quicklyの比較級・最上級と使い分け完全ガイド

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「quickly の比較級って more quickly?それとも quicker?」「試験ではどっちを書けばいいの?」と迷っていませんか。
英語では quick と quickly の区別、-ly 副詞のルール、音節数のルールなどが重なって出てくるので、ここをあいまいなままにしておくと、いつも不安がつきまといます。

この記事では、quickly の比較級・最上級の形と、その使い分けをひとつずつ整理します。quick と quickly の違い、more quickly と quicker の安全な選び方、ビジネスや試験でそのまま使えるフレーズまで、まとめて身につけていきましょう。

  • quickly の意味・品詞と比較級・最上級の正しい形が分かる
  • -ly 副詞全体の比較級ルールと early などの例外パターンを整理できる
  • quick / quickly, more quickly / quicker の違いと安全な使い分けが身につく
  • 試験・ビジネスでそのまま使える「より速く」「一番速く」の英語表現が増える

quicklyの基本と結論

最初に、この章で quickly の「正しい形」と全体の結論をはっきりさせます。ここを押さえておけば、そのあとの細かいルールも理解しやすくなります。

  • quickly の意味と品詞(副詞)を確認する
  • quickly の比較級・最上級の正しい形を覚える
  • more quickly を基本形としておすすめする理由を知る
  • 日常会話とフォーマルな文章での使い分けの全体像をつかむ

quicklyの意味と品詞

まず、quickly がどんな語なのかをはっきりさせましょう。
quickly は「速く」「素早く」「迅速に」という意味の副詞です。形容詞 quick(速い)からできた副詞形です。

副詞は「動詞をどのように行うか」を説明する語です。quickly は、走る・終える・反応するなどの動作が「どれくらい速いか」をくわしく説明します。

  1. 英語:She finished the assignment quickly.
    日本語:彼女は課題を素早く終えました。
  2. 英語:He reacted quickly to the news.
    日本語:彼はその知らせにすぐに反応しました。

どちらの文でも、quickly は動詞(finished, reacted)にくっついて、動作の速さを説明しています。名詞を説明する「形容詞」と役割が違うことがポイントです。

比較級と最上級の形

結論から言うと、quickly の比較級・最上級は、次の形が「標準形」「試験での正解」です。

  1. 原級:quickly(速く)
  2. 比較級:more quickly(より速く)
  3. 最上級:most quickly(最も速く)

実際の文で確認してみましょう。

  1. 英語:He finished the task more quickly than I did.
    日本語:彼は私より速くその仕事を終えました。
  2. 英語:She runs most quickly among all the athletes.
    日本語:彼女は全ての選手の中で最も速く走ります。

more / most を前につけるだけなので、形自体はとてもシンプルです。
この「more quickly / most quickly」は、学校文法・辞書・試験問題すべてで安心して使える形だと考えてください。

more quicklyを選ぶ場面

では、日常の英語でいつ more quickly を選べばよいのでしょうか。
基本ルールはとても簡単です。

「フォーマル」「試験」「ビジネス」のどれかなら、迷わず more quickly を使う
これがいちばん安全な指針です。

  • 英検・TOEIC・入試などの試験問題
  • プレゼン資料・レポート・メールなどのビジネス文書
  • 論文やレポートなどフォーマルな書き言葉

これらの場面では、quick の副詞形としての比較級は「more quickly」が文法的に正しい形とされます。ニュース記事や公的な文章でも、次のように more quickly がよく使われます。

  1. 英語:The new system works more quickly than the old one.
    日本語:新しいシステムは旧システムより速く動きます。

一方で、会話では「He finished quicker.」のように quicker が副詞っぽく使われることもあります。これについては後ほどくわしく説明しますが、まずは「きちんとした場面では more quickly」を基本にしておくと安心です。

比較表現全体のルールや例は、学習サイトなどでも整理されています。たとえば、比較級の作り方を図でまとめている解説として、大学の英語教育向けページなども参考になります。


quickly の比較級・最上級は「more quickly / most quickly」が正解です。特に試験やビジネスでは、この形だけ使うと決めてしまうと迷いが減ります。

