「これで終わります」の英語フレーズ完全ガイド

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日本語では何気なく使っている「これで終わります」「今日はここまでです」ですが、英語にするときは場面や相手との距離によって合う表現が変わります。
この記事では、プレゼン・授業・会議・接客・日常会話まで、シーン別に自然で失礼のない言い方をまとめて紹介します。

直訳の This is the end. などは、場面によっては大げさ・ぶっきらぼうに聞こえることもあります。
英語では、「内容が終わる」のか、「今日という日の区切り」なのか、「公式にイベントを終える」のかを分けて考えると、ぐっと自然な表現が選びやすくなります。

  • 「これで終わります」を表す3つの基本パターンが分かる
  • プレゼン・授業・会議など場面別の定番フレーズを身につけられる
  • That’s it / conclude / wrap up / adjourn の違いと使い分けが理解できる
  • 感謝をそえた「ご清聴ありがとうございました」の英語セットを作れる

「これで終わります」の基本パターン

まずは、「これで終わります」にあたる英語表現をざっくり3つのタイプに分けて整理します。
この章を読めば、「どのタイプの終わりなのか」を考えてからフレーズを選べるようになります。

  • 「終わり」の3パターン(内容・今日の区切り・公式な終了)が分かる
  • よく使う基本フレーズとニュアンスを整理できる
  • フォーマル度の違いと丁寧さの調整方法を理解できる
  • 単独の That’s it. がそっけなく聞こえる理由を理解できる

3つの「終わり」を整理

英語で自然に言うためには、まず次の3つのどれに当てはまるかを考えると便利です。

  • 内容の終わり(話・説明・プレゼンなどが終わる)
  • 今日の区切り(授業・作業などを「今日はここまで」にする)
  • 公式な終了(会議・イベントなどを正式に終える)

1つ目の「内容の終わり」では、短く済ませたいときに That’s all.That’s it from me. がよく使われます。
2つ目の「今日の区切り」では、That’s it for today.We’ll stop here for today. のように for today をつけると、「続きはまた今度」の柔らかいニュアンスになります。

3つ目の「公式な終了」では、That concludes the meeting. のように conclude や、状況によって adjourn を使うのが自然です。
まずは、どのタイプかを意識して読み進めてみてください。

よく使う基本フレーズ集

どの場面にも応用しやすい「これで終わります」の基本フレーズを、フォーマル度といっしょに整理します。

英語フレーズ 日本語イメージ フォーマル度 主な場面
That’s all. 以上です。 中立 説明・簡単な報告
That’s it. 以上です/これでおしまい。 カジュアル 会話・レッスンなど
That’s all for today. 今日はこれでおしまいです。 中立〜ややフォーマル 授業・会議・レッスン
That’s it for today. 今日はここまでです。 カジュアル〜中立 授業・作業・打合せ
We’ll stop here for today. 今日はここで終わりにします。 中立 授業・作業の区切り
We will finish here. ここで終わりにします。 中立 全般(少しかため)

これらのフレーズは、あとで紹介する他の表現と組み合わせて使えます。
たとえば、That’s all for today. Thank you for your time. のように感謝を足すと、一気に丁寧になります。

丁寧さを調整するコツ

同じ「これで終わります」でも、英語では少し言い方を変えるだけで丁寧さをコントロールできます。
次の3つを意識すると自然です。

  • for today をつけて柔らかくする
  • 感謝フレーズを足して印象を良くする
  • フォーマルな動詞(conclude / adjourn)に言い換える

たとえば That’s it. だけだと、場合によっては少しそっけなく聞こえます。
しかし That’s it for today. Thank you for listening. とすれば、授業やミーティングでもとても自然な締めになります。

フォーマルな場面なら、I would like to conclude my presentation here. のように would like to を使うと、控えめでていねいな印象になります。
このあと各シーンごとに具体的な型を見ていきましょう。


まずは「どんな終わりなのか」を3タイプに分けて考えると、フレーズ選びが一気に楽になります。迷ったら、for today と Thank you を足しておけば、たいていの場面で自然に聞こえます。

シーン別の定番フレーズ

ここからは、具体的なシーンごとに「これで終わります」をどう言うかを見ていきます。
プレゼン、授業、日常会話など、それぞれよく使うパターンをまとめておくと、そのまま場面で使えます。

なお、プレゼンや講義の構成については、英語スピーチ教材などでもよく解説されています。たとえば、英検(eiken.or.jp)のスピーチ関連教材も、締めくくり表現の参考になります。

