英検の試験時間と当日の所要時間まとめ

英検は「試験時間」そのものよりも、前後の説明や入退室の時間を含めた「会場にいる時間」の方が長くなります。

そのため、部活・仕事・お迎え・飛行機や新幹線などの予定を組むときは、「何分テストを受けるか」だけでなく「いつ会場に入り、いつ頃出られるか」を正しく知っておくことが大切です。

この記事では、2025年度以降の新しい時間割にもふれながら、本会場・準会場・海外本会場・英検S-CBT・二次試験まで、英検の時間に関する情報を一つに整理します。

受験方式によってルールや持ち物も少し変わるので、「自分が受ける形式」でどのくらい時間に余裕を見ればいいか、具体的な目安までわかるように解説します。

  • 級別の一次試験時間と、本会場での標準タイムテーブルがわかる
  • 本会場・準会場・海外本会場・S-CBTの所要時間の違いが整理できる
  • 二次試験(面接)の実際の拘束時間と午前・午後の目安を理解できる
  • 予定を組むときにどれくらい時間の余裕を見れば安全か判断できる

英検の試験時間と所要時間

まずは、もっとも受験者が多い「国内本会場」の一次試験を中心に、「試験時間」と「会場拘束時間」の違いをおさえます。

合わせて、午前・午後ごとの標準タイムテーブルと、一次試験と二次試験の時間の感覚の違いも整理します。

  • 級別の一次試験時間と会場拘束時間の目安
  • 午前・午後ごとの標準タイムテーブル
  • 一次試験と二次試験の所要時間の違い
  • 公式が「終了時間は目安」とする理由

級別一次試験時間と拘束時間

英検公式サイトでは、「試験時間(解答時間)」と「入場開始〜退室までの流れ」が別々に案内されています。

実際に予定を立てるときは、試験そのものの時間ではなく、会場にいる合計時間で考えることが大切です。

国内本会場の一次試験では、級によって時間がずれており、さらに午前と午後に分かれています。代表的な級の「入場開始〜終了目安」は次の通りです(2025年度の公式時間表をもとにしています)。

実施区分 入場開始 着席 試験開始 終了目安 会場拘束時間目安
準1級 午前 8:40 9:20 10:00 12:05 約3時間25分
準2級プラス 午前 8:50 9:30 10:10 12:05 約3時間15分
3級 午前 9:05 9:45 10:25 12:00 約2時間55分
5級 午前 9:30 9:55 10:35 11:25 約1時間55分
1級 午後 12:40 13:20 14:00 16:20 約3時間40分
2級 午後 12:50 13:30 14:10 16:05 約3時間15分
準2級 午後 12:50 13:30 14:10 16:00 約3時間10分
4級 午後 13:20 13:45 14:25 15:35 約2時間15分

この「拘束時間」には、問題配布や注意事項の説明、解答用紙の回収と点検、順番に退室させる時間も含まれます。

たとえば準2級なら、リーディングとリスニング、ライティングを合わせた解答時間がおよそ100分前後ですが、会場には3時間以上いる計算になります。

細かい試験時間や最新の時間表は、英検公式の時間案内ページでいつでも確認できます。

英検(公益財団法人 日本英語検定協会)一次試験時間一覧も、必ず一度チェックしておきましょう。

午前午後別の標準タイムテーブル

英検では混雑をさけるため、2020年度から級ごとに着席時間をずらす方式になりました。

ここでは、おおまかな一日の流れをイメージしやすいように、「午前」「午後」ごとの標準的なタイムテーブルを文章で整理します。

午前実施(準1級/準2級プラス/3級/5級)の流れは次のようになります。

  • 8:40〜9:30頃:入場開始(級ごとに10〜20分差)
  • 9:20〜9:55頃:着席完了、受験票確認・説明・解答用紙記入
  • 10:00〜10:35頃:試験開始(リーディング/リスニング/ライティング)
  • 11:25〜12:05頃:試験終了、解答用紙点検後に順次退室

