suckの意味と使い方完全ガイド

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「suck」は「吸う」という基本の意味から、「最悪だ」「下手だ」といったスラングまで、とても幅広く使われる単語です。
一方で、元は性的なニュアンスもあり、場面によってはかなり失礼にもなります。
この記事では、学校の教科書ではあまり教えてくれない「suck」のリアルな意味と、安全な使い方・避け方まで、まとめて整理します。

迷いやすい「This sucks」「You suck」「I suck at ~」の違いや、suck up / suck in / suck it up などの関連表現、さらには「SUCK MY WORLD」「SUCK UK」といった固有名まで、1本の記事で理解できるようにしました。

  • suckの基本意味・発音・文法(動詞/名詞)が分かる
  • This sucks / I suck at ~ / You suck の本当のニュアンスが理解できる
  • suck up / suck in / suck it up など主要イディオムを整理できる
  • フォーマルな場で避けるべき理由と、自然な言い換え表現を身につけられる

suckの基本意味と文法

まずは、「suck」の基本的な意味と文法から整理します。
ここをしっかりおさえておくと、スラングの意味も理解しやすくなります。

  • suckの発音とコアイメージ(吸う・吸い込む)
  • 動詞としての基本の使い方(他動詞・自動詞)
  • 名詞としての意味とよくある文型
  • 「吸う」から「吸い取る」への比喩的な広がり

基本イメージと発音

まず、発音とコアイメージです。
「suck」の発音記号は /sʌk/ で、日本語では「サク」に近い音です。
母音は「ア」と「オ」の中間のような短い音になります。

意味の中心は、口や管などで何かを吸い込むイメージです。
ここから、次のようなパターンに広がります。

  • 液体や空気を吸う(ストロー・ポンプ・スポンジなど)
  • 乳首や指、飴などをしゃぶる
  • 水分・お金・エネルギーなどを吸い取る(比喩)
  • 状況や人が「最悪」「ひどい」というスラング

学校英語では主に「吸う」「吸い込む」の意味で出てきますが、実際の会話では後半のスラング用法の方がよく耳に入ります。
学習レベルとしては、おおよそ英検準2級(高校中級)・TOEIC470点以上で押さえておきたい単語です。
詳しい辞書的な意味は、たとえば weblio英和辞典(suck) でも確認できます。

動詞としての用法

「suck」は動詞として、「他動詞」と「自動詞」の両方で使われます。
まずは、物理的な「吸う」の代表的なパターンを見てみましょう。

主なパターンは次の通りです。

  • 液体・空気などを吸う
  • 母乳・乳首を吸う
  • 飴・指などをしゃぶる
  • 装置や植物が水・空気などを吸収する

それぞれの意味を例文で確認します。

  1. 英語:She sucked the lemonade through a straw.
    日本語:彼女はストローでレモネードを吸った。
  2. 英語:The baby is sucking milk from the bottle.
    日本語:赤ちゃんが哺乳びんからミルクを吸っている。
  3. 英語:A sponge sucks up water quickly.
    日本語:スポンジは水をすばやく吸い取る。
  4. 英語:Plants suck up moisture from the earth.
    日本語:植物は地面から水分を吸い上げる。
  5. 英語:The little boy kept sucking his thumb.
    日本語:その小さな男の子は親指をずっとしゃぶっていた。

文法的には、目的語をとる「他動詞」として使う形(suck + 物)が非常に多いです。
一方で「The baby is sucking.(赤ちゃんが吸っている)」のように、何を吸っているかが文脈で分かるときは、自動詞としても使われます。

もう一つ大事なのが、吸収・搾取」の比喩です。

  1. 英語:This project is sucking up all my time.
    日本語:このプロジェクトが私の時間を全部吸い取っている。
  2. 英語:The city sucks money from taxpayers.
    日本語:その市は納税者からお金を吸い上げている。

この「時間・お金・エネルギーを吸い取る」という発想が、そのままスラングの「最悪だ」「疲れる」「つらい」にもつながっていきます。

名詞用法と文型

名詞の「suck」は、「吸うこと」「ひと吸い」の意味が中心です。

  1. 英語:Have a suck of this candy. It tastes great.
    日本語:このキャンディーをひと吸いしてみて。とてもおいしいよ。
  2. 英語:The baby had a few sucks and fell asleep.
    日本語:赤ちゃんは何度か乳を吸って眠ってしまった。

