「スタサプは安いけど、本当に成績は上がるのか」「塾なしで大丈夫なのか」と迷う人は多いです。
この記事では、大手口コミサイトやサービス解説記事の情報をもとに、スタディサプリ(スタサプ)の評判を整理し、「どんな人なら合うのか/やめておいた方がいいのか」をできるだけ具体的に解説します。
良い口コミも悪い口コミも、よく読むと「サービスの質」より「使い方」と「性格」の問題であることが多いです。
学年別・目的別の向き不向きと、失敗しない使い方も合わせて説明するので、「自分(子ども)にはどう使うのがベストか」が分かるはずです。
- スタサプの口コミ全体の評価傾向とコスパの実態が分かる
- 成績が上がった人/失敗した人の具体的な使い方の違いが分かる
- 学年別・受験別に「スタサプだけで届くライン」がイメージできる
- 無料体験で何をチェックすればいいか、具体的な判断軸が分かる
スタサプ口コミの結論と評価
この章では、口コミ全体の傾向からスタサプの「総合評価」と「向き不向きの大枠」を整理します。
まず、良い口コミと悪い口コミの比率・内容をざっくり押さえ、そのうえでコスパや「スタサプだけでどこまで行けるか」を現実的な目線で見ていきます。
良い口コミと悪い口コミの傾向
大手口コミサイト(例:塾ナビ)では、スタサプの総合評価は5点満点中3.77点と、「やや良い〜良い」レベルです。
費用対効果・教材の分かりやすさは3.7前後、機材の使いやすさは3.8と、バランスよく評価されています。
良い口コミでは、次のような声が多く見られます。
一方、悪い口コミはサービス自体の質というより、使う側の状況に関わる内容が中心です。
代表的なのは次の3つです。
1つ目は「続かなかった」系です。
「入れただけでほとんど見なかった」「三日坊主でやめた」「自己管理が難しくて放置した」という声がとても多く、「やる気次第」「自分に甘いと無理」というコメントが目立ちます。
2つ目は「質問できない」系です。
ベーシックコースには質問機能がないため、「わからないところを聞けずに詰まった」「解説は丁寧だが、一人では不安」という不満があります。
3つ目は「動画学習が合わなかった」系です。
「見ているだけで勉強した気になる」「紙で自分で解く方が合っていた」「タブレットだと他のサイトに流れてしまう」といった声があり、学習スタイルとの相性が重要だと分かります。
つまり口コミ全体から言えるのは、「サービスの質は高いが、『自分で続ける力』がないと、せっかくの教材を活かしきれない」ということです。
総合評価とコスパの位置づけ
料金面では、スタサプはほぼ全ての口コミサイトで「コスパが非常に高い」と評価されています。
ベーシックコースは月額およそ2,000円台で、小4〜高3までの授業が見放題です。
参考までに、文部科学省の調査によると、一般的な学習塾の年間費用は中学生で約20〜30万円、高校生で30万円超に達するケースもあります(詳細は文部科学省の統計を参照)。
それに対して、スタサプは高校生でも1年あたり約2.4万円程度と、桁違いに安いことが分かります。
口コミでも、
といった声が多く、「やる子にはコスパ最強」「塾に行けない家庭の強い味方」という評価が中心です。
一方で、「ほとんど見なかった」「演習をサボった」人からは、「安いけど効果が出なかったので、費用対効果は低く感じた」という正直な口コミもあります。
つまり、スタサプのコスパは『利用時間 × 使い方』で決まると言えます。
スタサプだけで成績は上がるか
口コミと各種解説記事を総合すると、「スタサプだけで成績は上がるのか」という問いに対する答えは、次のように整理できます。
まず、定期テスト〜基礎〜標準レベルの受験であれば、「スタサプだけでも十分成績は上がる」が現実的な結論です。
実際に、小学生〜高校生まで「中位から上位に成績が上がった」「中堅〜難関私大に合格した」といった口コミが多数あります。
一方で、最難関レベル(東大・京大・医学部など)になると、「スタサプだけでは演習量が足りない」「志望校別の徹底演習は別途必要」という意見が主流です。
基礎〜標準レベルのインプットや、「抜けている単元の復習」には非常に優秀ですが、最後の仕上げに必要な「レベル別過去問演習」や「添削指導」まではカバーしきれません。