午後実施(1級/2級/準2級/4級)の流れは次の通りです。

12:40〜13:20頃に入場が始まり、13:20〜13:45頃に全員着席となります。

14:00〜14:25頃に試験開始、15:35〜16:20頃に試験終了、その後10分ほどの点検をしてから退室です。

どの級も「試験開始の1時間弱前には着席し、終了後も10〜15分は教室にいる」と考えるとイメージしやすくなります。

なお、入場開始時間より早く会場についても、建物の外やロビーで待つことが多く、英検協会も「入場開始時間より前に来場しないように」と案内しています。

一次と二次の所要時間の違い

一次試験はマークシート中心の筆記とリスニング、ライティングで、会場拘束時間が2〜4時間ほどかかります。

一方、二次試験は面接形式のスピーキングテストで、面接そのものはとても短く終わるのが特徴です。

級ごとの面接時間の目安は、海外本会場の案内から次のように整理できます。

  • 1級:約10分(午後メイン、一部午前)
  • 準1級:約8分(午前メイン)
  • 2級:約7分(午後)
  • 準2級プラス:約7分(午後)
  • 準2級:約6分(午前)
  • 3級:約5分(午後メイン、一部午前)

ただし、受付をしてから面接室に呼ばれるまでの待ち時間や、説明・退室の時間を含めると、

二次試験は「受付から退室まで約60分前後」が会場拘束時間の現実的な目安になります。

中学生・高校生の場合、午前実施の準2級や準1級なら「午前のうちに終わる」、午後実施の2級や3級なら「午後まるごと空けておく」イメージで予定を組むと安心です。

実際の集合時間や、午前・午後のどちらになるかは、必ず二次受験票で個別に指定されます。


一次試験は解答時間より「会場にいる時間」が長く、二次試験は面接5〜10分+待ち時間で約1時間と考えると予定が立てやすくなります。

受験方式別の時間と違い

同じ英検でも、「どこで」「どの方式で」受けるかによって、当日の流れや時間の使い方が変わります。

ここでは、本会場と準会場、海外本会場、英検S-CBTの違いを整理し、自分に合ったスタイルを選べるようにします。

  • 本会場と準会場での時間設定ルールの違い
  • 海外本会場のタイムテーブルと日本との共通点
  • 英検S-CBTの時間帯(午前〜夜)の枠と所要時間
  • 方式別にどれくらい拘束時間が変わるかの目安

本会場と準会場の時間差

英検の受験方式には、一般の受験者が申し込む「本会場」と、学校や塾など団体が主催する「準会場」があります。

時間の考え方で大きく違うのは、次のポイントです。

  • 本会場:全国一律の時間割(級ごとの入場〜終了が公式に決まっている)
  • 準会場:F日程だけ全国一律、それ以外は団体が時間を決めてよい

準会場F日程は、英検協会が指定した一斉実施日で、開始時間を会場側で変えることはできません。

一方、F日程以外の準会場(多くの学校・塾がこれにあたります)は、午前・午後のどちらにどの級を入れるか、何時開始にするかを、団体ごとに決めることができます。

そのため、準会場受験の場合は、

本会場の時間表は「だいたいの目安」として参考にしつつ、最終的な集合・終了時間は、必ず学校や塾の英検担当の先生に確認する必要があります。

保護者の送迎や、部活との調整をする場合は、「何時に解散予定ですか?どれくらい前後しますか?」と担当者に具体的に聞いておくと安心です。

海外本会場の時間と注意点

ロンドンやロサンゼルスなど海外本会場の一次試験時間は、日本の本会場とほぼ同じタイムテーブルになっています。

たとえばロンドン会場では、準1級・準2級プラス・3級の午前実施、1級・2級・準2級の午後実施で、それぞれ入場開始・着席・試験開始・終了目安の時刻も日本国内の本会場と同じです。

一方で、運用面にはいくつかの違いがあります。

  • 受験票はメールのみで届き、印刷して持参が必須(スマホ画面は無効)
  • 写真付き身分証明書のコピーを別途持参する必要がある
  • 試験後に問題冊子が回収され、問題・模範解答はウェブ掲載されない

