「英会話レッスンを続けているのに、ネイティブの英語がいつまでたっても聞き取れない」と悩んでいませんか。
シャドーイングが大事なのは分かっていても、正しいやり方が分からず続かない人も多いです。
シャドテンは、そんな悩みを持つ社会人に向けた「シャドーイング専門の添削サービス」です。
毎日録音を提出すると、英語のプロが発音やリズムを細かくチェックしてくれます。
この記事では、シャドテンの仕組みや料金、メリット・デメリット、向き不向きまでを整理し、お金と時間をかける価値があるかどうかを具体的に判断できるように解説します。
- シャドテンのサービス内容と、他の英語学習との違いが分かる
- 料金・学習時間・効果のバランスから、コスパを判断できる
- 実際の学習フローと正しいシャドーイング手順が理解できる
- 自分がシャドテンに向いているか、無料体験で何を確かめるべきかが分かる
シャドテンの概要と結論
まずは、シャドテンがどんなサービスなのかと、全体として「おすすめできるか」の結論をまとめます。
ここを読めば、あなたの目的に合いそうかどうか、おおまかな判断ができるはずです。
シャドテンとは何か
シャドテンは、英語コーチング「プログリット」を運営する株式会社プログリットが提供する、シャドーイング特化のオンライン添削サービスです。
主な特徴は次の3つです。
扱う教材は1,000本以上あり、TED風スピーチ、有名大学の卒業スピーチ、ビジネス会話、TOEIC・英検などの試験対策まで幅広いです。
音声はアメリカ・イギリス・カナダなど複数のアクセントに対応していて、実際のビジネスシーンに近い速さ・発音で収録されています。
このサービスの目的は、単語や文法ではなく、英語特有の「音の変化」を聞き取れる耳と口を作ることです。
たとえば “Do you want to go?” が「ジュワナゴー?」に聞こえるような、連結・脱落・弱形に慣れることを重視しています。
通訳者の92%が推奨する学習法としてシャドーイングが挙げられており、音声処理の研究でも有効性が指摘されています。興味があれば、東京大学などが公開している英語学習関連の研究情報も参考になります(例:国立大学法人 東京大学公式サイト 内の英語教育関連ページなど)。
どんな人に向くサービスか
シャドテンが特に力を発揮しやすいのは、次のような人です。
利用者の約96%がビジネスパーソンというデータもあり、通勤時間などのスキマ時間を使って、仕事で通用するリスニング力を伸ばしたい社会人を主なターゲットにしています。
逆に、英語そのものがほぼ初めての超初心者や、「趣味でゆるく英語を楽しみたい」人には負荷が高く感じやすいです。
シャドテンは、ある程度の基礎文法と中学〜高校レベルの単語が入っている人が、「聞き取れない壁」を乗り越えるためのサービスと考えたほうがしっくりきます。
性格面では、毎日コツコツ続けるのが苦手な人や、マイペースでのんびり進めたい人にはプレッシャーが強くなりがちです。
一方で、「お金を払っているから絶対やる」「誰かに見られていたほうが頑張れる」というタイプにはとても合います。
利用で得られる主な効果
公式データや利用者の声から分かる、主な効果は次の通りです。
実際の体験談では、3ヶ月でほぼ毎日(91回)提出した人が、当初はゆっくりの音声でもついていけなかったのが、3ヶ月後には中上級レベル(WPF180)の教材を等倍スピードでシャドーイングできるようになった、という報告もあります。
ただし、こうした数字はあくまで平均値です。
毎日30〜60分を半年以上、かなり真剣に続けた人ほど効果が出やすいという前提は押さえておきましょう。
また、リスニング力が上がることで、英会話の不安が減り、商談や会議でのストレスが軽くなるというメンタル面の変化を挙げる利用者も多いです。

料金プランと学習負荷
次に、多くの人が気になる料金と、1日どれくらい時間と体力が必要かを整理します。
ここをしっかり理解しておかないと、「思ったより高かった」「想像以上にきつかった」となりやすいポイントです。
料金と無料体験の仕組み
シャドテンの料金は、公式サイトやアプリストアの情報からおおよそ次のレンジです。
無料体験は「7日間の間はいつでもキャンセル可能」で、その期間内に解約すれば料金は発生しません。
ただし、App StoreやGoogle Playのサブスク同様、解約手続きは自分で行う必要があるので注意が必要です。
