この記事では、「サークルに入る」「サークルに入っている」「サークル活動が忙しい」など、大学生活でよく使う表現を英語でどう言えばよいかをまとめます。
あわせて、「サークル=circle」がなぜ通じにくいのか、club / society / student group などの違い、日本のサークル文化を英語で説明するフレーズも紹介します。
自己紹介や留学先で、自分のサークル経験を英語で自然に話せるようになりたい人向けの内容です。
- 「サークルに入る/入っている/サークル活動」の基本英語表現が分かる
- club / circle / society などの違いと、安全な使い分けが分かる
- 自己紹介や面接で使えるサークル経験の英語フレーズが身につく
- 「どのサークルに入るか迷っている」など微妙な気持ちの言い方が分かる
結論:サークルは基本的にclubで表す
まず一番大事なポイントは、日本語の「サークル」は英語ではほぼいつもclubで表す、ということです。
ここでは、「サークルに入る」「サークルに入っている」「サークル活動」の基本表現を整理します。
「サークルに入る」の基本表現
「サークルに入る」は、もっとも自然なのはjoin a clubです。
この join は「参加する」「入会する」という意味で、「入る」という行為そのものを表します。
代表的な言い方は次のとおりです。
-
英語:I want to join a club at university.
日本語:大学でサークルに入りたいです。 -
英語:Which club are you going to join?
日本語:どのサークルに入るつもりなの? -
英語:I joined the tennis club last year.
日本語:去年テニスサークルに入りました。
迷ったら、「入る=join a club」でほぼ大丈夫です。
部活でもサークルでも、英語では同じように club を使えるので、「部活かサークルか」を細かく言い分ける必要はありません。
「サークルに入っている」の言い方
「〇〇サークルに入っている」は、「今そのサークルのメンバーである」という「状態」を表します。
このときは、次の3つがよく使われます。
よく使う例を見てみましょう。
-
英語:I’m in the tennis club.
日本語:テニスサークルに入っています。 -
英語:What club are you in?
日本語:何のサークルに入っているの? -
英語:I belong to the music club.
日本語:音楽サークルに所属しています。 -
英語:I’m a member of the photography club.
日本語:写真サークルのメンバーです。
日常会話では「be in a club」「be in the tennis club」がいちばん自然で使いやすいです。
面接や文章では、「belong to」や「be a member of」を使うと少しかしこまった印象になります。
「サークル活動」を表す英語
「サークル活動」は基本的にclub activitiesと言います。
部活とサークルをまとめて言うときも、club activities でほぼカバーできます。
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英語:My club activities keep me busy on weekends.
日本語:サークル活動で週末は忙しいです。 -
英語:Could you tell me about your club activities?
日本語:サークル活動について教えてください。 -
英語:I don’t have time because of my club.
日本語:サークルのせいで時間がありません。(=サークル活動で忙しい)
英会話スクールの Q&A でも、部活・サークルをまとめて club / club activities と表す例が多く紹介されています(例:DMM英会話なんてuKnow?)。
このように、まずは「サークル=club」「サークル活動=club activities」と覚えておくと安心です。

circleが通じない理由と関連語の違い
日本語では当たり前の「サークル」ですが、英語では circle とはほとんど言いません。
ここでは、circle の本来の意味と、club / society などとの違いを整理します。
circleの本来の意味と用法
英語のcircleは、もともと「円」「丸い形」という意味です。
そこから「人間関係の輪」→「仲間グループ」という意味もありますが、日本語の「大学サークル」とは少し違います。
たとえば次のような使い方です。
-
英語:Draw a big circle on the paper.
日本語:紙に大きな円を描いてください。 -
英語:She has a wide circle of friends.
日本語:彼女には広い友人関係の輪があります。 -
英語:He is well known in academic circles.