また、海外では交通状況や郵便事情が読みづらいため、英検協会も「終了時間は目安なので、航空券などの予約は時間に余裕をもって」と強く案内しています。

海外本会場での受験案内は、英検協会の海外向けページに詳しくまとまっています。

ロンドン会場の受験案内(英検公式・海外本会場)も参考にしながら、印刷物や身分証の準備と、移動時間の余裕をしっかり確保しましょう。

英検S CBTの時間枠と流れ

英検S-CBTは、コンピューターを使って4技能すべてを1日で受験する方式です。

紙の本会場とは違い、「午前/昼/午後/夜」の時間帯を自分で選べるのが大きな特徴です。

土日祝日の代表的なタイムテーブルは次のようになっています(準1級〜3級)。

  • 午前枠:集合9:00、試験開始9:15、終了目安〜11:55前後
  • 昼枠:集合12:20、試験開始12:35、終了目安〜15:15前後
  • 午後枠:集合15:40、試験開始15:55、終了目安〜18:05〜18:35前後
  • 夜枠:集合18:50(2級など)、試験開始19:05、終了目安〜21:15〜21:35前後

平日は午後枠(集合15:00〜)と夜枠(集合18:30〜)が中心で、社会人や放課後に受けたい高校生でも受験しやすいようになっています。

技能別の試験時間の目安は、たとえば次の通りです。

準1級ならスピーキング約15分、リスニング約30分、リーディング+ライティング約90分で合計約135分、3級ならスピーキング約15分、リスニング約25分、リーディング+ライティング約65分で合計約105分です。

どの級も、受付や説明、トイレ休憩などを含めると「集合から終了目安まで約3時間弱〜3時間半」程度の拘束時間になります。

なお、準1級と準2級プラスは実施日や時間帯が限られており、試験日によって「どの時間帯にどの級があるか」が変わります。

申込みの際は、英検S-CBT公式ページの「各月の実施のお知らせ」で、必ず自分の級と時間帯の最新情報を確認してください。


本会場は時間が固定で、準会場は団体ごと、S-CBTは自分で時間帯を選べます。自分の生活リズムや移動手段に合わせて、無理のない方式を選びましょう。

時間変更点と注意すべき点

英検はここ数年で形式や級構成が変わり、それに合わせて試験時間やタイムテーブルも少しずつ見直されています。

古いブログ記事や参考書の情報のまま予定を組むとズレが出ることもあるので、ここで最新のポイントを整理しておきましょう。

  • 2025年度以降の時間変更の概要
  • 終了時間が前後しやすい理由と幅の目安
  • 受験票・本人確認で時間ロスが起きる場面
  • 最新情報を確認すべきタイミング

2025年度以降の時間変更

英検は2025年度から、級構成の見直しや「準2級プラス」の新設など、大きな制度変更がありました。

それにともなって、一次試験と二次試験の時間設定も調整されています。

具体的には、準2級プラスが新たに午前実施の枠として加わり、準2級や2級との時間帯の分け方が整理されました。

また、一部の級ではリーディングやライティングの問題構成が変わり、それに合わせて解答時間も微調整されています。

とはいえ、受験者側から見ると、「午前の級はだいたい8:40〜9:30入場開始、10時台に試験開始、お昼までに終了」「午後の級は13時前後に入場、14時台に開始、16時頃に終了」という大きな流れは変わっていません。

重要なのは、

ネット検索で出てくる古い時間表ではなく、かならず英検公式サイトと自分の受験票に書かれた時間を基準にすることです。

特に「準2級プラス」はまだ情報が少ないので、参考書などの記述だけで判断せず、公式ページと受験票をセットで確認する習慣をつけましょう。

終了時間が前後する要因

英検では、公式に「試験終了時間は目安であり、多少前後することがあります」と書かれています。

実際に終了時間が前後する主な要因は次の通りです。

  • 受験者の入場・着席に時間がかかり、説明開始が少し遅れる
  • 試験監督からの注意事項や、解答用紙の記入の説明が長引く
  • リスニング音量の確認やトラブル対応で数分調整が入る
  • 終了後の解答用紙点検や、順次退室に想定以上の時間がかかる