  • プレゼン・講義・スピーチを締める定番フレーズが分かる
  • 授業やレッスンで使える「今日はここまで」の自然な言い方を学べる
  • 日常会話で自分の話を終えるときの表現を増やせる
  • フォーマルとカジュアルの切り替え方をイメージできる

プレゼンや講義の締め

プレゼンや講義の最後では、「これで終わります」だけでなく、「ご清聴ありがとうございました」までセットで言えると印象が良くなります。
フォーマル度別に代表的な型を見てみましょう。

  1. 英語:That brings me to the end of my presentation. Thank you for your attention.
    日本語:これで私のプレゼンテーションは終了です。ご清聴ありがとうございました。
  2. 英語:I would like to conclude my presentation here. Thank you so much for listening.
    日本語:これで発表を終わりにしたいと思います。ご清聴本当にありがとうございました。
  3. 英語:That concludes today’s lecture. Thank you for your time today.
    日本語:これで本日の講義は終わります。本日はありがとうございました。
  4. 英語:Well, that’s it from me. Thanks very much for listening.
    日本語:以上で私からは以上です。聞いてくださってありがとうございました。

ビジネスや学会のような場では、concludebrings me to the end of を使うときちんとした印象になります。
学校の発表や、ややカジュアルな場では Well, that’s it from me. のような言い方の方が自然です。

授業やレッスンの締め

授業やレッスンでは、「今日はここまで」「今日はこれで終わりです」がとてもよく出てきます。
先生側・参加者側どちらでも使えるフレーズをいくつか覚えておきましょう。

  1. 英語:That’s it for today. See you next time!
    日本語:今日はここまでです。また次回会いましょう!
  2. 英語:That’s all for today. Good job, everyone.
    日本語:今日はこれでおしまいです。みなさんお疲れさまでした。
  3. 英語:Let’s wrap it up for today. Any last questions?
    日本語:今日はこの辺で終わりにしましょう。最後に何か質問はありますか?
  4. 英語:We’ll stop here for today, and continue from this page next time.
    日本語:今日はここで終わりにして、続きは次回このページからやりましょう。

wrap it up は「まとめて終わりにする」という口語表現で、授業や社内ミーティングなど、そこまでかしこまらない場面ならよく使われます。
よりきちんとした印象にしたいときは、That’s all for today.Thank you. を足すとよいです。

日常会話や雑談の締め

友人との会話や、カジュアルな打ち合わせで「じゃあ、僕の話はこのくらいで」「以上です」と言いたいときの表現です。
ぶっきらぼうになりすぎないように、ひと言そえるのがポイントです。

  1. 英語:Well, that’s it from me. Thanks for listening.
    日本語:まあ、僕からは以上です。聞いてくれてありがとう。
  2. 英語:That’s the end of my story. Thanks for listening.
    日本語:これで僕の話はおしまいです。聞いてくれてありがとう。
  3. 英語:Anyway, that’s all I wanted to say.
    日本語:とにかく、言いたかったのはそれだけです。
  4. 英語:So yeah, that’s about it.
    日本語:というわけで、だいたいそんなところです。

特にストーリー調で話したあとなら、That’s the end of my story. が自然です。
最後に Thanks for listening. をつけるだけで、印象がかなり柔らかくなります。


シーン別に「自分の定番フレーズ」を1〜2個決めておくと、本番で迷いません。プレゼンなら conclude、授業なら That’s it for today、雑談なら That’s it from me など、自分用セットを作ってみてください。

フォーマル表現と動詞の使い分け

ここからは少し踏み込んで、「終える」に使う代表的な動詞と、その違いを整理します。
特にビジネス会議や公式な場面では、conclude / wrap up / adjourn のニュアンスの差が大切です。

ビジネス英語の基本表現については、たとえば 国際交流基金など公的機関の英語研修資料(jice.org など)も参考になります。ここでは、よく使うポイントだけを絞って解説します。

  • conclude / wrap up / adjourn の意味と違いを理解できる
  • 会議やプレゼンで使えるフォーマルな定型文を身につけられる
  • カジュアル表現 “That’s a wrap.” の使いどころを知る
  • 「いったん終わる」と「完全に終わる」を英語で区別できる

conclude の使い方と例

conclude は「締めくくる・完結させる」という意味で、フォーマルな場面でよく使われます。
「話すべきことを一通り話し終えた」というニュアンスがあり、プレゼンや会議の最後にぴったりです。

