英語のSNSやドラマでよく見る「love it / I love it」。
「大好き」と訳してみたものの、日本語より軽いの?重いの?と迷う人は多いです。
この記事では、「love it」の本当のニュアンスから、会話・SNSでの自然な使い方、似た表現との違い、注意点までまとめて解説します。
実際のネイティブの感覚にできるだけ近づけて説明するので、「love it」を自信を持って使えるようになります。
- 「love it / I love it」の基本的な意味と日本語訳のイメージが分かる
- 日常会話やSNSでの自然な使い方・返答の仕方が分かる
- 「love it」と「like it」「I really like it」などの違いが理解できる
- ビジネスでの言い換えや、関連フレーズまでまとめて学べる
「love it」の基本意味とニュアンス
まずは「love it / I love it」が、ネイティブにとってどんな感覚のフレーズなのかを押さえます。
ここを理解しておくと、あとで出てくる類似表現との違いもスムーズに整理できます。
「love it」の直訳と訳し方
結論から言うと、「I love it」は「それが大好き」「すごく気に入った」という意味です。
直訳すれば「私はそれを愛している」ですが、会話ではそこまで大げさではありません。
シチュエーションによって、しっくりくる日本語は変わります。たとえば次のような訳し方がよく合います。
辞書サイトでも「大好きです」「すごくいい感じです」などの訳が紹介されています。
参考:Weblio英和辞典での “I love it.” の訳例
つまり「love it」は、「何かを見たり体験したりして、その良さにテンション高めで反応しているとき」に使うフレーズです。
どれくらい強い好意なのか
「love」は「like」よりも強い好意を表します。
イメージとしては、次のような強さの順番です。
ただし、英語の「love」は日本語の「愛してる」ほど重くありません。
もの・こと・アイデアなどに対しては、日常的にポンポン使うカジュアルな「大好き」です。
たとえば、初めて食べた料理がすごくおいしかったときに「I love it!」と言っても大げさではありません。
日本語にそのまま「愛してる」と訳そうとすると重すぎるので、「最高」「めっちゃ好き」くらいのノリで考えると感覚が近いです。
I love it と Love it の違い
会話やSNSでは「I love it」と「Love it」の両方がよく出てきます。違いは主語「I」があるかどうかだけですが、ニュアンスが少し変わります。
基本的なイメージは次の通りです。
| 表現 | ニュアンス | よくある場面 |
|---|---|---|
| I love it. | 文としてきちんとしている。口頭でも文章でもOK。 | 会話・メール・チャット全般 |
| Love it! | 主語を省いた一言コメント。よりカジュアルで勢いがある。 | SNSコメント・チャット・短いリアクション |
どちらも意味はほぼ同じですが、「Love it!」は「いいね!」「最高!」に近い一言リアクションとして使われます。
インスタのコメント欄などでよく見かける形です。
反対に、相手にしっかり気持ちを伝えたいときは「I love it.」と文の形で言う方が、丁寧で自然になります。

実際の会話での使い方と例
ここでは、「love it」がどんな場面・どんな文型で使われるかを、具体的な会話例と一緒に見ていきます。
実際のシーンをイメージしながら読むと、自分でもすぐに真似しやすくなります。
よくある場面と対象例
「love it」は、もの・こと・アイデア・行動など、かなり幅広く使えます。
代表的なシチュエーションをまとめると、次のようになります。
たとえば、友達があなたのために夕食を作ってくれたときに「Do you like it?(気に入った?)」と聞かれたら、
I love it.(すごくおいしい!/めっちゃ好き!) と返すのが自然です。
SNSでは、写真や動画を見て「Love it!」と一言コメントするのがとても一般的です。
日本語の「いいね!」より少しテンション高めの賞賛と考えると分かりやすいです。
このようなSNSでのリアクション文化については、日本語サイトでも多く紹介されています。
参考:女性向け情報サイトOggi.jpの「I love it!」解説記事
基本文型とバリエーション
「love it」は、基本の文型さえ分かれば応用がとても簡単です。
よく使う形は次の3つです。
-
英語:I love it.
日本語:すごく気に入ったよ。/大好き。 -
英語:I love this dress.
日本語:このワンピース大好き。 -
英語:Love it!
日本語:最高!/めっちゃ好き!
この基本形に、少しだけ言葉を足すと表現の幅が広がります。
たとえば、強さを強調したいときは次のように言えます。
-
英語:I really love it.
日本語:本当に大好き。 -
英語:I just love it.
日本語:とにかく大好きなんだ。 -
英語:I absolutely love it.
日本語:絶対的に大好き。/マジで最高。
また、「何が好きなのか」をはっきりさせたいときは、
I love your idea.(そのアイデア最高。)
I love your style.(そのスタイル大好き。)
のように「love + 名詞」で言えばOKです。
言われた時の自然な返答例
あなたが何かをあげたとき、見せたとき、提案したときに、相手から「I love it.」と言われることもあります。
そのときの自然な返事をいくつか覚えておくと安心です。
-
英語:Thank you!
日本語:ありがとう! -
英語:Glad you love it.
日本語:気に入ってくれてうれしい。 -
英語:So happy to hear that.
日本語:そう言ってもらえてすごくうれしい。 -
英語:That means a lot to me.
日本語:そう言ってもらえると本当にうれしい。
SNSのコメントで「Love it!」とだけ書かれた場合、英語圏では毎回丁寧に返信しないことも多いです。
返したいときは、
Thanks! / Thank you!! くらいの短いお礼で十分です。
※日本語のSNS文化に比べて、英語圏では「一言コメントへの返信なし」が普通のことも多いので、返事ができなくてもあまり気にしなくて大丈夫です。