※無料体験終了日の「24時間以上前」に解約しないと、次の1ヶ月分が自動で課金される仕組みのことが多いです。必ずアプリストアのサブスクリプション設定を確認してください。
7日あれば、毎日提出のプレッシャーや、アプリの使い勝手、フィードバックの分かりやすさをひと通りチェックできます。
本契約に進むかどうかを決めるには、十分な期間と言えます。
1日の学習時間と負荷感
シャドテン公式は「1日30分ほどの学習」を想定しています。
しかし、実際の利用者の声を見ていくと、「平均1日1時間くらいかかった」という人も少なくありません。
1回の学習は、ざっくり次のステップに分かれます。
特に最初の1〜2ヶ月は、英語の音に慣れていないため、何度も聞き返したり、録り直したりして時間が伸びがちです。
また、「毎日1時間、声を出し続ける」のは想像以上に体力を使います。喉が弱い人や、仕事で声をよく使う人は、体調との相談も必要です。
一方で、「1時間まるまる机に向かう必要はなく、通勤電車や散歩中に音声確認 → 帰宅後に録音」といった分割もできます。
自分の生活リズムにどう組み込むかを、無料体験期間中に具体的にイメージしてみましょう。
コスパと継続コスト
月2万円超という金額は、一般的な英語アプリ(月1,000〜3,000円)と比べるとかなり高く感じるはずです。
一方で、英語コーチングスクール(月10〜20万円)と比べると、かなり安い部類に入ります。
位置づけとしては、
という中間ラインです。
コスパを判断するうえで大事なのは、「どのくらいの期間、どのくらいの効果を期待するか」です。
たとえば、
・3ヶ月だけ集中してリスニングを底上げする → 総額約7万円
・半年しっかり取り組む → 総額約13万円
・1年ガチでやる → 総額25万円前後
というイメージになります。
リスニングの専門トレーニングとしては妥当な価格帯ですが、長期間続けると家計へのインパクトは小さくありません。
そのため、まずは2〜3ヶ月の集中利用で基礎を作り、その後は自力シャドーイングに切り替えるという使い方も現実的です。

仕組みと学習フロー
ここでは、申込みから日々の学習、添削の受け取り方まで、具体的な流れを解説します。
あわせて、正しいシャドーイングの手順も整理します。
サービスの基本の流れ
シャドテンの学習フローは、大きく次のようなステップです。
最初にリスニング診断を行い、レベルに合った教材やスピード(WPF:Words Per Frame)が提案されます。
WPF150が初心者〜初級者、WPF180が中〜上級者、WPF200がかなり速いスピーチレベルの目安です。
アプリ上では、
・日英表示モード(英文+日本語訳)
・英語のみ表示モード
・テキスト非表示モード
など、学習段階に合わせて画面表示を切り替えられます。
音声の再生速度も自由に変えられるので、最初はゆっくり、慣れたら等倍や1.1〜1.2倍と段階的に上げていくことができます。
録音はアプリ内で完結し、そのまま提出ボタンを押すだけです。
原則1日1本までで、365日いつでも提出できます。
添削内容とフィードバック
提出した音声は、英語の専門家が1件ずつ聞き、次のような点をチェックします。
フィードバックは、「Good Point(できている点)」と「Development Point(改善点)」に分かれて届きます。
たとえば、
・イントネーションはネイティブに近くなっている
・一方で “long enough” の「ng」と「e」のつながりが弱く、「ローンギナフ」に聞こえていない
といった形で、「どの単語のどの音がずれているか」をかなり細かく指摘してくれます。
場合によっては、「コーチにはこう聞こえています」とカタカナで示してくれるので、自分のクセを視覚的に理解しやすいです。
ただし、利用者の中には「指摘された音そのものがまだ聞き取れず、何度聞いても違いが分からない」というケースもあります。
その場合は、LINEサポートに質問し、「具体的にどこがどう違うのか」「ゆっくり読んだ音声を送ってほしい」など相談すると理解しやすくなります。
なお、添削はすべて人間が行っていると公式に明言されていますが、内容が似やすい性質上、「定型的に感じる」という声もあります。
大事なのは、同じ指摘が何度も出てくる場合、それだけ自分の弱点がはっきりしているということです。同じミスが続いていないか、意識的にチェックしていきましょう。
