この記事では、「英単語 アプリ おすすめ」で検索している方に向けて、目的別に本当に使いやすい英単語アプリを整理して紹介します。
受験・英検・TOEIC・日常会話・ビジネス・子ども向けなど、目的ごとのおすすめだけでなく、「忘れにくい覚え方」「紙の単語帳との使い分け」「料金と課金の注意点」までまとめて解説します。
どのアプリが一番良いかではなく、自分の目的と学習スタイルに合う1〜2個を選ぶことが大切です。
- 英単語アプリと紙の単語帳の違いと役割分担がわかる
- 目的別(受験・資格・会話・子ども)のおすすめアプリがわかる
- 忘れにくくするSRSや復習の仕組みと使い方がわかる
- 無料/有料アプリの選び方と課金の注意点がわかる
英単語アプリの選び方と結論
最初の章では、「そもそも英単語アプリは何をしてくれるのか」「紙の単語帳とどう違うのか」を整理しながら、この記事としての結論を先にまとめます。
ここを読めば、「自分はどのタイプのアプリを選べばいいか」がざっくり見えるようになります。
英単語アプリの役割と利点
結論から言うと、英単語アプリの役割は「いつでもどこでも効率よく復習させてくれる道具」です。
特に強いのは次の3点です。
紙の単語帳と違い、アプリは「復習のタイミング」「苦手単語の管理」を自動でやってくれます。
たとえば、忘却曲線という考え方があります。
人は新しいことを覚えても、1日・3日・1週間と時間がたつほど忘れやすくなります。
SRS(Spaced Repetition System)を持つアプリは、この「忘れかけたタイミング」で同じ単語を出し、記憶を強くしてくれます。
代表的なのは「TANZAM」「究極英単語」「つながる英単語」などです。
また、音声つきのアプリなら、単語の暗記と同時に発音やリスニングも鍛えられます。
これは紙の単語帳ではまねしにくい部分です。
文部科学省も、ICTを使った反復学習は自宅学習の効率化に有効とまとめています(参考:文部科学省公式サイト)。
紙の単語帳との違い整理
紙とアプリはどちらが上、というより「得意分野が違う」と考えた方がわかりやすいです。
ざっくり整理すると次のようになります。
| 項目 | 英単語アプリ | 紙の単語帳 |
|---|---|---|
| 持ち運び | スマホ1台で完結 | 本の分だけかさばる |
| 復習管理 | 自動で出題タイミングを調整 | 自分で日付やチェックを管理 |
| 音声 | ネイティブ音声をワンタップ再生 | 別のCDや音声アプリが必要 |
| 集中しやすさ | 通知や他アプリに流れやすい | 目の前の本だけに集中しやすい |
| 書いて覚える | 基本タップ中心で手を動かさない | 自分で書き込みしながら覚えやすい |
たとえば自宅では机に向かい、紙の単語帳に書き込みながらじっくり理解する。
通学・通勤中や待ち時間はアプリでテスト形式の復習をする。
このように役割を分けると、お互いの弱点をうまく補えます。
※スマホ学習では、SNS通知・ゲーム・動画などに流れない工夫がとても大事です。後半の章で対策も紹介します。
目的別アプリ選びの結論
多くの人が迷うポイントは「とにかく単語数が多いアプリが良いのか?」という点です。
ここでの結論は明確です。
収録語数の多さより、「自分の目的でよく出る単語だけに集中できるアプリ」を選ぶべきです。
具体的には次のように考えましょう。
そして、できれば「高速反復型」と「文脈重視型」を1つずつ組み合わせるとバランスが良くなります。
例としては「mikan+TANZAM」「mikan+ターゲットの友」「英検英単語+紙のパス単」などです。

英単語アプリの種類と選定基準
ここでは、英単語アプリの主なタイプと、それぞれに向いている人を整理します。
さらに「収録語数より頻出度が大事な理由」と、「定着しやすいアプリに共通する条件」もまとめます。
主なタイプと特徴整理
英単語アプリは、大きく次の5タイプに分けられます。
それぞれ簡単に説明します。
1. 単語帳型(カード型)
mikan、英検英単語、金のフレーズ2、つながる英単語などです。
テンポよく単語→意味を判定する形で、「知っている・知らない」をサクサク仕分けできます。
受験生やTOEIC学習者に多いタイプです。
2. ゲーム・RPG型
英語物語、激戦!英単語、ENGDOM、英単語HAMARUなどが代表です。
RPGバトルや対戦、ランキングなどで、勉強というより「ゲームのついでに覚える」感覚で続けられます。
勉強が苦手な中高生や、続ける自信がない社会人に向きます。