「love it」と類似表現の比較
ここからは、「love it」とよく似た表現との違いを整理します。
「どれくらい強いのか」「いつどれを使うべきか」が分かると、英語で気持ちを伝える精度が一気に上がります。
like it との違いと使い分け
まずは一番基本の「like」との違いです。
感覚的には、次のように理解すると分かりやすいです。
「like」は、落ち着いたトーンで「好き」と言う感じです。
「love」は、テンションが一段高く、「すごく好き」「強く気に入っている」イメージです。
たとえば映画の感想なら、次のような違いがあります。
-
英語:I like the movie.
日本語:その映画、好きだよ。(けっこう良かった。) -
英語:I love the movie.
日本語:その映画、大好き!/最高だった!
日常会話では、「まあ好き」くらいなら「like」。
「めっちゃ好き」「かなりハマった」なら「love」を選ぶ、というイメージで十分です。
I really like it との強さ比較
「I really like it.」もよく出てくる表現です。
これは文字通り「とても好き」という意味で、「like」を「really」で強くした形です。
強さだけで並べると、おおよそ次のようになります。
ただし、ニュアンスは少し違います。
「I really like it.」は少し落ち着いた丁寧な言い方で、
「I love it.」の方が感情がはっきり出ていてカジュアルです。
ビジネスシーンや、あまりテンションを上げたくない場面では、
I really like it. / I like it very much.
のような言い方の方がしっくりくることも多いです。
I love you との違いと注意
「love」という単語を見て、恋愛表現の「I love you」と混同してしまう人もいます。
ですが、「I love it」と「I love you」はまったく別物と考えてください。
ポイントは、「love」の対象です。
「I love it.」は、プレゼントや映画、音楽、アイデアなどに対して「大好き」と言っているだけです。
恋愛感情とは関係ありません。
逆に、人に対して「I love you.」と言うときは、恋人・家族などへの深い愛情を表すことが多いです。
相手に誤解を与えないためにも、「I love it.」は物や事柄にだけ使う、と覚えておきましょう。

注意点と関連フレーズ
最後に、「love it」を使うときに気をつけたいポイントと、あわせて覚えておくと便利な関連フレーズを紹介します。
ここまで理解できれば、「love it」を安心して使いこなせます。
皮肉としての love it の用法
「I love it」は、ポジティブな意味だけでなく、皮肉(反語)として使われることもあります。
日本語でも、良くないことが起きたときに「最高だね…」とわざと逆の言葉を使うときがありますが、それと同じです。
たとえば、こんな場面です。
-
状況:仕事が終わる直前に、急なトラブルが起きた。
英語:Oh, I love it… Another problem at 5 pm.
日本語:あー最高だよ…また5時にトラブルかよ。 -
状況:友達がまた約束に遅刻してきた。
英語:I love it when you’re late.
日本語:君が遅刻してくるの、ホント最高だね。(=全然よくない)
皮肉かどうかを見分けるポイントは、次の3つです。
※英語に慣れないうちは、皮肉の「I love it」をマネするのは避けた方が安全です。まずは素直なポジティブ表現として使いましょう。
ビジネスでの適切な言い換え
社内チャットや気心の知れた同僚との会話なら「I love it.」を使っても問題ないことが多いです。
ただし、目上の人や取引先とのやり取りでは、少しカジュアルすぎる場合があります。
ビジネスやフォーマルな場面では、次のような表現に言い換えると安心です。
-
英語:I like it very much.
日本語:とても気に入っています。 -
英語:I really like this idea.
日本語:このアイデアをとても良いと思います。 -
英語:This is great. / This looks great.
日本語:これはとても良いですね。 -
英語:I really appreciate it.
日本語:本当に感謝しています。
特にビジネスメールでは、「love」より「like」「appreciate」などの方が無難です。
相手との距離感や社風を見て、カジュアルさを調整していきましょう。
love を使った関連表現集
最後に、「love」を使ったよくあるフレーズをいくつか紹介します。
ざっくりしたニュアンスも合わせて覚えておくと、表現の幅が広がります。
-
英語:I love this song.
日本語:この曲大好き。(すごくハマってる) -
英語:I’m in love with this movie.
日本語:この映画に恋してるレベルで好き。(めちゃくちゃハマってる) -
英語:I’d love to.
日本語:ぜひそうしたいです。(誘いへの前向きな返事) -
英語:Give my love to your family.
日本語:ご家族によろしくお伝えください。 -
英語:There is no love lost between them.
日本語:あの2人の仲はよくない。(お互い好きではない)
また、「love it」に近いカジュアル表現としては、次のようなものもあります。
これらもまとめて覚えておくと、状況に応じて微妙なニュアンスを変えながら話せるようになります。

総括
最後に、「love it」のポイントをもう一度まとめます。復習や暗記に使ってください。