また、スタサプだけで伸びた人には共通点があります。
それは、
という「自走力」があることです。
逆に、動画をなんとなく眺めるだけで、演習をほとんどしなかった人は、「時間の割に点数が伸びなかった」「理解したつもりでテストでは解けなかった」とレビューしています。
つまり、スタサプだけで成績を上げたいなら、動画+演習+自己管理の3点セットを整えることが条件になります。

口コミから分かるメリットと限界
ここからは、口コミに表れているスタサプの「強み」と「限界」を、もう少し具体的に見ていきます。
特に多くの人が気にする「授業の分かりやすさ」「料金と到達ライン」「質問しづらさ」について、実際の声をもとに整理します。
講師の質と授業の分かりやすさ
スタサプの大きな強みは、講師の質と授業の分かりやすさです。
高校・大学受験講座では、大手予備校や人気塾で実績のある先生が多数在籍しており、「学校より分かりやすい」「目からウロコだった」という口コミがたくさんあります。
具体的には、次のような声が多いです。
小中学生向けでも、「先生の説明が優しくて聞きやすい」「学校で分からなかったところが理解できた」との声が多く、授業のクオリティに関しては全体として高評価です。
一方、「講師によっては話が長く感じる」「テンポが合わない」という声も一部あります。
ただし、スタサプは講座数が多いので、特に高校講座では「合わない先生は別の講師に変える」という選択がしやすいのもメリットです。
また、動画は1本5〜15分程度と短めで、倍速再生や巻き戻しも自由です。
「聞き逃した部分をすぐ戻せる」「テスト前は倍速で復習できる」など、時間効率の良さも口コミでよく挙がります。
料金と到達ラインのリアル
料金と到達ラインについては、「安いからこそ、どこまで期待できるのか」を具体的に知っておくことが大切です。
ベーシックコース(月2,178円前後)では、小4〜高3までの全ての授業が見放題で、基礎〜標準レベルのインプットはほぼすべてカバーできます。
中学校〜高校の教科書レベル、共通テスト〜地方国公立大学レベルまでは、「スタサプ中心の学習でも十分狙える」と評価されています。
実際に、口コミや体験談では、
といった例が多数報告されています。
ただし、難関国立大や医学部、最上位私大(早慶など)を志望する場合、「スタサプ+市販問題集+模試」程度では、演習量が足りなくなるというのが現実的な見方です。
このレベルを狙う場合、
という使い方が、口コミや進学実績のある学校の先生からも推奨されています。
また、テキスト冊子を多く購入すると費用がかさむ点も、口コミでよく言及されています。
PDFは無料ですが、家庭にプリンターがない場合、コンビニ印刷や冊子購入のコストも計算に入れておく必要があります。
自己管理と質問環境の弱点
スタサプの限界として一番大きいのが、自己管理の難しさと質問環境の弱さです。
ベーシックコースには、塾のような担任やコーチはおらず、「いつ何をどれくらいやるか」は基本的に本人任せです。
中学講座には「今週のミッション」などのガイド機能もありますが、進行を強制する仕組みではありません。
そのため口コミでは、
といった声が多く、通信教育全般に共通する弱点がそのまま当てはまります。
質問環境についても、ベーシックコースには「講師への質問機能」がありません。
中学生向けの「中学個別指導オンライン」や、高校生向け「合格特訓コース」(いずれも月額1万円前後)であれば、チャットやビデオ通話で質問できますが、料金は一気に上がります。
さらに、これらのコーチングコースでは担当が大学生アルバイトのため、「当たり外れがある」「変更しづらい」という口コミも一定数あります。
プロ講師の手厚いサポートを期待する人には、ギャップが生じやすい部分です。
つまり、「動画授業の質は高いが、学習管理と質問サポートは最小限」と理解しておくと失敗しにくくなります。
質問は学校や塾の先生、ネット検索、Q&Aサイトなど外部の力も組み合わせる前提で考えるのが現実的です。

学年別の向き不向きと比較
続いて、「小中高・浪人・社会人」での向き不向きや、受験種別での到達ラインを整理します。
あわせて、塾や他の通信教育と比べたときのスタサプの位置づけも確認し、「スタサプをメインにするか、サブにするか」の判断材料にします。
