英語の勉強法って種類が多すぎて何をやればいのかわからない…
そんな悩みをもつ英語学習者はたくさんいるのではないでしょうか。
音読・多読・シャドーイング・ディクテーション・ライティングなどたくさんの勉強法があるというのは、英語学習者にとっては良いことなのですが、その種類があまりにも多いので、どんな場面でどの学習法を選択するのかというのがとても大切になってきます。
そこで、今回の記事では、
・参考書やTOEICの勉強以外で英語力を伸ばしたい!
・楽しみながら英語力を伸ばしたい!
・実践的な英語力を身に着けたい!
という人たちに向けておすすめの勉強法をご紹介したいと思います!
それは、、洋書勉強法です!
英語で書かれた本を使って勉強するのです。勉強すると言っても基本的には読むだけです!
英語を読むだけ?なんだ、たいしたことなさそ、、
そんなことを思ったそこのあなた!この洋書勉強法をなめてはいけません!
では、洋書を使って勉強したらどのような効果があるのかについて実体験を踏まえて徹底解説していきたいと思います!
洋書勉強法の効果とは!
私が洋書を使って英語を勉強しようと考えだしたのは、ちょうどTOEICのスコアが700点前後くらいになったあとでした!
なのである程度の基礎はついていた状態ですね。
700点になるまでは、ひたすらせくせくと公式問題集を使って勉強をしていたのですが、なんか面白くないな。。と思い始めてしまって、英語の勉強時間が減ってしまった時期があったんです。
しかしTOEICのスコアを伸ばすためには、やはり勉強時間というのが大前提ですよね。
なので、効率いい勉強をするよりも、長時間ノリノリで勉強できる方法を探してみました。
そして、ふと思ったのが「そうだ洋書を使って勉強しよう!」ということでした。
昔から、日本語で書いてある普通の本を読むことが好きだったというのもあったので、これならいけると思いました。
そこで、私が読もうと決めたのは「ハリーポッター」でした!
皆さんもおなじみ世界的有名作品の「ハリーポッター」です!
もともと、このシリーズが好きだったのですが、それ以上にハリーポッターの全シリーズを読み終えられたら、かなり力がつくのではないのかと思うわくわくして読み始めたのを思い出します。
しかし、1作目の「賢者の石」を読んでみたら、難しすぎて泣きそうになりました。
ほんとに難しく感じました!
けど、なんとか読み切ってやろうと、無理やり強引に読む進めていくとだんだんハリーポッターの世界に入り込めてきました。
そしてなんとか1冊読み切ることができました。
ハリーポッターシリーズの1作品目「賢者の石」を読む切ったあと感じたことは、英語に対する強い自信と勇気でした。
自信と勇気?
なんかくさいこと言ってますね(笑)
でも正直に1冊目を読み終わって感じたことは、英語に対する「自信」と「勇気」でした。
読み始めた頃は、5ページ読むのに、30分弱くらいかかったし、ハグリットの英語わけわかんないし、楽しい勉強法を探してたどり着いたはずの勉強がまあつらい。
けど、後半になるにつれてどんどん読むスピードが速くなっていき、自然に力がついてくのを感じました!
「賢者の石」を読み終えた後、2作目の「秘密の部屋」にいってみました。
すると、理由は全く分からないけど、ハリーポッター1作品目を読み始めた時に感じた。
は?むず!という感覚は全くなかったです。なんとなく英語が読みやすく感じている自分がそこにいました。
ほんとによくわからないけど読めるんです!
そんな感じで、3作目の「アズカバンの囚人」へいってみました!
これもまたなんかわからないけど、読める現象がまた起こりました。
そこで、これまでの洋書学習(ハリーポッター3冊:約30万文字)を読み終えたあとに実力を測定しようと思いTOEICのリーディングの問題を解いてみました。
すると、えっと思うくらい文章が簡単に感じましたし、すぐに文構造を捉えられるようになっていました!
さらに、これまで解き終えることができなかったpart7も解き終えるようになっていました。
そこで私の洋書学習の成果を簡単にまとめたいと思います。
・英語を読むスピードがめちゃくちゃ速くなった。
・英語を読むのに抵抗がなくなった。
・日本語で訳さないで読むるようになった。
・TOEICのパート7が解き終わるようになった。
これらの効果を洋書学習を通して得ることができました!
しかし、私自身なぜこんな効果を得ることができたのか初めは分からなかったのですが、しっかり原因を考察した結果、英語力が伸びた理由が分かってきました!
※その後私はハリーポッターの洋書を全シリーズ読み切りました。
その結果、なんと英語力がとんでもないことに、、詳しくは「ハリーポッターの洋書で英語学習してTOEIC900点取った話」で解説しています。
洋書勉強法はなぜ効果を発揮したのか
ここまで私が洋書を使って英語を勉強してどんな効果を得ることができたのかについて解説しました。
ここからは、なぜ洋書を読んだことによって英語力が上がっていったのかについて解説していきたいと思います!
なぜ、徐々に読めるスピードが上がっていったのか?
まずこの疑問なのですが、私が考えるに英語を英語のまま自然と読めるようになったからだと思います。
初めの方は、文章を読むために、無意識に和訳してしまっていました。なので、いちいちこの文法表現はこうだから、とかこの単語は日本語だとなんだろうみたいなことを考えてしまっていました。
しかし、途中から読み方の意識を変えて、まるで日本語のファンタジー小説を読むかのように、頭の中で想像して文章を読むようにしていました。
この頭の中で場面をイメージするというのが、洋書で英語力を伸ばすためにとても重要な学習方法なのです。
また私の場合では作品が一度映画で見たことがあるハリーポッターだったというのもあり、場面のイメージがすごくしやすかったです。
このイメージのコツをつかめるようになるかどうかが、洋書をスムーズに読むためにコツであり、日本語から脱却した上級の英語力を手に入れるためには大切なことだと思います!