  1. 英語:That concludes today’s meeting.
    日本語:これで本日の会議を終わります。
  2. 英語:That concludes today’s lecture. Thank you for your attention.
    日本語:これで本日の講義を終了します。ご清聴ありがとうございました。
  3. 英語:I would like to conclude my presentation with this slide.
    日本語:このスライドで私のプレゼンを締めくくりたいと思います。

特に会議では、That concludes … という形だけ覚えておくと便利です。
That concludes today’s session.(これで本日のセッションを終わります)のように、today’s 〜 の部分を変えて使い回せます。

wrap up の使い方と例

wrap up は口語的な「まとめて終える」という表現で、フォーマルすぎないビジネスや授業でとてもよく使われます。
「そろそろ切り上げよう」「ではまとめましょう」という軽いトーンが特徴です。

  1. 英語:Let’s wrap it up for today.
    日本語:今日はこの辺で終わりにしましょう。
  2. 英語:We need to wrap up the meeting in five minutes.
    日本語:あと5分でこの会議を終わらせる必要があります。
  3. 英語:That’s a wrap for this meeting.
    日本語:これでこの会議はおしまいです。

That’s a wrap. はもともと映画の撮影現場で「撮影終了!」の意味で使われていた表現です。
今では、雰囲気のやわらかい職場やクリエイティブ系のチームで、会議の終わりに使われることもあります。

ただし、かなりカジュアルなので、初対面の相手が多い会議や、かたい業界の正式な場では避けた方が安全です。
迷うときは、Let’s wrap it up for today. くらいにとどめておくと無難です。

adjourn の意味と注意点

adjourn は日本語のニュースなどで「休会する」と訳されることが多い動詞です。
会議で使うときは、「いったんここで終えて、続きはまた後日」というニュアンスが含まれます。

  1. 英語:Let’s adjourn the meeting here and continue next week.
    日本語:会議はいったんここで終えて、続きは来週にしましょう。
  2. 英語:If there are no further questions, we’ll adjourn the meeting.
    日本語:これ以上ご質問がなければ、会議をここで閉じます。

ポイントは、adjourn には「完全に終わる」というよりも、「中断して次に持ち越す」というイメージがあることです。
今日で本当に最後の会議を終えるなら、That concludes the meeting. の方が自然です。

※「この会議はこれで終わり。続きはありません」という意味で Let’s adjourn the meeting. を使うと、「またあるの?」と誤解される可能性があります。完全に終わるときは conclude を使いましょう。


ビジネスでは、迷ったら conclude が安全です。wrap up はフレンドリーな職場で、adjourn は「続きがある会議」を一時終了するときに使う、と覚えておくとスッキリ整理できます。

自然に聞こえる工夫とQ&A

最後に、「これで終わります」がそっけなくならない言い方や、避けたい不自然な表現、よくある疑問をまとめておきます。
ここを押さえておけば、実際の場面で安心して使えるはずです。

  • そっけなく聞こえないための一言の足し方を学べる
  • 避けた方がよい直訳表現とその理由を理解できる
  • 「ご清聴ありがとうございました」に当たる感謝表現を整理できる
  • 代表的なQ&Aで疑問をすばやく解消できる

そっけなく聞こえない言い方

英語の That’s it.This is the end. をそのまま使うと、場面によっては冷たく聞こえることがあります。
そこで、次のような工夫をすると、丁寧で自然な響きになります。

  • for today をつけて「今日はここまで」にする
  • 感謝フレーズをセットで言う
  • 相手をねぎらうひと言をそえる

たとえば、次のように変えるだけで印象がかなり変わります。

  1. 英語:That’s it.
    日本語:以上。(やや素っ気ない)

    英語:That’s it for today. Thank you for your time.
    日本語:今日はここまでです。本日はありがとうございました。
  2. 英語:This is the end.
    日本語:これで終わりです。(ドラマチック/大げさ)

    英語:This is the end for today’s session. Thank you for listening.
    日本語:これで本日のセッションは終わりです。ご清聴ありがとうございました。

感謝フレーズとしては、次のようなものがよく使われます。

  • Thank you for listening.(聞いてくださってありがとうございます)
  • Thank you for your attention.(ご清聴ありがとうございました)
  • Thank you for your time today.(本日はお時間をいただきありがとうございました)