日本語:彼は学会の世界ではよく知られています。
このように、circle は「形」や「人の輪」を表すことが多く、「大学のサークル=student club」の意味ではほとんど使われません。
日本で「テニスサークル」と言っても、英語で tennis circle と言うと、多くのネイティブには意味が伝わりにくいです。
clubとcircleの違いと例外
「サークルに入る」を circle で言わない方がいい理由は、英語の感覚だと、サークル活動の集まりは circle ではなく club だからです。
ざっくり言うと、
この違いをイメージしておくと混乱しにくくなります。
とはいえ、日本文化に詳しい人や、日本の大学にいたことがある人のあいだでは、Japanimation circle のように、あえて circle を使うこともあります。
また、日本国内の英語案内やWebサイトでも、「Anime circle」など、日本独自の意味で circle を使っている例が見られます。
ただし、これはあくまで日本ローカルな使い方です。
海外の大学や、一般の英語話者に対して使うと意味が伝わらないことが多いので、基本は club を使う方が安全です。
clubやsocietyなど関連語の比較
「サークルっぽいもの」を表す英語はいくつかあります。
ここでは、特によく出てくる単語のイメージを整理します。
| 英単語 | 主な意味・イメージ | 「サークル」にどれくらい近いか |
|---|---|---|
| club | 趣味・スポーツ・文化活動などのクラブ。学校の部活・サークル全般。 | 一番近い。基本はこれでOK。 |
| society | 協会・学会・団体。イギリスの大学では「〇〇 society」がサークル名になることも。 | ややフォーマル。英式大学では近い。 |
| student group | 学生たちのグループ。活動の中身を説明したいときに使う。 | 意味は近いが少し説明的。 |
| interest group | 共通の関心(interest)を持つ人の集まり。政治団体などにも使う。 | 場合によっては近いが、政治色をもつ場面もある。 |
イギリス英語圏の大学では、drama society, film society という名前の団体もよくあります。
そのため、「どんな団体か」を広く言いたいときは、
・club or society
・club or student group
のように並べてしまっても問題ありません。
ただし、迷ったときの基本ルールは、「とりあえず club を選ぶ」です。
これならアメリカでもイギリスでも通じますし、部活とサークルの両方をカバーできます。

サークル経験を説明する実践フレーズ
ここからは、実際に自分のサークル経験を英語で話すときに使えるフレーズをまとめます。
自己紹介、面接、留学先の会話など、よくある場面ごとに整理しておきましょう。
サークル所属を伝える自己紹介
自己紹介で「〇〇サークルに入っています」と言うときは、次のような流れが使いやすいです。
① 所属クラブを言う
② 役割(あれば)を足す
③ ひと言でどんなクラブか説明する
例を見てみましょう。
-
英語:I’m in the tennis club at my university.
日本語:大学でテニスサークルに入っています。 -
英語:I belong to the music club. I play the guitar there.
日本語:音楽サークルに所属していて、そこでギターを弾いています。 -
英語:I’m a member of the drama club, and I sometimes direct plays.
日本語:演劇サークルのメンバーで、ときどき演出も担当しています。 -
英語:I’m in a volunteer club that supports local children.
日本語:地元の子どもたちを支援するボランティアサークルに入っています。
「どのサークルに入っているの?」と人に聞くときは、次の表現がすぐ使えます。
-
英語:Are you in any clubs?
日本語:何かサークル(部活)に入ってる? -
英語:What club are you in?
日本語:どのサークルに入ってるの? -
英語:Do you belong to any clubs or student groups?
日本語:何かクラブや学生団体に所属していますか?
砕けた会話なら「in any clubs?」、少し丁寧に聞きたいなら「Do you belong to any clubs?」と使い分けるとよいです。
活動内容や忙しさを説明する表現
次に、「どんな活動をしているか」「どれくらい忙しいか」を説明するフレーズです。
シンプルに、
・We meet …(いつ集まるか)
・We practice … / We do …(何をするか)
・I’m busy with …(どれくらい忙しいか)
の3本柱で考えると、すぐに英語にしやすくなります。
-
英語:We meet twice a week after classes.
日本語:授業のあとに週2回集まります。 -
英語:We practice from 5 p.m. to 8 p.m. on weekdays.
日本語:平日は夕方5時から8時まで練習します。 -
英語:Our club activities are pretty intense, so I’m busy almost every day.
日本語:サークル活動がかなりハードなので、ほとんど毎日忙しいです。 -
英語:I’m really busy this month with my club activities.
日本語:今月はサークル活動で本当に忙しいです。 -
英語:In our club, we organize events for new students.
日本語:うちのサークルでは新入生向けのイベントを企画しています。
面接やスピーチでは、
① 所属クラブ
② 活動内容
③ 忙しさや学んだこと
の順で話すと、伝わりやすくなります。
日本のサークル文化を説明する言い方
日本の「サークル」は、海外の人にとってイメージしづらいところがあります。
特に「部活ほどガチではない、ゆるめの団体」というニュアンスは、そのままでは伝わりません。
そのため、英語では、
のように、一言で性格も説明してあげると親切です。
-
英語:In Japan, we have casual student clubs called “circles.” They are less competitive than official sports teams.
日本語:日本には「サークル」と呼ばれるゆるい学生クラブがあって、公式な運動部より競技色が弱いです。 -
英語:My club is more like a casual student group. We focus on having fun rather than strict training.
日本語:私のサークルはどちらかというとゆるい学生グループで、厳しい練習というより楽しむことを大切にしています。 -
英語:It’s an informal student club where we play music and hang out together.
日本語:音楽を演奏したり一緒に遊んだりする、カジュアルな学生クラブです。
海外の大学のクラブ・サークル文化については、各大学の公式サイトを見るとイメージがつかみやすいです(例:日本の大学でも、英語版サイトで club / circle をどう説明しているか確認してみるとよいでしょう。参考:東京大学のサークル紹介ページ)。

よくあるニュアンスと疑問の整理
さいごに、「join と belong to の違い」「どのサークルに入るか迷っている」「ナイトクラブと誤解されないか」など、よく出る疑問をまとめて整理します。
joinとbelong toなどの違い
サークル関連では、動詞のニュアンスをはっきりつかんでおくと、表現に迷いにくくなります。
代表的な例文を見ておきましょう。
-
英語:I joined the soccer club last year.