正しいシャドーイング手順
シャドテンで最大限の効果を出すには、正しい手順でシャドーイングすることが重要です。
一般的な流れは次の通りです。
いきなり全文シャドーイングから始めると、「音を追うだけ」で頭が真っ白になりやすいです。
まずは意味を理解し、口と耳をならす段階をはさむことで、「音を聞く → 意味が浮かぶ」までの処理がスムーズになります。
また、「音声を流してすぐ発音する」のがシャドーイングですが、最初は0.5〜1秒ほど遅れてついていけばOKです。
慣れてきたら、だんだん遅れを短くし、最終的にはほぼ同時に近い感覚を目指します。
この流れは、文部科学省や大学の英語教育でも推奨されているステップに近いです。英語教育全般の方針を知りたい場合は、文部科学省の英語教育関連資料も参考になります(例:文部科学省公式サイト など)。
シャドテンのアプリは、この手順を踏みやすいように「区間リピート」や「速度調整」などが作り込まれているので、機能をうまく使うことが上達の近道です。

メリットデメリット比較
ここでは、シャドテンの強みと弱みを整理し、他の英語サービスと比べてどんな位置づけかを見ていきます。
良いところだけでなく、向かないケースも正直にまとめます。
シャドテンの強みと効果
シャドテンの代表的なメリットは、次のような点です。
利用者の声で特に多いのは、「英語がただの音の塊ではなく、単語の区切りや抑揚まで聞き取れるようになった」という感想です。
これは、耳と口を同時に鍛えるシャドーイングの効果が、そのまま表れていると言えます。
また、「毎日誰かが見てくれている」という感覚は、想像以上に大きな支えになります。
自分一人だとついサボってしまう人でも、「今日提出してないな…」という意識が働き、結果的に継続しやすくなります。
デメリットと注意点
一方で、シャドテンには次のようなデメリット・注意点もあります。
特に、「のんびりマイペースでやりたい人」や「趣味レベルでゆるく続けたい人」にとって、
この料金と負荷はオーバースペックになりがちです。
また、コーチから「この音が足りない」と言われても、そもそもその音が聞き取れないため、何度聞いても違いが分からずモヤモヤする、という声もあります。
その場合は、我慢せずLINEで追加説明を依頼したり、別の教材に変えてもらうなど、積極的にコミュニケーションを取ることが重要です。
他サービスとの比較
シャドテンは、他の英語サービスと比べると、次のような位置づけです。
| サービス種別 | 月額目安 | 主な目的 | シャドテンとの違い |
|---|---|---|---|
| 一般的な英語アプリ | 1,000〜3,000円 | 単語・文法・総合力 | 安いが、音声添削はほぼない |
| オンライン英会話 | 5,000〜10,000円 | 会話経験・スピーキング | 会話中心で、音の変化の細かい指導は少なめ |
| 英語コーチング | 10〜20万円 | 総合的な学習設計・管理 | 高価だが、学習全体をサポート |
| シャドテン | 2〜2.5万円 | リスニング・発音強化 | シャドーイング+毎日音声添削に特化 |
オンライン英会話で「聞き取れない」「相手のスピードについていけない」と悩んでいる人が、その原因である「音の変化」に集中して向き合う場として使うと相性が良いです。
また、すでに英語コーチングに通っている人が、リスニング専用の追加トレーニングとしてシャドテンを併用するケースもあります。
逆に、「まだ単語や文法があやふや」「そもそも英語を話す機会がほとんどない」という段階でシャドテンから始めてしまうと、土台が足りずに苦しくなりやすいです。
まずは基礎固めや簡単な英会話で「英語に慣れる」ステップを踏んでからのほうが、費用対効果は高くなります。

向き不向きと継続のコツ
最後に、自分がシャドテンに向いているかどうか、そして始めたあとに挫折しないためのコツをまとめます。
無料体験でチェックすべきポイントも整理します。
向いている人といない人
ここまでの内容をふまえると、シャドテンが「向いている人」「向いていない人」は次のように整理できます。
・英語の会議や商談で聞き取れず、毎回ヘトヘトになる
・TOEICのリスニングが足を引っ張っている
・オンライン英会話を続けても、相手のスピードについていけない
・ある程度の文法・単語は分かるが、聞き取れない
