/全4シーズン)
  • ハートストッパー(LGBTQ青春ラブストーリー/ドラマ版+映画版予定)
  • ブリジャートン家(19世紀社交界ロマンス/継続シリーズ)
  • ギーク・ガール(スクールカースト×オタク少女/シーズン2予定)
  • このサイテーな世界の終わり(ダーク青春ロードムービー/全2シーズン)

「One Day/ワン・デイ」は、1988年から20年ほどのあいだ、毎年7月15日だけを切り取って描くユニークな構成の恋愛ドラマです。
2人の関係と人生の浮き沈みが少しずつ変化していく様子が、1話ごとに積み重なっていきます。

「セックス・エデュケーション」は、性の悩みを扱いつつも、自己肯定感や家族の問題、ジェンダーや宗教まで広くカバーします。
重いテーマも多いですが、コメディ要素が強く、基本は前向きなエネルギーがある作品です。

「ハートストッパー」は、男子高校生2人の恋と友情を中心にした、やさしいトーンのLGBTQドラマです。
いじめや偏見の痛さは出てきますが、全体の雰囲気はあたたかく、ティーンにもすすめやすい作品です。

「ギーク・ガール」は、クラスで浮いているオタク少女ハリエットが、モデルの世界に飛び込む物語です。
ADHDやASD的な特性を感じさせる描写もあり、「うまく周りと噛み合えないしんどさ」と「一点集中の強み」が両方描かれます。
「ネガティブに見える特性も、環境次第で武器になる」というメッセージが心強いです。

クライム社会派と王室歴史

次は、イギリスドラマの真骨頂ともいえる、クライム・社会派・王室・歴史系の作品です。
重厚で見応えがあり、イギリス社会や歴史を深く知りたい人に向いています。

  • ザ・クラウン – 英国王室×現代史
  • ピーキー・ブラインダーズ – 一次大戦後のギャングドラマ
  • アドレセンス – 少年犯罪と社会問題(全4話)
  • トップ・ボーイ(Top Boy) – ロンドンのギャングと若者たち
  • 特別捜査部Q – 未解決事件専門チームのクライムサスペンス
  • ブロードチャーチ ~殺意の町~ – 海辺の小さな町の殺人事件
  • ライン・オブ・デューティ 汚職特捜班 – 汚職警官を追う特捜班
  • ボディーガード – 守るべきもの – 政治サスペンス
  • ザ・ディプロマット – ロンドンを舞台にした外交・政治ドラマ
  • 自由研究には向かない殺人 – 高校生が再調査する未解決事件

「ザ・クラウン」は、若くして即位したエリザベス2世の視点から、イギリスと世界の動きをたどる大河ドラマです。
チャーチル首相時代からダイアナ元妃の時代まで、ニュースで見聞きした出来事を、ドラマとして追体験できます。

「ピーキー・ブラインダーズ」は、戦争帰りのシェルビー一家がギャングとしてのし上がっていく物語です。
スモーキーな画づくりとロック寄りのBGMがかっこよく、「難しいことは抜きにして雰囲気に酔いたい」人にもおすすめです。

「アドレセンス」は、少年犯罪とナイフ犯罪の背景を描く社会派ドラマです。
ワンショット撮影による緊張感のある映像と、父子関係・SNSの影響など、いまのイギリスを考える材料が詰まっています。

「特別捜査部Q」「ブロードチャーチ」「ライン・オブ・デューティ」は、いずれも完成度の高いクライムドラマです。
犯人捜しだけでなく、人間関係や社会構造にも踏み込むのがイギリスらしいところです。

コメディとブラックユーモア

イギリスといえば、外せないのがブラックユーモアと風刺コメディです。
笑いながらも、どこか胸に刺さるような作品が多いのが特徴です。

  • ブラック・ミラー – SF×社会風刺(1話完結)
  • アフターライフ – 妻を亡くした男の再生コメディ
  • このサイテーな世界の終わり – ダークコメディ×青春
  • カンク・オン・アース – フェイクドキュメンタリー(モキュメンタリー)
  • ジャック・ホワイトホール / 父子二人旅 – コメディアン親子の旅バラエティ