日本語:去年サッカー部(サークル)に入りました。 -
英語:I belong to the soccer club now.
日本語:今はサッカー部(サークル)に所属しています。 -
英語:I’m in the soccer club.
日本語:サッカー部(サークル)に入っています。 -
英語:I’m on the soccer team.
日本語:サッカーチームに入っています。(チームメンバーという感じ)
学習の優先順位としては、
① join a club(入る) ② be in a club(入っている) ③ belong to a club(所属している)
の3つをまずしっかり押さえるのがおすすめです。
be on は「on the soccer team」のように、よりスポーツチームの話でよく出てくる表現です。
どのサークルに入るか迷う時の英語
「どのサークルに入るか迷っている」という気持ちを英語で言いたいときは、次の表現が便利です。
丁寧・中立的な言い方から、少し感情が入った言い方まで、3パターン覚えておくと表現の幅が広がります。
それぞれの具体例です。
-
英語:I’m wondering which club to join.
日本語:どのサークルに入ろうか考えています。 -
英語:I’m on the fence about which club to join.
日本語:どのサークルに入るか決めかねています。 -
英語:I’m on the fence about whether to join the tennis club or the music club.
日本語:テニスサークルに入るか音楽サークルに入るか、決めかねています。 -
英語:I’m torn between the tennis club and the music club. They both sound great.
日本語:テニスサークルと音楽サークルのどちらにするか本気で迷っています。どちらもすごく良さそうで。 -
英語:I can’t decide which club to join in college.
日本語:大学でどのサークルに入るか決められません。
少しくだけた会話なら「I’m on the fence …」が自然です。
フォーマル寄りに言いたいときは「I’m wondering …」や「I can’t decide …」を使うとよいでしょう。
ナイトクラブなど誤解を避ける注意点
最後に、「club と言うとナイトクラブの意味にならないか?」という不安について整理します。
英語の club には、たしかに「ナイトクラブ」「ディスコ」のような意味もあります。
しかし、文脈が「学校」「大学」の話なら、基本的には「クラブ活動」の意味だと自然に理解されます。
次のポイントだけ意識しておけば、誤解される可能性はかなり下がります。
たとえば、
-
英語:I’m in the tennis club at my university.
日本語:大学でテニスサークルに入っています。 -
英語:I joined a student club, not a nightclub.
日本語:ナイトクラブではなく、学生クラブに入りました。 -
英語:I do a lot of club activities at school.
日本語:学校でクラブ活動をたくさんしています。
※「クラブに行く」と英語で言うときは、意味が変わりやすいので注意が必要です。
・「サークル活動に行く」→ I’m going to club practice. / I’m going to my club.
・「夜遊びのクラブに行く」→ I’m going to a club tonight. など、文脈と一緒に伝えましょう。
また、interest group は「共通の関心を持つ団体」という意味で便利ですが、ニュースでは「政治的な圧力団体」として使うこともあります。
日常会話で学生サークルを指すなら、まずは club を使い、「political interest group」など政治の文脈では注意して聞きましょう。

総括
最後に、この記事の内容を一気に振り返ります。
- 日本語の「サークル」は英語では基本的に club と表現し、「サークルに入る」は join a club が最も自然です。
- 「サークルに入っている」はカジュアルなら I’m in the ○○ club.、少しかしこまるなら I belong to the ○○ club. を使います。
- 「サークル活動」は club activities が基本で、部活とサークルをまとめて言うときもこの表現でカバーできます。
- 英語の circle は「円」や「人間関係の輪」の意味が中心で、日本語の「大学サークル」の意味ではほとんど使われません。
- 関連語は、club(最優先)/society(英式大学の団体)/student group(学生グループ)/interest group(関心グループ)などがあり、迷ったら club を選ぶのが安全です。
- 自己紹介では「I’m in the ○○ club. We …」の2文セットで、所属と活動内容を短く説明すると、相手にイメージが伝わりやすくなります。
- 日本のサークル文化を説明するときは、「a casual student club」「an informal student group」「less competitive than an official sports club」など、ゆるさを表す一言を足すと親切です。
- 「どのサークルに入るか迷っている」は、丁寧なら I’m wondering which club to join.、カジュアルなら I’m on the fence about which club to join. で表現できます。
- club には「ナイトクラブ」の意味もありますが、school / university / sports などの文脈と一緒に使えば、通常はクラブ活動の意味だと自然に理解されます。
- まずは「join a club / be in a club / club activities」の3つを日常会話でどんどん使って、サークル経験を英語でスムーズに話せるようにしていきましょう。