小中高別の口コミと適性
学年によって、「スタサプが合うかどうか」はかなり変わります。口コミから見える特徴をまとめると、次のような傾向があります。
小学生では、保護者の関わりが成否を分けます。
授業自体は「分かりやすい」「サプモン(ゲーム機能)が楽しくて続けやすい」と好評ですが、「子ども一人で計画的に進めるのは難しい」という声が非常に多いです。
成功している家庭では、
など、親がある程度マネジメント役になっています。
逆に、完全に子ども任せにすると、「ゲームや動画に流れて全く見なかった」という口コミになりがちです。
中学生では、「定期テスト対策」と「高校受験の基礎固め」で高評価です。
教科書対応・5分授業・1万問以上の問題などがあり、「内申対策にも使える」「部活と両立しやすい」といった声が多く見られます。
ただし、「受験学年なのに自分から机に向かわないタイプ」には、やはり塾の強制力がないと厳しいという口コミも目立ちます。
この層には、中学個別指導オンライン(コーチング付き)を検討するか、通塾との併用が現実的です。
高校生・浪人生は、口コミ上もっともスタサプと相性が良い層です。
大学受験という明確な目標がある人が多く、「自分でペース配分しやすい」「通学時間に倍速視聴で効率が良い」と前向きなコメントが多くなります。
特に、
からの満足度が高く、「費用を抑えつつ質の高い授業を追加したい」ニーズに特にマッチしています。
社会人向けのスタディサプリENGLISHでは、「忙しくてもスキマで続けやすい」「TOEICの点数が上がった」という声が多い一方で、「上級レベルの英語には物足りない」「スピーキング判定の精度に不満」という口コミもあります。
日常英会話〜TOEIC700点前後までの層には向いていますが、それ以上の専門的な英語力を求める人は、他サービスとの併用が前提と考えると良いです。
受験別の到達ライン目安
口コミや教材構成から、「スタサプだけでどこまで行けるか」を受験別に大まかに整理すると、次のようなイメージになります。
| 目的・受験 | スタサプだけで狙いやすいライン | スタサプ+他教材・塾が現実的なライン |
|---|---|---|
| 中学受験 | 学校内容の先取り・基礎固めまで (本格受験用としては不足) |
私立中・難関中の受験全般(塾メイン+スタサプ補助) |
| 高校受験 | 公立高校・中堅私立の合格レベル | 難関公立・難関私立(過去問演習は塾や市販問題集で補う) |
| 大学受験 | 地方国公立、中堅〜一部難関私大 | 旧帝大・東大京大・医学部・早慶など最難関 |
| 定期テスト | 主要5教科の得点アップ・平均点→上位層 | 内申オール4〜5(実技含む対策は学校・塾も活用) |
特に大学受験では、全国700校以上の高校がスタサプを正式導入しており、「基礎学習はスタサプで十分」と判断している学校も多いです。
このことからも、地方国公立クラスまでの基礎〜標準レベルは、スタサプを中心に組み立てるのがコスパ面で非常に合理的だと分かります。
一方、本格的な中学受験や最難関大受験では、演習量・添削指導・進路相談まで一括で求める家庭が多いため、塾・予備校メイン+スタサプ補助の体制が現実的です。
塾や他教材との比較ポイント
最後に、「スタサプをメインにするか、塾と併用するか」を考えるために、塾や他の通信教育との比較ポイントを整理します。
費用面では、スタサプは圧倒的に有利です。
前述の通り、一般的な塾の年間費用は数十万円に達しますが、スタサプは年間2〜3万円台で、しかも全科目見放題です。
一方、塾には次のような強みがあります。
つまり、塾は「強制力」と「質問・進路相談」が強みであり、スタサプは「コスパ」と「いつでもどこでも質の高い授業が受けられる点」が強みです。
他の通信教育(紙ベースやタブレット教材)と比べると、スタサプは「授業動画が圧倒的に多い」代わりに、「添削・記述対策・細かなコーチング」は相対的に弱い傾向があります。
進研ゼミやZ会などは、添削指導や模試・教材一式がセットになっている分、料金は高くなるのが一般的です。