こうした人にとって、シャドテンは「英語の音を聞き取る基礎体力」を鍛えるうえで非常に有効です。
・のんびり自分のペースで勉強したい
・喉が弱く、毎日長時間声を出すのはつらい
・英語は趣味レベルで、そこまで投資する気はない
・まだ中学英語の文法や単語もあやふや
こうした場合、料金や負荷が合わず、「せっかくお金を払ったのに続かない」という結果になりやすいです。
その場合は、まずは安価なアプリやオンライン英会話で「基礎+慣れ」を作るほうが賢明です。
自分の性格や生活スタイルを冷静に見つめ、「これなら半年は続けられそう」と思えるかどうかを基準にするとよいでしょう。
習慣化と挫折防止の工夫
シャドテンで挫折しないためには、最初の1〜2週間で「生活の中に組み込む仕組み」を作ることが重要です。
具体的には、次のような工夫が有効です。
・平日は「通勤の往路で意味理解+復習、帰宅後に録音」
・休日は「朝食後すぐに30〜60分やる」
など、「なんとなく時間が空いたらやる」ではなく、予定表に入れてしまうのがポイントです。
また、アプリには「連続学習記録」や「ホリデーチケット」「Dailyプチテスト」など、習慣化を助ける機能がそろっています。
声が出せない日でも、プチテストでストリークを維持できるので、「0にしない」ことを意識すると心理的なハードルが下がります。
教材選びでは、最初はWPF150など「少し簡単に感じるレベル」から始めるのがおすすめです。
背伸びしすぎると、毎回録音が苦行になり、続けるのがつらくなります。
興味を持てるテーマ(ビジネス・自己啓発・科学・有名人スピーチなど)を選ぶことも、モチベーション維持に直結します。
無料体験で見るべき点
7日間の無料体験では、次の点を意識してチェックすると、本契約後のギャップを減らせます。
・30分で終わるのか、1時間以上かかるのか
・仕事や家事との両立が現実的か
・添削の内容が自分にとって分かりやすいか
・同じ指摘が続いても「改善のイメージ」が持てるか
・教材のテーマやレベルが「もっとやりたい」と思えるか
・連続提出がプレッシャーになりすぎていないか
これらを数日分メモしておくと、「続けられるか」「料金に見合うか」を冷静に判断できます。
また、無料体験中にあえてLINEサポートに1〜2回質問してみるのもおすすめです。
レスポンスの速さや説明の丁寧さは、長く続けるうえでとても重要な要素です。
※無料体験だけで終える場合は、必ずストア側のサブスクリプション設定から解約タイミングを確認し、カレンダーやリマインダーに登録しておきましょう。

総括
最後に、シャドテンについてのポイントをまとめます。この記事の内容をふり返りながら、自分に合うかどうかを改めて考えてみてください。
- シャドテンは、プログリットが提供する「シャドーイング特化・毎日音声添削付き」のリスニング強化サービスで、英語の音の変化を聞き取る力を鍛えることに特化している。
- 月額2〜2.5万円前後と安くはないが、英語コーチングよりは低コストで、毎日プロが添削するサービスとしては中間的な価格帯に位置する。
- 実際の学習時間は1日30〜60分程度になるケースが多く、3ヶ月〜半年しっかり続ければ、リスニング・発音・TOEICリスニングスコアなどで目に見える成果が出やすい。
- メリットは、音の変化に特化したトレーニング、細かい音声添削、豊富な教材、習慣化を助ける機能など。一方で、料金と学習負荷の高さ、毎日提出のプレッシャー、日本語訳の質などには注意が必要。
- 向いているのは、「仕事や試験でリスニングに本気で困っている」「ある程度の基礎力はあるが聞き取れない壁にぶつかっている」社会人。趣味レベルや超初心者にはオーバースペックになりがち。
- 効果を最大化するには、「意味理解 → リピート → 部分シャドーイング → 全文シャドーイング」の4ステップを守り、WPFや教材の難易度を少し余裕のあるレベルから始めることが大切。
- 無料体験7日間では、「実際の1日あたりの時間」「添削の分かりやすさ」「教材との相性」「毎日提出のプレッシャー」を重点的にチェックし、自分の生活・性格と合うかを見極めるとよい。
- 結論として、シャドテンは「英会話レッスンでは伸びなかったリスニングを、本気で鍛え直したい人」にとって、投資する価値のあるサービスと言える。ただし、期間やゴールを決めて計画的に使うことが前提条件となる。