多くの会場では、予定より5〜10分程度遅れて終わることがあります。

また、受験者数が多い大規模会場では、教室から建物の出口まで時間がかかることもあり、「終了目安+15〜20分」くらい見ておくと安心です。

逆に、受験者が少ない地方会場などでは、予定より数分早く解散になることもあります。

どちらにしても、終了時間ぴったりにお迎えや電車の時間を合わせるのではなく、「前後15〜20分の幅」がある前提で予定を立てることが安全です。

受験票と本人確認の時間ロス

意外と見落とされがちなのが、「受験票や本人確認書類の不備による時間ロス」です。

本会場では、1〜3級など一部の級で「一次受験票兼本人確認票」と身分証明書の提示が求められます。

受験票を忘れたり、写真を貼り忘れていたり、身分証のコピーを持っていなかったりすると、会場の総合案内で「不備対応票」の発行や、本人確認の追加手続きが必要になり、その分だけ時間を取られます。

海外本会場では、「受験票メールを印刷していない」「写真付き身分証のコピーがない」「本人確認票に写真を貼っていない」といった場合、さらに対応が複雑になり、最悪は受験できないこともあります。

当日の朝に慌てて準備をすると、このようなトラブルが起きやすくなります。

前日のうちに、

・受験票(印刷したもの)

・本人確認票(写真貼付済み)

・身分証のコピー(海外会場など)

・筆記用具と腕時計

をまとめてカバンに入れ、玄関や目立つ場所に置いておくと、出発直前の時間ロスを大きく減らせます。


英検は年ごとに少しずつ時間や級構成が変わります。古い情報ではなく、必ず「最新の公式時間表」と「自分の受験票」の2つで時間を確認してから予定を決めましょう。

当日の時間管理とQ&A

最後に、「どれくらい余裕を見ればいいか」「送迎はどう考えればいいか」など、当日の時間管理のコツと、よくある疑問への答えをまとめます。

ここを読めば、フライトや部活・仕事との両立のリスクを、ある程度コントロールできるようになります。

  • 家を出る時刻の決め方と安全なバッファ時間
  • 保護者の送迎・お迎え時間の考え方
  • よくある時間まわりの質問と現実的な回答
  • トラブルを避けるための事前準備のポイント

予定を組む際の時間の余裕

英検の予定を立てるときに迷いやすいのが、「どれくらい余裕を見ればいいか」です。

ここでは、国内本会場で一次試験を受ける中高生を想定して、安全な目安を示します。

  • 会場到着は「入場開始時刻+10〜20分以内」を目標にする
  • 電車・バスは「遅延を考えて1本〜2本早い便」を選ぶ
  • 終了後の予定(部活・仕事・フライトなど)は「終了目安+最低1時間後」以降に入れる

たとえば、準2級の終了目安が16:00の場合、会場を完全に出られるのは16:10〜16:20頃になることが多いです。

そこから駅まで徒歩10〜20分かかるとすると、17:00前後まではほぼ英検の時間に取られる計算です。

この場合、部活の開始を17:00ちょうどにするのはかなりリスクが高く、17:30以降にしてもらうか、この日は休む選択の方が安全です。

飛行機や新幹線なら、終了目安時刻から2時間以上あけておくと、多少の遅れにも対応しやすくなります。

英検は年に何回もチャンスがありますが、飛行機や受験そのものを棒に振るリスクは取り返しがつきません。時間に関しては「余裕を取りすぎたかな?」くらいがちょうど良いと考えてください。

保護者のお迎えと送迎のコツ

小学生や中学生が初めて英検を受けるとき、保護者の方がいちばん気にするのが「何時に迎えに行けばいいか」だと思います。

送迎のポイントは次のように整理できます。

  • 行きは「入場開始時刻に間に合う電車」ではなく、「着席時間の20〜30分前に会場に着く便」を選ぶ
  • 帰りは「終了目安+15〜20分」を目安に会場近くで待つ(教室付近での待機は不可の場合が多い)
  • 会場に着いたら、子どもと「試験後の待ち合わせ場所」を必ず決めておく