名詞としては日常会話で頻繁に出てくるわけではありませんが、「ひと吸い(a suck)」のように数えられる名詞として使えることを知っておくと便利です。

また、イギリス英語では「What a suck!」のように、からかい気味に使われることもありますが、現代の会話ではあまり一般的ではありません。
このあたりは、まずは「動詞がメイン、名詞はおまけ」くらいのイメージで十分です。


「suck」はまず「吸う」が基本で、そこから「吸収する」「吸い取る」というイメージに広がります。
後で出てくる「This sucks.」のようなスラングも、元は「悪いものが自分のエネルギーを吸い取る」イメージだ、と覚えると理解しやすくなります。

比喩表現とスラング用法

ここからは、実際の会話でよく聞く「suck」のスラング用法を整理します。
ニュアンスや失礼度を知らないまま使うとトラブルになりやすい部分なので、意味だけでなく「どこまで許されるか」も一緒に見ていきましょう。

  • 「吸い取る」から広がった比喩的な意味
  • This sucks / That sucks の本当のニュアンス
  • You suck と I suck at ~ の違いと失礼度
  • 性的な背景と、世代・場面による受け取り方の違い

比喩的な意味の広がり

「suck」は物理的な「吸う」から、比喩的に「吸い取る」「巻き込む」という意味にも広がります。
ここがスラング用法を理解するカギになります。

たとえば、次のような使い方があります。

  • 仕事や人がエネルギーを吸い取る
  • 渦・沼・ブラックホールなどが何かを飲み込む
  • お金・時間などをどんどん奪っていく
  1. 英語:My job is sucking the life out of me.
    日本語:仕事が私の気力を吸い取っている。
  2. 英語:The whirlpool sucked the boat in.
    日本語:その渦がボートを吸い込んだ。
  3. 英語:That project sucked up all our budget.
    日本語:そのプロジェクトが予算を全部吸い上げた。

この「エネルギーやお金を吸い取る → ひどい、つらい、最悪」という感覚が、そのまま口語のスラング「suck = 最悪だ」につながります。
もともとは、口による性的行為を連想させる卑猥な表現だったといわれていますが、現代の若い世代の日常会話では、そこまで意識せずに使うことが多くなっています。

※ただし、年配の人や保守的な人には、今でも下品な言葉として受け取られることがあります。フォーマルな場では基本的に避けるのが安全です。

This sucksの本当の意味

「This sucks.」「That sucks.」は、非常によく使われるフレーズです。
直訳すると「これは吸う」ですが、実際にはそういう意味ではありません。

会話での意味は、文脈によって次のように変わります。

  • 最悪だ、本当にひどい
  • つらい、がっかりだ
  • 運が悪い、ついてない
  • うんざりする、嫌だ
  1. 英語:This weather sucks.
    日本語:この天気、最悪だ。
  2. 英語:I have to work this weekend. That sucks.
    日本語:今週末は仕事に行かなきゃいけないんだ。― それはきついね。
  3. 英語:My phone died. This sucks!
    日本語:スマホが壊れた。最悪!
  4. 英語:Waiting in long lines sucks.
    日本語:長い行列に並ぶのは本当にうんざりする。

ポイントは、「もの」や「状況」に対して使う評価の言葉だということです。
人に向かって言うよりも、「天気」「仕事」「テスト」などに対してよく使われます。

失礼度としては、「damn」や「crap」に近い、わりとくだけた不満表現です。
友達同士やSNSではよく使われますが、ビジネスのメールや学校のスピーチでは避けた方が無難です。

You suckとI suck at

次に、人に向けて使う「You suck.」と、自分に向けて使う「I suck at ~」を見ていきます。
見た目が似ていても、ニュアンスや失礼度はかなり違います。

1. You suck.

「You suck.」は、相手に対して使うとかなり強い悪口になります。
意味は「お前最悪」「お前ダメだ」「お前クズだ」に近いです。

  1. 英語:You lied to me. You suck.
    日本語:私にウソをついたね。お前サイテーだよ。

仲のいい友達同士で、冗談まじりに「Haha, you suck!(お前ヘタだな~)」と言うことはありますが、関係性ができていない相手には基本NGです。
相手を傷つけるリスクが高いので、日本人学習者が自分から多用するのはおすすめしません。

