- part4ってそもそもどんなpart?
- part4が苦手…
- part4のせいで目標点に到達できない
こんな悩みを持つ人、たくさんいるのではないでしょうか?
というのも、part4はTOEICリスニング問題の中で、最も難しいpartと言われています。
初心者は簡単には得点することができません。私もすごく苦戦しました。
しかし今では、part4の苦手意識も克服し、TOEIC920点を取ることができました。
part4は全てが長文のリスニング問題なので、しっかりと総合的なリスニング力を養っていかなければ、なかなか点数は伸びないです。
しかし!
TOEICリスニングの中で最も難しいpartだからこそ、あなたの得意パートにすることができれば、TOEICにおいてリスニングが得点源になります。
また個人的な意見として、part4が得点源になっている人は、800点~900点とスコアが伸びていきやすい傾向があります。
そこでこのページでは、「私が実践したTOEIC part4を解く勉強法のコツと対策」について解説していきます。
part4の勉強法をしっかり理解して、得意パートにしていきましょう。
TOEIC part4が聞き取れない!パート4の特徴とは
こういった初歩的な疑問を持つ方は、勉強を始める前に必ず各partの傾向について理解を深めましょう。
TOEICに限らずどんな資格試験でも、問題傾向を知らなければ得点率がアップすることは断じてありませんので、本章を通して必ず理解するようにしてくださいね。
1人の話者による長文リスニング問題
part4は、30秒~40秒程度の音声を聞いて設問に答えていく問題です。
part3は、2人か3人の登場人物がいて、彼らが会話している内容について問われるリスニング問題。
そのため、彼らが話している内容を追いかけていけば、なんとなーく話が理解できます。
ですがpart4はそうではなく、1人がひたすら英語で話している問題。
最初に何の話をしているのか理解できなかったら、何も分からず問題文が流れ切ってしまうことさえあります。
話者が1人ということもあり、part3よりも難易度が上がったのが、part4になります。
問題数30問と多い
part4は、リスニング問題の全100問のうち30問と比較的問題数が多いpart。
つまり、高得点を狙うにはpart4での高得点が必須になっているのです。
また、part3とpart4合わせての問題数が69問あるので、「TOEIC攻略の鍵は、長文リスニングが出題されるpart3&4を攻略すること」ということになります。
このことからも、TOEICという試験自体が実践的な長文リスニング力をどれだけ求めているかがなんとなくわかりますね。
リスニングの中で一番難しいpart
part1~part4までリスニングパートがある中で、一番難しいのが、このpart4です。
そのため、容易に点数を伸ばせるpartではないと言えます。
ただ、TOEIC800~900点と高得点を狙っていくためには、攻略は欠かせません。
※600点未満の人は、part4対策をするのではなく、点数を伸ばしやすいpart2から取り組むようにしましょう。
こちらでは、TOEIC part2の勉強法と対策についてまとめました。
part4の得点率を伸ばすための4つの問題パターンを知ろう
最初に「part4は難しいパート」だと話しましたが、幸い問題パターンがかなり限られています。
ここでは、part4でよく出題される問題パターンについて一通り解説するので、しっかり理解できるようにしましょう。
パターン1:電話メッセージ
電話に留守電が残っていて、その内容を聞くケースが多いです。
- 上司からの伝言
- 予約していた病院や美容室からの日程変更
などの電話メッセージ問題が良く出題されます。
この電話メッセージ問題では、「電話してきたのは誰なのか」をまず理解することが大切です。
「職業は何なのか」「あなたにとって上司なのか」などを序盤で把握することがポイントになります。
また、最後に電話を聞いた後「どんな行動を取るべきなのか」について、ほぼ必ず問われるので意識して聞いておくと正答率を高めることができます。
パターン2:公共機関のアナウンス
空港内や飛行機内でのアナウンスです。
良く出題されるのは、
- フライトが遅れているので、時間が変更された
- 入場ゲートの場所が変更された
- 電車内で遅延が発生している
よく空港を使う人なら分かると思いますが、実際の空港でもあるシチュエーションなので、比較的イメージがしやすいと思います。
また基本的に「何らかのトラブルが発生」→「遅延もしくはキャンセル」→「次の指示」という流れで音声が進んでいき、それに応じて問題が出題されます。
問題を聞く中で「何が起こったの?」「その影響でどうなったの?」「結局私たちはどうすればいいの?」と、当事者意識を持って音声を聞くと正答率を高めることができます。
パート3:ビジネスミーティング(プレゼン)の様子
- ミーティング中に上司が、社員に向かって指示を出しているシーン
- 集団の前で何かプレゼンテーションをしているシーン
などが出題されます。
このパターンの問題では、「何について発表している音声なのかを序盤でとらえる」ことが大切になります。
新入社員歓迎、新規商品開発、移動の連絡、表彰など、様々なケースがあるので、どのケースなのかを抑えることがまずは大切ですね。
また、このビジネスミーティング系の問題では、「何についてのミーティングなのか」という全体層が必ず問われるので、そこは理解できるようにしておく必要がありますね。
パート4:ラジオニュース
次に、ラジオニュース問題です。
また「地域の天気」「交通渋滞」「選挙」などがかなり出題されるので、台風・交通渋滞・市長選挙など、特有な英単語を覚えておくと正答率を高めることができます。
問題パターンに関してはかなり限られていて、