-ly副詞の比較級のルール

ここからは、quickly に限らず「-ly で終わる副詞」全体のルールを整理します。なぜ quickly が more / most 型になるのか、early のような例外はどう扱えばよいのかをまとめて確認しておきましょう。

  • -ly 副詞の比較級・最上級の一般ルールを理解する
  • early など、-er/-est をとる例外パターンを知る
  • 音節数ルールと -ly 副詞ルールの優先順位を整理する
  • 「quicklier」などの誤った形を避けるコツを身につける

-ly副詞の一般ルール

quickly のような「-ly で終わる副詞」は、比較級・最上級を作るとき、原則として more / most を前に付ける形をとります。

一般ルールは次のとおりです。

  • 比較級:more + 副詞
  • 最上級:most + 副詞

たとえば次のようになります。

  1. slowly:more slowly / most slowly
    例)He drove more slowly than before.(彼は以前よりゆっくり運転しました。)
  2. carefully:more carefully / most carefully
    例)Please check the data more carefully.(もっと注意深くデータを確認してください。)
  3. quickly:more quickly / most quickly
    例)She responded more quickly this time.(今回はもっと早く返事をしました。)

ここで大事なのは、quicklier や slowlier のように -er をつけないことです。-ly 副詞だからといって、ly を取って er をつけるルールはありません。

earlyなどの例外パターン

ただし、すべての語が「-ly だから more / most」とは限りません。early のように、形容詞と同じように変化するものもあります。

代表的な例外は次のとおりです。

  1. early(早く/早い)
    比較級:earlier
    最上級:earliest
    例)He came earlier than usual.(彼はいつもより早く来ました。)
  2. fast(速く/速い)
    比較級:faster
    最上級:fastest
    例)She runs faster than him.(彼女は彼より速く走ります。)

early は見た目は -ly ですが、もともと形容詞・副詞どちらにもなれる語で、比較級・最上級は形容詞型(-er / -est)をとります。
同じように、fast も形容詞と副詞の両方に使えるので、faster / fastest になります。

このような例外は数が少ないので、「early は earlier」「fast は faster」だけはセットで暗記してしまうのがおすすめです。

音節数ルールとの関係

学校で「音節数で比較級の形を決める」と習った人も多いと思います。たとえば次のようなルールです。

  • 短い語(1音節中心):語尾に -er / -est(tall → taller → tallest)
  • 長い語(2音節以上中心):more / most をつける(beautiful → more beautiful → most beautiful)

この「音節ルール」はたしかに目安になりますが、実は完全なルールではありません。特に副詞については、次のように考えた方が安全です。

  • -ly で終わる副詞は、音節数に関係なく more / most を使う
  • 例外の early などは「特別な単語」として個別に覚える

つまり quickly は、音節数で考える前に「-ly 副詞だから more quickly」と判断してしまってOKです。音節ルールはあくまで「形容詞中心の大ざっぱな目安」と考えておきましょう。

※「quicklier」「beautifuller」などと書いてしまうのは、この音節ルールを機械的に当てはめてしまう典型的なミスです。基本形(辞書形)ごとの変化を確認するクセをつけると防げます。

比較級・最上級の一般的な表は、大学などの英語教育ページにもあります。全体のパターンを一覧で確認したい場合は、例えば英語教育機関の解説ページも参考になります。


-ly 副詞はまず「more / most」と覚え、early・fast などの少数派だけ個別に暗記するのが近道です。音節の数はあくまで目安と考えましょう。

quickとquicklyの違いと比較

次に、多くの学習者が混乱しやすい「quick」と「quickly」の違いを整理します。quicker と more quickly のどちらを使うかは、この区別が理解できているかどうかで決まります。

  • quick(形容詞)の意味と比較級・最上級の形を確認する
  • quick と quickly の役割(名詞を説明するか、動詞を説明するか)の違いを理解する
  • more quickly と quicker の文法上の整理とニュアンスの差を知る
  • 試験・フォーマルな英語でどちらを選ぶべきか判断できるようにする

quickの用法と変化形

quick は「速い」「素早い」という意味の形容詞です。名詞を説明するときに使います。

比較級・最上級は、次のように -er / -est をつける形です。

  1. 原級:quick(速い)
  2. 比較級:quicker(より速い)
  3. 最上級:quickest(最も速い)