「ブラック・ミラー」は、テクノロジーやメディアに依存した現代社会を、皮肉たっぷりに描く看板シリーズです。
1話ずつ世界観もキャストも変わるので、「気になったテーマの回だけ観る」という楽しみ方ができます。

初心者におすすめのエピソードは、次のあたりです。

  • シーズン4 第1話「宇宙船カリスター号」 – エンタメ度が高くハラハラできる傑作
  • シーズン4 第4話「HANG THE DJ」 – 恋愛要素が強く、比較的ハッピーな後味
  • シーズン3 第6話「殺意の追跡」 – SNS炎上をテーマにした社会派サスペンス
  • シーズン6 第5話「デーモン79」 – ダークなのに笑えてクセになる
  • シーズン7 第5話「ユーロジー」 – しみじみと切ない恋愛寄りエピソード

「アフターライフ」は、リッキー・ジャーヴェイスによるブラックコメディです。
妻を亡くした主人公が「もう何も怖くない」と好き放題しゃべりまくる一方で、周囲の人との関わりを通じて少しずつ変わっていく姿が描かれます。
笑いと涙が交互に来るので、精神的にはやや重めですが、心に残る作品です。

「カンク・オン・アース」は、真面目そうな歴史ドキュメンタリーの顔をしながら、インタビュアーがめちゃくちゃな質問を投げてくるモキュメンタリーです。
イギリスのシュールな笑いが好きな人には刺さります。


ロマンス重視なら「One Day」「ブリジャートン家」、社会派なら「アドレセンス」「トップ・ボーイ」、ブラックユーモアなら「ブラック・ミラー」「アフターライフ」と、気分に合わせて軸となる1本を決めると選びやすくなります。

作品選びのコツと注意点

最後に、「作品が重すぎてしんどくなった」「長すぎて挫折した」という失敗を避けるために、重さレベル・シーズン数・配信状況の3つのポイントから作品の選び方をまとめます。

  • ライト〜ヘビーまで、精神的負荷の目安
  • 短期完結ドラマと長期シリーズの使い分け
  • Netflixの配信期間・ラインナップ変動への注意点
  • 自分に合う「次の1本」の選び方のコツ

重さレベル別の選び方

イギリスドラマは、テーマが重くて後味がしんどい作品も少なくありません。
ここでは、おおまかに「ライト」「ミドル」「ヘビー」に分けて、代表的な作品を整理します。

重さレベル 特徴 代表作(例)
ライト 基本的に前向き/笑いやロマンス多め/後味は明るい ブリジャートン家、ギーク・ガール、ハートストッパー、ジャック・ホワイトホール / 父子二人旅
ミドル シリアス要素もあるが、救い・希望もきちんと描かれる セックス・エデュケーション、One Day、このサイテーな世界の終わり、特別捜査部Q、ボディーガード
ヘビー 犯罪・死・トラウマなど重いテーマ/長く引きずることも アドレセンス、トップ・ボーイ、ブロードチャーチ、ライン・オブ・デューティ、ブラック・ミラーの一部エピソード

気分が落ちているときや、寝る前に観る作品としては、ライト〜ミドルの範囲にしておくのがおすすめです。
「ブラック・ミラー」でも、前述の「HANG THE DJ」「ユーロジー」のような回は、比較的ライト寄りといえます。

※暴力描写・性的表現・自殺・トラウマなど、トリガーになりうるテーマを含む作品もあります。気になる人はNetflixの作品ページでレーティングや注意書きを事前に確認してください。

短期完結と長期シリーズ

次に、「時間がないけど完走したい」「長くハマれるシリーズを探している」といったニーズに合わせて、シーズン数や話数で作品を選ぶコツを紹介します。

  • サクッと完走したい人向け(全1〜2シーズン or リミテッド)

・アドレセンス(全4話・リミテッド)
・One Day/ワン・デイ(全1シーズン)
・このサイテーな世界の終わり(全2シーズン・1話約20分)
・瞳の奥に(全6話)
・自由研究には向かない殺人(短めのシーズン構成)
・ボディーガード(全1シーズンの政治サスペンス)