- 台風が来て交通機関に影響が出た
- 市長選挙で新しい人が決まった
- 新しい橋を建設するから交通渋滞が発生している
などのパターンです。
台風や交通渋滞問題だと、「何が起こった」→「それによりどう行動すべきなのか」の2点が大体出題されるので、これらは必ず押さえるようにしましょう。
4つのパターンまとめ
- 電話メッセージ
- 公共機関のアナウンス
- プレゼンの様子
- ラジオニュース
パターンとしては、この4つ。
他にもいくつか例外のパターンはありますが、基本的には上記で説明した問題が多いでしょう。
part4は内容が難しい分、傾向が限られているので公式問題集を解きまくって問題パターンを強引に覚えてしまいましょう。
目標点数別のTOEIC part4勉強法とコツ
では、TOEICpart4の勉強法について解説していきます。
- 問題を解いて丸付け
- 間違えた原因を分析
- 分からない英単語・英文法のインプット
- 最後に音読とシャドーイングを限界までやる
この流れです。
上記のTOEIC長文リスニング対策について「TOEIC part3の勉強法。6つのステップと2つのコツで高得点」の記事で解説しているので、必ずチェックしてみてくださいね。
ですから、このページではさらに詳しくTOEICpart4で高得点を取るためのノウハウについて解説していきます。
※目標とするレベル別に勉強法をお伝えしますので、該当する箇所を読んでください。
TOEIC600~730点を目指す人のpart4勉強法
TOEIC600点~TOEIC730点レベルを狙う人は、part4で5~6割の正解は目指したいことですね。
そこで、私が提唱するのは2つの勉強法です。
1.スタディサプリEnglishTOEIC対策を使う
リクルートが運営するスタディサプリTOEICは、短期間で100点~200点のスコアアップ実績がある人気トップクラスのアプリです。
730点狙いの人は、このスタディサプリTOEICを駆使して、「part4で正答率を高めるためのテクニック習得」ならびに「基礎リスニング力の向上」を目指していきましょう。
※主にここではpart4で正解するためのテクニック習得を意識して勉強してください。
もし今のあなたがTOEIC600点くらいなら、スタディサプリTOEIC独自の最先端なテクニックを使えば、今すぐ点数を伸ばせます。
TOEICは「英語力」×「TOEICテクニック」の2つが合わさることで点数が伸びる試験なので、スタディサプリTOEICを使って、TOEICテクニックを大幅に伸ばせば、730点くらいすぐに到達できます。
2.公式問題集で解きまくる
スタディサプリTOEICで「TOEICテクニック」を習得したら、あとは公式問題集を使って、ガンガン問題演習を繰り返すだけ。
ここでは問題演習の後、
- 英単語・英文法のインプット
- 問題パターンの習得
- 音読シャドーイングでリスニング力強化
これらを必ず実践するようにしてください。
TOEIC800点以上を狙う人のためのpart4勉強法
TOEIC800点以上を目指す人は、part4で8割以上正答できるようにする必要があります。
ただ、TOEIC800点はTOEIC学習において上級レベルに位置づけられているので、英語力全体を高めるアプローチをしなければなりません。
1.英語耳で発音の基礎を理解
まず取り組むべきなのは「英語耳」で発音の基礎を理解することです。
あなたのリスニングのレベルを一段階上にするためには、英語1単語1単語をより細かく聞き取れるようにする必要があります。
発音が分かれば、リスニング時に
「bat」と「but」
など細かい違いまで分かるようになるので、リスニング力が飛躍的に伸びます。ぜひ取り組んでみてください。
2.CNNEnglishExpressでトレーニング
CNNEnglishExpressは、アメリカのラジオ局CNNの英語ニュースが聞ける英語雑誌で、TOEIC900点や英検1級を狙っている人の大半が取り組んでいます。
CNNEnglishExpressは、かなり難易度が高い問題集なので、この問題集を通してリスニング演習→音読→シャドーイングを徹底していくと、別次元のリスニング力が得られます。
CNNEnglishExpressを利用した上級者のリスニング勉強法については「CNN English Expressを使った勉強法とは!?」で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
3.公式問題集の暗唱
「英語耳」と「CNNEnglishExpress」は英語力全体を伸ばすための勉強法ですが、英語力と並行したTOEICで得点するためのテクニックである「TOEIC力」も同時に伸ばしていく必要があります。
そこで絶対にやってほしいのが、
「公式問題集の暗唱」
です。
何度もお伝えしていますが、part4は問題パターンが限られているので、「この問題が来たらこうやって解くんだ~」のようなのが分かっていれば、間違えにくくなります。
そのため、part4の問題傾向を最速最短でインプットするために公式問題集を使って徹底的に暗唱しましょう。
TOEIC Part4の勉強法とコツ:まとめ
TOEIC part4の勉強法とコツは、
- 問題パターンを知る
- スタディサプリでTOEICテクニックをつける
- 公式問題集を解きまくる
- 英語耳で発音の基礎を理解
- CNNEnglishExpressでトレ
このページでは、これらのTOEIC part4の勉強法について解説していきました。
あくまで基本的な勉強法は、
- 問題演習
- 回答分析
- 単語文法インプット
- 音読シャドーイングで英語力向上
この流れです。
その基本的な流れに加えて、スタディサプリTOEICや公式問題集の暗唱、英語耳などを実践していきましょう。
その他のTOEIC勉強法はこちら。