2. I suck at ~(自分に向ける)

一方で、「I suck at ~」は、自分の苦手分野をくだけた感じで言う表現です。
意味は「~がめちゃくちゃ苦手」「~が本当に下手」です。

  1. 英語:I suck at math.
    日本語:俺、数学マジでダメなんだ。
  2. 英語:She sucks at driving.
    日本語:彼女は運転がすごく下手だ。
  3. 英語:I suck at cooking, so I often eat out.
    日本語:料理が本当に苦手だから、よく外食する。

自分について言うときは、自虐的でフランクな表現なので、友達同士の会話ではよく使われます。
ただし、フォーマルな場面では「I’m not good at ~.」や「I’m bad at ~.」程度にしておく方が安全です。

3. 失礼度と性的ニュアンスについて

「suck」は、もともと口による性的行為を連想させるスラングだったと言われています。
そのため、今でも「You suck.」など、人に向ける言い方は「少し下品」「育ちが悪く聞こえる」と感じる人もいます。

一方で、「This sucks.」「I suck at ~」のように使う場合は、若い世代の会話ではほとんど性的な意味は意識されていません。
ただし、目上の人や仕事関係の人、英語にあまり慣れていない人に対しては、誤解を避けるためにも、あまり多用しない方が無難です。


「This sucks.」は状況への不満、「I suck at ~」は自虐、「You suck.」はほぼ悪口、と覚えておくと安心です。
特に「You suck.」は、よほど仲の良い友人以外には使わないくらいでちょうどいいです。

suckの場面別の使い方

ここでは、場面ごとに「suck」をどこまで使ってよいか、また、よくある誤用について整理します。
スラングを知っていても、場面の切り替えができないと「失礼な人」という印象になってしまいます。

  • 友達同士・SNSでの自然な使い方
  • ビジネスやフォーマルな場で避けるべき理由
  • 「~ is suck」など、典型的な文法ミスと正しい形
  • 場面に応じた「代わりの言い方」の考え方

カジュアル会話とSNS

友達同士の会話やSNSでは、「suck」はかなりよく使われます。
特に、感情をストレートに出したいときに便利です。

カジュアル場面での主なパターンは次の通りです。

  • 状況が最悪:This sucks. / That sucks.
  • 下手・苦手:I suck at ~.
  • ごまをする:Don’t suck up to the boss.
  1. 英語:Final exams suck.
    日本語:期末テストってマジ最悪。
  2. 英語:I totally sucked at today’s game.
    日本語:今日の試合、俺マジでダメダメだった。
  3. 英語:Don’t suck up to her just because she’s popular.
    日本語:人気があるからって、彼女にごまするなよ。

このように、カジュアルな場では「suck」を使うと感情がダイレクトに伝わり、ネイティブっぽい口語になります。
ただし、あくまで砕けた言葉なので、「初対面の人」「年上」「先生」との会話では控えめにしておく方が安全です。

ビジネス場面での注意

ビジネスや学校の公式な場面では、「suck」は基本的にNGと考えておく方がよいです。
理由は主に3つあります。

  • スラングでくだけすぎている
  • 下品・乱暴だと感じる人も多い
  • 元々の性的なニュアンスを連想する人もいる

たとえば、上司やクライアントに向かって、

This plan sucks.
(この計画は最悪です。)

と言うと、かなり失礼に聞こえます。
同じ内容でも、言い方を変えれば角が立ちません。

  1. 英語:I’m afraid this plan has some serious problems.
    日本語:この計画にはいくつか深刻な問題があると思います。
  2. 英語:The result was not very good.
    日本語:結果はあまり良くありませんでした。

また、メールやプレゼン、公式文書では、基本的にスラングを避けるのが世界共通のマナーです。
英語圏のビジネス文書のスタイルについては、たとえば 英検(日本英語検定協会)の情報サイト などで、丁寧な表現の例を確認しておくのもおすすめです。

誤用例と正しい文型

「suck」をスラングとして使うとき、日本人学習者に特に多いミスが、「~ is suck」という言い方です。
これは文法的に間違いです。

正しい形は次のようになります。

誤り 正しい形 意味
This is suck. This sucks. これ最悪。
He is sucks at math. He sucks at math. 彼は数学がすごく苦手だ。
Today is sucked. Today sucked. 今日は最悪な一日だった。

ポイントは、「suck」を「形容詞」だと勘違いしないことです。
「suck」はあくまで動詞なので、

This sucks.(三単現の s がついた動詞)
I suck at ~.(原形の動詞)