・英文を和訳しないで、英文から実際に場面を感じ取る力を養う。
・英文を英語のままインプットできるようにして頭の中の英語脳を育てる。
※洋書を読んだときにイメージしやすいように、洋書を読む前に映画なりドラマを見ておいた方が良いと思います!
※英語をイメージできるようにするには
英語を読んだり聞いたりしてそれをイメージすることができれば、自分の英語レベルを1段階高めることができます。
・お母さんがリンゴを食べている
これを日本語で見た時、パッと自分のお母さんがリンゴを食べている場面を想像することができたのではないでしょうか。
日本語では、文字を読んだり聞いた時に自然と場面をイメージすることができます。なぜなら我々の多くは日本語ネイティブだし、日本語を軸に物事を考えてこれまで生きてきたからです。
しかし、もし英語で同じことができたらどうでしょう。
英語ネイティブに少しでも近づくことができるのではないでしょうか。
これが一段階上のレベルの英語力です!
そこで必要な勉強が2つあります。それは、洋書学習と海外ドラマ学習です。
この2つをうまく組み合わせることで英語脳を手に入れることができます。
洋書勉強法と海外ドラマ勉強法はとても相性が良いので洋書勉強と海外ドラマ勉強を組み合わせて行うと自分の英語力を格段に高めることができます。
こちらでは、海外ドラマ英語学習法についてまとめました。
なぜTOEICリーディングの文章が読みやすく感じたのか?
ひたすら、洋書を読んでいくと、英語を英語のまま読めるようになっていきます。そうすると、TOEICレベルの文章はさほど難しく感じないし、スムーズに読めるようになっていると思います。
TOEICはスピードを求められている部分が大きいので、この洋書学習を通して、日本語を介さないで英語をイメージで読み取るコツをつかむことは今後の英語学習の中で重要な役割を果たしていくと思います。
しかし、注意点としてはこれはあくまで英語力自体を高めるための勉強法なので、TOEICのスコアが必ず上がるとは限りません。なぜなら、TOEICは単に英語が読めても問題が解けないと意味がないからです。
でも、英語力が上がることは自信を持っということができます!
※TOEICのスコアを伸ばすことにこだわるなら、今すぐ洋書を捨てましょう。
洋書はTOEICのスコアを伸ばすことができますが、それはあくまで、洋書を読むことで英語力が向上し結果的にTOEICのスコアが上がったにすぎません。
もし最短最速でTOEICスコアを伸ばしたいなら「スタディサプリEnglish」がおすすめです。
スタディサプリEnglishはTOEICスコアを伸ばすための「テクニック」「英単語」「英文法」「part別対策」の全てを行うことができます。
また2017年Applestore「教育カテゴリ」で1位を記録するなど評判・実績も十分です。
最短最速でTOEICスコアアップするなら「スタディサプリEnglish」
洋書勉強法を正しく行うポイント
私が英語を読むときに注意をしていたポイントがありますので、それについて解説したいと思います。
注意点➀ 辞書は引かない
注意点② 簡単なものから読む
注意点③ つまらない本だと思ったらやめる
私が洋書を読むときに注意していたのは、これくらいです。あまり多くの事を考えすぎずにまずはとにかく洋書を多読してみるというのが大切です。
洋書勉強法の効果を感じるためにはどれくらい読む?
今回の記事のテーマの1つでもある多読!多読ってどれくらい読めばいいの?どれくらい読めば効果を感じるの?というのはみなさんが疑問に思うことの1つなのではないでしょうか。
初心者でも読める洋書はこちらで紹介しています!
そこで、一般的にどれくらいで効果を感じることができるのかを文字数で表したいと思います!
あくまで、一般的ですが、文字数は約100万文字と言われています!
100万文字…確かに多いですよね。100万文字を読むのは洋書を読みなれていない人にとっては半年~1年くらいかかってしまうとも言われています。
しかし、100万文字の英文を読むことができれば、これまでの自分の英語力の壁を打ち破り更なる高みを目指すことができると私は思っています。
私自身もそうでした。私は、ハリーポッターを読み終えた後、英語版村上春樹や英語で書かれたビジネス書など多くの洋書を読んできました。
いままで読んできた洋書を文字数に換算するとおそらく300万文字ほど読んだと思います。
300万もの文字数を読み終えたことで自分の英語力は格段に伸びたのですが、1番伸びを実感したのは、100万文字に到達したころです!
また、他の英語学習者から話を聞いた際も100万文字に到達したころが一番英語が格段に伸びたことを強く感じたというのを聞きました。
なので、あくまで目安ですけど、100万文字の英文を読むことができれば一定の英語の伸びを感じることができるのではないかと私は思います。
100万文字までの道のりは長いです。途中で、本当に洋書の勉強って効果はあるのかと疑ってしまい勉強を辞めてしまう人もいます。
けど、この100万という一つの壁に向かって洋書を読み続けてほしい!
最後の方は、洋書を読むことで格段に英語力が向上した筆者にメッセージのようなものも混じっていますが、本当に洋書多読学習法はおすすめなのでぜひトライしてみてください!
※洋書を150万語読み切って実感した効果について、「英語の多読150万語を行った効果とは!?リアルな実体験です!」で解説しているので気になる方はチェックしてみてください。
おわりに
いかがでしたでしょうか。今回の記事を参考に洋書学習を始めてみてはいかがでしょうか。洋書学習は、基本的には英語の本を読むだけなので、本好きは絶対試してみてくださいね!
<今回の記事内で紹介したものまとめ>
・スタディサプリ ENGLISH ※1週間無料体験実施
・おすすめの洋書まとめ
・おすすめの洋書絵本まとめ