3. 音声・聞き流し型
究極英単語、NHKゴガク、ターゲットの友、最重要英単語(発音版)などです。
単語や例文を自動再生しながら「ながら学習」できるのが強みです。
家事・移動中に耳を英語に慣らしたい人にぴったりです。
4. 自作単語帳型
みんなの英単語帳、すごい英単語帳、Quizlet、Anki、単語帳メーカーなどです。
学校のテキストや自分のノートから、オリジナル単語帳を作れます。
授業・塾・職場の専門用語など、自分専用の語彙を固めたいときに便利です。
5. 総合学習・AIカリキュラム型
レシピー(旧POLYGLOTS)、Duolingo、Lingvist、abceed などです。
単語だけでなく、リーディング・リスニング・文法・発音・スピーキングまでまとめて学べます。
AIがレベル診断をしてくれたり、自動でカリキュラムを組んでくれるものも多いです。
頻出度重視が重要な理由
「10万語収録」「15万語収録」などの数字は一見すごく見えますが、多くの人にとってそこまで必要ありません。
理由は単純で、実際の会話や試験でよく出る単語はかなり限られているからです。
たとえば「つながる英単語」は、Oxford 3000という「日常会話でよく使われる約3,000語」のリストだけに絞っています。
それでも、日常会話ではほとんど困らないレベルです。
試験でも同じで、英検・TOEIC・大学入試には「頻出語」がかなりかたまっています。
このため、アプリ選びでは「収録語数」よりも、次の点を重視しましょう。
たとえばTOEICなら「金のフレーズ2」や「mikan(TOEICコース)」、英検なら「英検英単語」や「TANZAM(英検コース)」のように、「その試験専用」のアプリを選ぶ方が、短期間でスコアにつながりやすいです。
定着しやすいアプリの条件
どのアプリを選ぶにしても、「定着しやすいアプリ」に共通するポイントがあります。
この条件を3つ以上満たすアプリなら、長く使ってもムダになりにくいと考えてOKです。
この「仕組み」があることで、学習者は「今日はどれを復習しよう」「どこまでやったっけ」と悩まず、アプリに沿って進めるだけで良くなります。
国立教育政策研究所も、ICTが「個別最適な学習」と「学習履歴の活用」に役立つとしています(参考:国立教育政策研究所)。

目的別おすすめ英単語アプリ
ここからは、実際のアプリ名をあげながら「目的別のおすすめ」を紹介します。
すべてインストールする必要はありません。
自分の目的に合うものを、まず1〜2個だけ選んで試してみてください。
受験英語と資格試験向け
受験や資格試験では、出る単語がかなり決まっています。
そのため、「試験別」「参考書準拠」のアプリを選ぶのが一番効率的です。
mikan(中学〜大学受験・英検・TOEICなど)
・特徴:1分で10単語こなせる高速反復型。ターゲット・鉄壁・金のフレーズなど、200冊以上の有名単語帳をカバー。
・向く人:通学中などのスキマ時間にガンガン回したい受験生・社会人。
・弱点:例文がない教材も多く、文脈重視の人は別教材の併用が必要。
英検英単語(英検5級〜2級)
・特徴:全問題・全機能が無料で、級ごとの頻出語を5,000問以上収録。
・向く人:英検を受ける小中高生で、まずはお金をかけずに始めたい人。
ターゲットの友(中高生・大学受験・TOEIC)
・特徴:人気単語帳「英単語ターゲット」シリーズの公式アプリ。
・向く人:紙のターゲットをすでに使っていて、アプリでテスト・音声練習をしたい人。
金のフレーズ2(TOEIC特化)
・特徴:ベストセラー「金のフレーズ」アプリ版。TOEIC頻出フレーズを厳選収録。
・向く人:TOEIC600〜800点台を狙う社会人。フレーズで覚えたい人。
これらのアプリは、紙の単語帳とセットで使うととても強力です。
「家で紙でインプット → アプリでテスト」という流れを作ると、短期間でも語彙が一気に増えます。
日常会話ビジネス子ども向け
会話やビジネス、子ども向けでは、「難しい単語より、よく使う単語を楽しく覚えられるか」が重要です。
つながる英単語(日常会話全般)
・特徴:Oxford 3000に基づき、日常で本当によく使う3,000語に絞ったアプリ。
・向く人:会話にすぐ使える単語だけを効率よく覚えたい人。
Duolingo(ゲーム感覚で総合学習)
・特徴:リスニング・発音・文法クイズなど、ゲーム感覚で4技能を学べる。
・向く人:英語の「勉強」が苦手で、まず習慣づけから始めたい人。
レシピー(ビジネス・総合学習)