のように使います。

覚えておくと便利な「型」をいくつか挙げておきます。

  • This sucks.(これ最悪。)
  • That really sucked.(あれは本当に最悪だった。)
  • I suck at +名詞 / 動名詞.(~がめちゃくちゃ苦手。)
  • Don’t suck up to +人.(~にごまするな。)

この形さえ守れば、文法的なミスはかなり減らせます。


「suck」はスラングとして便利ですが、フォーマルな場では基本使わない、と決めておくと迷いません。
日常会話で使うときも、「~ is suck」ではなく「~ sucks」という動詞の形を必ず意識してください。

関連フレーズと言い換え

最後に、「suck」を含む主要な句動詞・イディオムと、フォーマルな場で使える言い換え表現、そして固有名詞としての「SUCK MY WORLD」「SUCK UK」について整理します。

  • suck in / suck up / suck it up など主要句動詞の意味
  • suckを使わずに「ひどい」「苦手」「ごまをする」を表す方法
  • スラング使用のメリット・デメリット
  • 「SUCK MY WORLD」「SUCK UK」など固有名のニュアンス

主要句動詞とイディオム

「suck」を含む句動詞・イディオムはたくさんありますが、まずは次のものを押さえておくと便利です。

  • suck up / suck up to ~
  • suck in
  • suck dry
  • suck it up
  • suck it and see(主にイギリス英語)

1. suck up / suck up to ~

「suck up」は「吸い上げる」「吸い取る」のほか、suck up to ~ で「~にごまする」という意味になります。

  1. 英語:The vacuum cleaner sucked up all the dust.
    日本語:掃除機がほこりを全部吸い取った。
  2. 英語:He is always sucking up to the teacher.
    日本語:彼はいつも先生にごますっている。

2. suck in

「suck in」には、「吸い込む」「巻き込む」「お腹を引っ込める」「だます」といった意味があります。

  1. 英語:The black hole sucked in everything around it.
    日本語:ブラックホールが周りのすべてを吸い込んだ。
  2. 英語:Don’t let them suck you in.
    日本語:彼らに巻き込まれないようにしなよ。(だまされるなよ)
  3. 英語:Suck in your stomach.
    日本語:お腹を引っ込めて。

3. suck dry

「suck dry」は、「吸い尽くす」「しゃぶり尽くす」という意味です。

  1. 英語:The company sucked him dry of ideas.
    日本語:その会社は彼のアイデアをしゃぶり尽くした。

4. suck it up

「suck it up」は口語で「文句を言わずに我慢する」「受け入れて頑張る」という意味です。

  1. 英語:You made a mistake. Just suck it up and fix it.
    日本語:君がミスしたんだ。文句を言わずに受け止めて直しなよ。

5. suck it and see(主に英)

イギリス英語のイディオムで、「とりあえずやってみて様子を見る」という意味です。

  1. 英語:We don’t know if it will work. Let’s just suck it and see.
    日本語:うまくいくかは分からないけど、とりあえずやってみて様子を見よう。

これらの表現は、ニュースやドラマ、ネイティブの会話でもよく出てきます。
すべて覚えなくても、まずは「suck up to(ごまする)」と「suck it up(我慢する)」から押さえると実用的です。

suckを避ける言い換え

フォーマルな場や、まだ距離のある相手には、「suck」を使わずに同じ内容を伝えた方が安全です。
ここでは、「ひどい」「苦手だ」「ごまをする」をそれぞれ言い換える方法を整理します。

1. 「最悪だ・ひどい」を言い換える

  • It’s terrible.(ひどいです。)
  • It’s awful.(最悪です。)
  • It’s really bad.(本当に良くないです。)
  • I don’t like it at all.(全く好きではありません。)

2. 「~が苦手だ・下手だ」を言い換える

  • I’m not good at ~.(~が得意ではありません。)
  • I’m bad at ~.(~が苦手です。)
  • I’m weak in ~.(主に科目に。~が弱いです。)

3. 「ごまする・おべっかを使う」を言い換える

  • flatter ~(~をおだてる)
  • butter up ~(くだけた口語で「ごまする」)
  • kiss up to ~(口語で「へつらう」)

たとえば、「Don’t suck up to the boss.」を、少し丁寧に言い換えると次のようになります。

  1. 英語:Don’t try to flatter the boss.
    日本語:上司におべっかを使おうとしないで。
  2. 英語:You don’t have to butter him up.
    日本語:彼にごまする必要はないよ。

このように、シーンによって「suck」を避けて別の表現に言い換えられると、英語の幅が一気に広がります。

固有名と関連Q&A

最後に、「suck」が入った固有名詞について、よくある疑問に答えていきます。

Q1. 「SUCK MY WORLD」はどういうニュアンス?