英検協会は、会場周辺の混雑や安全のために、「自家用車での送迎はしないでください」「会場内での待機は控えてください」と案内しています。

そのため、近くのカフェや公共施設、公園などで時間をつぶしながら待つケースが多くなります。

試験開始までは保護者が教室に入り、解答用紙の記入を手伝える級もありますが、試験中は教室の外で待つ必要があります。

終了時間は前後するので、「早く終わるかもしれないから、少し早めに戻っておこう」と考えるよりも、「終了目安+20分くらいのタイミングで待ち合わせ場所に着く」くらいの気持ちでいる方が、保護者自身の負担も軽くなります。

よくある時間まわりの質問

最後に、英検の時間についてよくある質問と、その答えを簡単にまとめます。

Q. 解答が早く終わったら途中退出できますか?

A. 英検では、原則として途中退出はできません。最後まで着席し、全員の解答用紙が回収・点検されてから退室となります。

Q. 終わり次第すぐに迎えに行くように言っても大丈夫ですか?

A. 試験終了後も教室から一斉に出てくるわけではなく、順番に退室することがあります。会場によっては、保護者が建物内で待つことを禁止している場合もあるので、「終了目安+少し余裕」で待ち合わせる方が安全です。

Q. 二次試験の受付時間を自分の都合で変更できますか?

A. できません。二次受験票に書かれた集合時刻・会場がすべてで、受験者側からの変更希望は受け付けられていません。どうしても難しい場合は、その回の受験自体を見送る選択になります。

Q. S-CBTはどの時間帯を選ぶのが良いですか?

A. 朝が得意なら午前枠、学校のあとに受けたいなら午後枠や夜枠など、自分の集中しやすい時間帯を選ぶのが基本です。ただし、夜枠は終了が21時台になることもあるので、帰宅時間と公共交通機関の最終時刻も必ず確認してください。

Q. 受験票を忘れた場合、どれくらい時間がかかりますか?

A. 会場で不備対応票の記入や本人確認に時間がかかり、場合によっては着席がギリギリになることもあります。最悪は受験できないこともあるため、時間の問題だけでなく、前日までに必ず準備を終えておくことが重要です。


「終了時間は前後する」「途中退出はできない」という前提で、後ろの予定には最低でも1時間の余裕を持たせておきましょう。送迎も「少し遅れても大丈夫」な待ち合わせ方が安心です。

まとめ

英検の試験時間は、「何分テストを受けるか」よりも、「いつ会場に入り、いつ出られるか」をイメージすることが大切です。

最後に、この記事のポイントをもう一度まとめます。

  • 一次試験の会場拘束時間は、級によりおよそ2〜4時間で、解答時間+説明・点検・入退室の時間が含まれる
  • 国内本会場の標準タイムテーブルは、午前と午後で級が分かれ、入場開始〜着席〜開始〜終了目安が公式に決まっている
  • 準会場はF日程のみ全国一律で、それ以外は学校・塾ごとに時間を設定するため、最終確認は団体の英検担当に行う
  • 二次試験の面接時間は5〜10分と短いが、受付〜退室までの会場拘束時間は約60分前後を見込む必要がある
  • 海外本会場は時間割は日本とほぼ同じだが、受験票メールの印刷必須や問題冊子回収など、運用面の違いに注意が必要
  • 英検S-CBTは午前・昼・午後・夜の枠があり、集合から終了まで約3時間前後で4技能を1日で受験する
  • 2025年度の級構成変更により時間割も一部変わっているため、古い情報ではなく公式サイトと受験票で最終確認することが重要
  • 終了時間はあくまで「目安」で、5〜15分ほど前後することがあるため、後ろの予定には最低1時間以上のバッファを取る
  • 受験票・本人確認書類・写真の不備は当日の時間ロスや受験不可リスクにつながるので、前日までにチェックリストで確認する
  • 保護者の送迎は、入場開始に合わせて行きすぎないことと、終了目安+15〜20分後を目安に会場近くで待ち合わせることがコツ

英検は年に数回チャンスがあり、方式も本会場・準会場・S-CBT・海外本会場と選択肢が増えています。

自分の生活リズムや移動手段と照らし合わせて、「無理なく安全に受けられる時間帯と方式」を選び、当日は時間に追われることなく、試験に集中できるように準備していきましょう。

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