例文で見ると、役割がはっきりします。

  1. 英語:He is a quick runner.
    日本語:彼は足の速いランナーです。
  2. 英語:She is quicker than me.
    日本語:彼女は私より速いです。
  3. 英語:He is the quickest player on the team.
    日本語:彼はチームで一番足が速い選手です。

ここでは、quick / quicker / quickest はすべて「名詞(runner, he, player)」を説明しています。これが「形容詞の仕事」です。

quicklyとの役割の違い

一方で quickly は「速く」と動詞を説明する副詞でしたね。この「名詞を説明するか」「動詞を説明するか」が、quick と quickly の決定的な違いです。

品詞 意味 説明するもの 比較級・最上級
quick 形容詞 速い 名詞 quicker / quickest
quickly 副詞 速く 動詞など more quickly / most quickly

この違いが分かると、どちらを使うかも決めやすくなります。

  1. 英語:He is quick.(quick = 形容詞)
    日本語:彼は速いです。
  2. 英語:He runs quickly.(quickly = 副詞)
    日本語:彼は速く走ります。

日本語ではどちらも「速い」「速く」と訳せるので紛らわしいですが、「名詞を説明=quick」「動詞を説明=quickly」と考えれば、かなり整理できます。

more quicklyとquickerの違い

ここが多くの人が迷うポイントです。「He runs more quickly.」と「He runs quicker.」はどちらも耳にしますが、どう考えればよいでしょうか。

まず文法的に標準なのは、次の整理です。

  • more quickly:副詞 quickly の比較級(文法書・試験での正解形)
  • quicker:本来は形容詞 quick の比較級(He is quicker.)

ところが、実際の会話では「He finished quicker.」「Can you do it quicker?」のように、quicker が「速く」という副詞のように使われることがあります。これは「quicker の副詞的用法」と呼ばれることがありますが、標準的な学校文法ではあまり推奨されません。

ではどう使い分ければよいか。場面ごとのおすすめは次の通りです。

  • 試験・レポート・ビジネス:more quickly 一択
  • カジュアルな会話:quicker も耳にするが、学習者は more quickly を基本に

実際の文で比べてみましょう。

  1. フォーマルに正確に:
    英語:He finished the work more quickly than before.
    日本語:彼は以前より速く仕事を終えました。
  2. カジュアルな会話:
    英語:He finished the work quicker than before.
    日本語:彼は前より早く仕事終わらせたよ。(話し言葉)

※「He finished quicker.」のような文は、ネイティブの会話では聞くことがありますが、英検や入試の英作文では避けるべき表現です。安全に点数を取りたいなら more quickly を使いましょう。


quick / quickly の区別がつけば、比較級も整理できます。クールに書きたいなら quicker ではなく、文法的に確実な more quickly を選ぶのがおすすめです。

実践表現と注意点Q&A

最後に、quickly を使った具体的な比較表現と、試験・ビジネスでの注意点をQ&A形式でまとめます。「Aより速く」「前より速く」「一番速く」を自然に言える定番フレーズもここで身につけてしまいましょう。

  • quickly を使った代表的な比較構文パターンを覚える
  • much / a little などの程度を表す語と more quickly の組み合わせ方を知る
  • 試験・ビジネスなどフォーマルな場面での安全な表現を確認する
  • よくある間違い表現を避けるコツを押さえる

代表的な比較表現パターン

quickly を使った「より速く」「一番速く」の典型パターンを、用途別にまとめます。ここをそのままテンプレとして覚えると、とても使いやすくなります。

  • A より速く:more quickly than A
  • 前より速く:more quickly than before / than last time
  • ~の中で一番速く:most quickly among / of ~
  • できるだけ速く:as quickly as possible