・特徴:ニュース記事・AIカリキュラム・発音矯正など、6技能を1つで学べる。
・向く人:仕事で英語が必要な社会人。TOEIC+実務英語をまとめて伸ばしたい人。
英語物語(子ども〜大人)
・特徴:RPGゲームをしながら5,000語以上を学べる。小学生から大人まで対応。
・向く人:「とにかくゲームじゃないと続かない」という中高生・子ども。
Mempic・TANZAM(イラスト型)
・特徴:単語ごとにイラストや写真がつき、イメージで覚えられる。
・向く人:イメージで覚えるのが得意な子どもや視覚派の学習者。
代表的人気アプリの比較
ここでは、とくに検索されやすい人気アプリをいくつか比較しておきます。
| アプリ名 | 強み | 弱み | おすすめの人 |
|---|---|---|---|
| mikan | 高速反復・試験対応が幅広い・音声つき | 例文なしの教材が多い | 受験生・TOEIC学習者・スキマ時間重視 |
| TANZAM | イラスト+例文+SRSで定着重視 | 無料版だと出題制限あり | 文脈でしっかり覚えたい人 |
| 英検英単語 | 完全無料・級別学習がシンプル | 英検2級まで・機能は最小限 | 初めての英検〜2級までの学習者 |
| Duolingo | ゲーム性・習慣化に強い | 試験対策にはやや弱い | 楽しさ重視・会話入門 |
| ターゲットの友 | 紙のターゲットと相性抜群・音声が豊富 | 書籍なしだと力を発揮しにくい | ターゲット愛用の受験生 |
| レシピー | AIカリキュラム・ニュース記事・発音矯正 | フル機能は有料・情報量が多め | ビジネス英語も伸ばしたい社会人 |
迷った場合は、次のセットから選ぶと失敗しにくいです。

効果的な使い方と注意点
最後に、どのアプリを選んでも共通する「使い方のコツ」と「注意点」をまとめます。
ここを押さえておくと、同じアプリでも覚えやすさが大きく変わります。
SRS活用と学習フロー
忘れにくくするには、「復習のタイミング」を意識した学習フローが大事です。
おすすめは、次のような1日の流れです。
SRS機能つきのアプリなら、「復習すべき単語」を自動で出してくれます。
学習者は「アプリが出してくれたものを、その日に必ずこなす」だけでOKです。
また、1回の学習時間を短く区切ることも大切です。
たとえば「1セット30語」「1回3分」などです。
3分×5回なら15分ですが、集中力が切れにくく、毎日続けやすくなります。
※最初から完璧に覚えようとしないこともポイントです。「7割わかればOK」でどんどん先に進み、SRSに任せて何度も出会うようにしましょう。
紙とアプリの併用法
紙とアプリは、役割をはっきり分けると力を発揮します。
おすすめは次のパターンです。
具体的には、次のようなイメージです。
・自宅:紙の単語帳や教科書で、新しい単語の意味・用法・派生語を理解する。
・同じ日に、アプリ(mikan・ターゲットの友など)で「テスト形式」で確認する。
・翌日以降:アプリのSRS復習に任せる。
みんなの英単語帳やすごい英単語帳のような自作型アプリなら、教科書の単語だけを登録して、「自分専用の定期テスト対策アプリ」にすることもできます。
紙とアプリの得意分野を整理すると、次のようになります。
この分担を意識するだけで、同じ勉強時間でも定着度がかなり変わります。
料金比較と注意点Q&A
最後に、料金と課金まわりのポイントをQ&A形式でまとめます。
Q1. 無料と有料、どこまで違う?
A. 多くのアプリは「基本の単語学習」は無料で十分使えます。
有料にすると、次のような機能が増えることが多いです。
Q2. サブスクと買い切り、どっちが得?
A. 目安として、次のように考えると良いです。
たとえば金のフレーズ2やターゲットの友の有料版は買い切りで、長く使うほどお得になります。
Q3. 自動更新でのトラブルは?
A. mikanなど多くのサブスクアプリは、「更新日の24時間以上前」に解約手続きがないと自動更新されます。
解約はアプリ内ではなく、iPhoneならApple IDのサブスクリプション設定から行う必要があります。
※無料トライアル中に課金プランへ切り替えると、その時点で無料期間が消えるケースがあるので、条件をよく確認しましょう。
Q4. スマホの誘惑が心配です…
A. 次のような工夫でかなり軽減できます。
完璧を目指すのではなく、「毎日アプリを開く」ことから始めると習慣にしやすいです。

総括
最後に、この記事の要点をまとめます。