避けたい不自然な表現

辞書で調べると出てくるものの、そのまま使うと違和感が出やすい表現もあります。
ここでは特に注意したいものを挙げ、代わりの自然な言い方も紹介します。

  1. 表現:This is the end.
    注意:映画のラストシーンのように、ドラマチックで重い響きになりやすいです。
    おすすめ:This is the end of my presentation. Thank you for listening.
  2. 表現:It’s all over now.
    注意:「すべて終わった」「もうおしまいだ」という、ネガティブ・安堵のニュアンスが強いです。試験後などには使えますが、会議の締めには不向きです。
    おすすめ:That’s all for today. Thank you for your time today.
  3. 表現:単独の That’s it.
    注意:相手をさえぎる・けんかを終わらせる場面でも使われるので、状況によってはきつく聞こえることがあります。
    おすすめ:That’s it from me. Thanks very much.

また、接客やサービス業でお客様に「今日はこれで終わりです」と伝える場合は、少し丁寧な言い方が安心です。

  1. 英語:That will be all for today. We look forward to seeing you again.
    日本語:本日はこれで終了です。またのご来店をお待ちしております。

よくある疑問とフレーズ集

最後に、「これで終わります」に関するよくある疑問を、Q&A形式でまとめます。

  • Q1:That’s it と That’s all の違いは?

どちらも「以上です」という意味ですが、That’s all. の方がやや落ち着いた印象です。
That’s it. はカジュアルで、文脈によっては「もういい」「終わりにしよう」といった感情も含みます。授業や会議では That’s all for today. の方が無難です。

  • Q2:「今日の自分の話はこれで終わりです。ありがとうございました。」は?

次のようなフレーズが自然です。

  1. 英語:That concludes today’s talks. Thank you for listening.
    日本語:これで本日の話は終わります。ご清聴ありがとうございました。
  2. 英語:That’s the end of my story. Thanks for listening.
    日本語:これで私の話は終わりです。聞いてくれてありがとうございます。
  • Q3:「今日はこれで終わりにしようと思います」は?

自分の作業や話を切り上げるときには、次のように言えます。

  1. 英語:I think I’ll call it a day.
    日本語:今日はこの辺で終わりにしようと思います。
  2. 英語:We’ll leave off here for today.
    日本語:今日はこの辺で終わりにしておきましょう。
  • Q4:「会議はこれで終わります」のフォーマルな言い方は?

会議では、次の3つを覚えておくと十分対応できます。

  1. 英語:That concludes the meeting.
    日本語:以上で会議を終了します。
  2. 英語:That is all for today. Thank you all.
    日本語:本日はこれで終わります。皆さんありがとうございました。
  3. 英語:Let’s adjourn the meeting here and continue next time.
    日本語:会議はいったんここで終えて、続きは次回にしましょう。

そっけなく聞こえないコツは、「for today」+「Thank you」をセットにすること。そして、会議やプレゼンでは conclude、カジュアルな場では That’s it from me など、場面ごとに2〜3個の型を持っておくと安心です。

まとめ

最後に、「これで終わります」を英語で言うときのポイントをまとめます。復習や自分用のメモとして活用してください。

  • 「これで終わります」は、内容の終わり/今日の区切り/公式な終了の3タイプに分けて考えると表現を選びやすい。
  • 基本フレーズは That’s all. / That’s it. / That’s all for today. / That’s it for today. / We will finish here. を押さえておく。
  • プレゼンや講義では、That concludes today’s lecture. や I would like to conclude my presentation. + Thank you for your attention. が定番。
  • 授業やレッスンでは、That’s it for today. / That’s all for today. / Let’s wrap it up for today. などが自然。
  • 会議のフォーマルな締めには、That concludes the meeting. / That is all for today. が安全で、adjourn は「続きがある」場合に使う。
  • wrap up / That’s a wrap はカジュアル寄りで、フレンドリーな職場や授業ではOKだが、かたい公式の場では控える。
  • 接客・サービスでは、That will be all for today. We look forward to seeing you again. のように少し丁寧な言い方が好ましい。
  • That’s it や This is the end などは、for today や感謝表現を足して、ぶっきらぼう・大げさにならない工夫をする。
  • 感謝フレーズとして、Thank you for listening. / Thank you for your attention. / Thank you for your time today. をセットで覚えておくとどの場面でも使える。

この記事で紹介したフレーズから、自分がよく使う場面ごとに2〜3個ずつ選び、ノートやメモアプリに書き出しておくと、実際の場面でもすぐに口から出てきやすくなります。

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