それぞれ例文で確認してみましょう。

  1. A より速く:
    英語:He can solve the problem more quickly than me.
    日本語:彼は私より速くその問題を解くことができます。
  2. 前より速く:
    英語:The website loads more quickly than before.
    日本語:そのサイトは以前より速く読み込まれます。
  3. ~の中で一番速く:
    英語:She replies most quickly among our team members.
    日本語:彼女はチームメンバーの中で一番返事が速いです。
  4. できるだけ速く:
    英語:Please respond as quickly as possible.
    日本語:できるだけ早くご返信ください。

最後の as quickly as possible は、ビジネスメールでもとてもよく使う決まり文句なので、そのまま覚えて使えるようにしておくと便利です。

程度を表す語との組み合わせ

「どのくらい速くなったか」を言いたいときは、more quickly の前に程度を表す語を置きます。代表的なものは次のとおりです。

  • much:かなり
  • far / way:ずっと
  • a little / a bit:少し
  • slightly:わずかに

これらを more quickly の前に置くだけで、ニュアンスを細かく表現できます。

  1. 英語:She answered much more quickly than last time.
    日本語:彼女は前回よりずっと速く答えました。
  2. 英語:This computer works far more quickly than my old one.
    日本語:このパソコンは前のものよりはるかに速く動きます。
  3. 英語:He reacted a little more quickly than before.
    日本語:彼は以前より少しだけ速く反応しました。
  4. 英語:The system responds slightly more quickly now.
    日本語:今はシステムの反応が前よりわずかに速くなっています。

このように、基本形の more quickly に「どれくらい」の副詞を足していくイメージで使うと、表現の幅が一気に広がります。

試験やビジネスでの注意

最後に、「more quickly と quicker のどちらが試験で正解か」「ビジネスメールで使ってよいか」といった実務的なポイントを整理しておきます。

  • quickly の比較級・最上級は、答案では必ず more quickly / most quickly にする
  • He finished quicker. のような文は会話ではOKでも、試験・ビジネスでは避ける
  • quick と quickly を取り違えない(He is quick. / He runs quickly.)
  • quicklier、more quick などの誤りは書かないようにする

特に「He runs quicker.」のような表現は、ネイティブの日常会話では耳にしますが、文法問題としてはバツにされる可能性が高いです。安全にいくなら、次のように書くのが無難です。

  1. 英語:He runs more quickly than before.
    日本語:彼は以前より速く走ります。

ビジネスのメールや資料でも同じで、「more quickly」を使っておけば、フォーマルさ・正確さの両方を満たせます。逆に quicker を使うメリットはあまりありません。

※「more quicker」のように more と quicker を両方つけるのも誤りです。「more quickly」か「quicker」のどちらか一方だけにします(基本は more quickly)。


実務や試験で迷ったら、「quickly → more quickly / most quickly」とだけ覚えて使うのが一番安全です。程度の副詞(much など)を足せば、自然な表現の幅も十分広がります。

総括

最後に、この記事の内容をポイントで振り返ります。復習や暗記のチェックに使ってください。

  • quickly は副詞で「速く」「素早く」を意味し、動詞を説明する
  • quickly の比較級・最上級は more quickly / most quickly が標準形
  • -ly で終わる副詞は基本的に more / most をつけて比較級・最上級を作る
  • early, fast など一部の語は -er / -est をとる例外として個別に覚える
  • quick は形容詞で quick–quicker–quickest、quickly は副詞で quickly–more quickly–most quickly と変化する
  • quicker が副詞のように使われることもあるが、試験やフォーマルな文章では推奨されない
  • フォーマル・試験・ビジネスでは quickly の比較級は more quickly 一択と考えてよい
  • much / far / a little / slightly などを more quickly の前につけて「どのくらい速く」を表現できる
  • 「quicklier」「more quick」「more quicker」などの誤った形は使わない
  • 代表的な型「more quickly than A / than before / most quickly among ~ / as quickly as possible」をテンプレとして覚えると実践で使いやすい

quickly の比較級は more quickly、と一度決めてしまえば、迷いが一気になくなります。今日出てきた定番フレーズを声に出して練習し、「より速く」「一番速く」を自然に言えるようにしていきましょう。
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