「SUCK MY WORLD」は、日本のロックバンド THE ORAL CIGARETTES のアルバム/ツアータイトルです。
直訳すると「俺の世界を吸え」ですが、タイトルとしては、

「自分たちの世界観を思いきり味わってほしい」
「この世界(音楽)に巻き込まれてほしい」

といったイメージで使われていると考えられます。
上で説明した、「吸い込む」「巻き込む」「エネルギーを吸い取る」といった比喩的な「suck」の感覚を、ロックな表現にしたものだと言えるでしょう。

Q2. 「SUCK UK」は悪い意味?

「SUCK UK」は、イギリス発のデザインブランド名です。
おもしろい雑貨やギフト向けアイテムで知られており、ブランド自体には悪口の意味はありません。
語感の強さと、少し反骨的・ユーモラスな印象を狙ったネーミングと考えられます。

Q3. 「suck」はどれくらいよく使われる? 学習レベルは?

「吸う」の基本意味は、理科・医学・環境などの文脈でも使われる一般的な単語で、学習レベルとしては英検準2級程度です。
一方、スラングとしての「suck(最悪だ/下手だ)」は、映画・ドラマ・SNS・ゲームのチャットなど、若い世代を中心に非常によく使われます。
ただし、試験やフォーマルな英作文では避けるのが普通です。

Q4. スラングとして使うメリット・デメリットは?

  • メリット:感情をストレートに表現でき、ネイティブっぽいカジュアルさが出る
  • デメリット:下品・失礼に聞こえることがあり、誤解や人間関係のトラブルの原因になる

自分から多用するのではなく、「聞いて意味が分かる」「自虐や親しい友達にだけ軽く使う」くらいのスタンスから始めると安心です。


「SUCK MY WORLD」「SUCK UK」のように、ブランドや作品名では少し挑発的なニュアンスで使われることもあります。
ただし、日常会話での「suck」はあくまでスラングなので、場面を選びながら、聞いて理解できることをまずの目標にしてみてください。

総括

最後に、この記事全体の要点をまとめます。
復習や、あとから見返すときのチェックリストとして使ってください。

  • 「suck」のコアイメージは「吸う・吸い込む」で、発音は /sʌk/(サクに近い)。
  • 動詞として「液体や空気を吸う」「乳を吸う」「飴・指をしゃぶる」「水分やお金・エネルギーを吸い取る」などの意味がある。
  • 名詞の「suck」は「吸うこと」「ひと吸い」の意味で、a suck のように数えられる。
  • 比喩的には「仕事が気力を吸い取る」「渦が船を飲み込む」など、「吸い取る・巻き込む」イメージでよく使われる。
  • スラングとしての「suck」は「最悪だ・ひどい・つらい」「下手だ・苦手だ」というネガティブな評価を表す。
  • This sucks. / That sucks. は「これ(それ)最悪」「つらいね」の意味で、状況に対する不満表現。
  • You suck. は強い悪口で、「お前最悪」「お前ダメだ」という侮辱になるので、基本的に使わない方がよい。
  • I suck at ~. は自分の苦手分野をくだけて言う表現で、「I’m not good at ~」よりかなりカジュアル。
  • 「~ is suck」は誤りで、正しくは「~ sucks」と動詞で使う(This sucks. / He sucks at math.)。
  • suck up to ~(~にごまする)、suck in(吸い込む/巻き込む)、suck dry(吸い尽くす)、suck it up(我慢する)などの句動詞もよく使われる。
  • フォーマルな場では、「suck」のスラング用法は基本的に避け、「terrible」「awful」「I’m not good at ~」「flatter」などで言い換える。
  • 「SUCK MY WORLD」「SUCK UK」などの固有名は、強い語感や反骨的・ユーモラスなイメージを狙ったネーミングで、一般の悪口とは切り離して理解してよい。

これらを押さえておけば、「suck」を聞いて意味が分かるのはもちろん、場面を選びながら自分でも安全に使えるようになります。
まずは映画やドラマ、SNSなどで「This sucks.」「That sucks.」「I suck at ~」といったフレーズを探し、自分ならどう言い換えるかも一緒に考えてみてください。

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