リミテッドシリーズは、映画数本分の時間でしっかり完結するので、週末に一気見したい人に向いています。

  • じっくりハマりたい人向け(3シーズン以上)

・ザ・クラウン(長期シリーズ)
・セックス・エデュケーション(全4シーズン完結)
・ブリジャートン家(シリーズ継続中)
・トップ・ボーイ(シーズン複数)
・ライン・オブ・デューティ 汚職特捜班(シーズンを追うごとに面白さUP)
・ピーキー・ブラインダーズ(長期ギャングドラマ)
・ブラック・ミラー(シーズン多数・1話完結)

長期シリーズは、キャラクターへの愛着がわいてくるのが魅力です。
一方で、「途中でだれるのが不安」という人は、まず短期完結作品でイギリスドラマに慣れてから挑戦するとよいでしょう。

配信状況と視聴の注意

Netflixの配信作品は、時期によって追加・終了があり、いつまでも同じラインナップとは限りません。
この記事で紹介した作品も、地域やタイミングによっては配信が終わっている場合があります。

そのため、気になる作品があったら、

  • Netflixアプリで今すぐ検索して「マイリスト」に入れておく

ことをおすすめします。
マイリストに入れておけば、トップ画面からいつでもアクセスしやすくなり、配信終了前に気づきやすくなります。

また、同じ作品でも、

・日本語吹き替えの有無
・日本語字幕の種類(簡体/詳細など)
・画質(HD/4K)

などが違う場合があります。
英語学習もかねて観たい人は、英語字幕の有無も合わせて確認しておくと安心です。

配信情報は外部サイトでも一覧になっていますが、プロモーションが入ることもあるため、最終的にはNetflix公式での確認が安心です。
イギリス発ドラマの全体的な傾向や作品数を知りたい場合は、ドラマレビューサイトや統計を出している国内メディアも参考になります(例:Filmarksや国内の映画情報サイトなど)。

※本記事の情報は執筆時点の内容であり、最新の配信状況・年齢制限・エピソード数は必ずNetflix公式サービス上で確認してください。


今日観られる作品が、数カ月後には消えていることも珍しくありません。気になったイギリスドラマは、思い立ったときに1話だけでも再生してみるのが、いちばん後悔の少ない楽しみ方です。

まとめ

最後に、Netflixでイギリスドラマを楽しむためのポイントをまとめます。
この記事をブックマークして、作品選びのチェックリストとして使ってください。

  • 本記事では「イギリス制作・英国舞台・英国主導の英合作」を中心に「イギリスドラマ」と定義した
  • まずは「ザ・クラウン」「ブラック・ミラー」「このサイテーな世界の終わり」「セックス・エデュケーション」など看板作から入ると世界観をつかみやすい
  • 入口としては、ライト〜ミドルの「セックス・エデュケーション」「One Day」「ブリジャートン家」「ギーク・ガール」がおすすめ
  • クライム・社会派なら「アドレセンス」「特別捜査部Q」「ブロードチャーチ」「トップ・ボーイ」などがイギリスらしさを強く感じられる
  • ブラックユーモアを味わいたい人は、「ブラック・ミラー」「アフターライフ」「カンク・オン・アース」「このサイテーな世界の終わり」を優先するとよい
  • 重さレベル(ライト/ミドル/ヘビー)と、自分のメンタル状態を照らし合わせて作品を選ぶと、視聴後のダメージを減らせる
  • 短期完結なら「アドレセンス」「One Day」「瞳の奥に」、長期でハマるなら「ザ・クラウン」「ピーキー・ブラインダーズ」「ブラック・ミラー」などを軸にする
  • Netflixの配信状況は変動するため、気になる作品は早めに検索して「マイリスト」に入れておく
  • 社会問題やLGBTQ+、ナイフ犯罪など重いテーマが多い作品は、事前に内容を軽く調べてから視聴するのが安心
  • アメリカドラマとは違う「グレーな人間描写」「短いシーズン」「ブラックユーモア」を楽しむ意識で観ると、イギリスドラマの魅力をより深く味わえる
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