そのため、教育委員会や公的な支援制度でも「オンライン教材+学校の指導」という組み合わせが広く採用されつつあります(例:一部自治体では、スタサプ類似サービスを無償提供し、学校の先生がフォローする仕組みを導入)。詳しくは、各自治体サイトや文部科学省のICT活用事例も参考になります。
ご家庭としては、
というふうに、子どもの性格と家庭の予算から逆算して選ぶと、失敗しにくくなります。

失敗しない使い方と無料体験
最後に、「スタサプで失敗しないための具体的な使い方」と、「無料体験で何をチェックすべきか」を解説します。
口コミで見られる成功パターンと失敗パターンを踏まえ、「続く人/挫折しやすい人の差」「コース選び」「親の関わり方」のポイントを押さえておきましょう。
続く人と挫折しやすい人の差
口コミを読み比べると、「スタサプで結果を出した人」と「失敗した人」には、はっきりした共通点があります。
続く人・結果が出た人は、だいたい次のような行動をしています。
一方、挫折しやすい人は、
・「時間があるときにやる」と決めて、結果的にほとんど触らない
・動画を流し見して終わり、問題演習をほとんどしない
・難しい単元にぶつかると、そのまま放置してしまう
というパターンが多いです。
つまり、スタサプで失敗しないための鍵は、「時間」「量」「復習」の3つをあらかじめ決めてしまうことです。
たとえば中学生なら、
・平日は夕食前に30分、休日は午前中に1時間
・1日につき「数学1本+英語1本+確認テスト」までは必ずやる
・週末に1週間分の問題を解き直す
といった「最低ライン」を決めてしまうと、習慣になりやすくなります。
コース選びと親の関わり方
スタサプには、大きく分けて「ベーシックコース」「合格特訓コース(高校生向け)」「中学個別指導オンライン」の3種類があります。
どれを選ぶかは、子どもの自主性と親の関わり方で決めるのがおすすめです。
ベーシックコースは、最も安く、全学年・全教科の授業が見放題です。
ただし、学習計画づくりや質問対応はほぼ自力になるため、
に向いています。
合格特訓コース(高校生向け)は、ベーシックに加え、専属コーチが学習計画の作成や進捗チェック、質問対応(月10問程度)を行ってくれるプランです。
料金は月額1万円前後と上がりますが、
・志望校がはっきりしていて、受験までの逆算プランを一緒に立ててほしい
・学校の先生に相談しにくい、あるいは情報が不足している
・親が大学受験の経験や情報に自信がない
といった家庭にはメリットがあります。
中学個別指導オンラインは、中1〜中3向けのコーチング付きコースで、チャットやビデオ通話で質問がしやすいのが特徴です。
「塾の個別指導に通わせるのは大変だが、完全に放置するのも不安」という家庭が検討することが多いです。
ただし、どちらのコーチング系コースも、「担当コーチが大学生で当たり外れがある」「月額1万円超の割にサポートが物足りないと感じる人もいる」という口コミがあります。
親の関わり方としては、
という考え方にすると、過不足なく選びやすくなります。
無料体験で確認すべき点
スタサプには、初回登録時に14日間の無料体験があります。
この期間を「なんとなく触って終わり」にするか、「本当に合うかどうかを見極めるテスト期間」にするかで、その後の成功率が大きく変わります。
無料体験中に、最低限チェックしておきたいポイントは次の通りです。
特に大事なのは、「無料体験中に、理想とする勉強ペースを2週間続けられるか」です。
もし体験期間中ですら続かなければ、本契約後にペースを上げるのはかなり難しいと考えた方がよいでしょう。
逆に、「思ったより負担なく続けられる」「講師との相性も良い」と感じられたなら、そのまま有料継続しても高い確率で成果につながります。
クレジットカード決済で申し込めば、14日以内に解約すれば料金は発生しないので、まずはミニテストのつもりで試してみる価値は高いと言えます。

総括
最後に、ここまでの内容を振り返り、スタサプを検討するうえで押さえておきたいポイントを整理します。
スタサプは、「やる気と使い方しだいで、塾に匹敵する成果も狙える教材」です。
一方で、「入れればなんとかなる」タイプのサービスではありません。
口コミを鵜呑みにするのではなく、「なぜその人は成功したのか/失敗したのか」を自分の状況に当てはめて考え、無料体験で感覚をつかみながら、納得できる選択をしていきましょう。

